気になる親子

昨晩は長女の「合唱～午前の部～」用のレッスンバッグを作るべく夜更かし（完成品は右・モチーフは赤ずきんちゃん）。そして、左の袋（未完成）は次女の描いた絵を麻布に刺繍してみました～。長女の絵の「こまきゃ～（細かい）描写」も好きだけど、次女の描く「ほっこり優しい」絵も大好きなんだ。

今日は午後、豊田市美術館に「内なるこども展」を観に行きました。グロテスクな作品もあると聞いていたし、ほんとは子ナシでゆっくり観たかったんだけど、実現せぬままタイムリミットが刻々と迫っているので、次女連れで思いきって行くことにしやした。でも案の定、子連れじゃゆっくり観れなかった。次女が歩くとカラ～ンコロ～ンと音がする（しまった！下駄履かせて来ちゃったよ）のでおんぶで観るハメになったし、死体の作品（作者は「死体」のつもりじゃないらしいが）や、子どもの首だけの作品、天井から吊るされている作品は次女に見せないように足早に通り過ぎた（「あれなぁに？」と聞かれて「ねんねしてるんだねー」と苦しい説明）。

さて、私ね、最近憤ってることがあるの。合唱に来てる子の親で、いつも２時間ロビーで待ってる人がいるんだけど、その母親、ず～～～～～～っとゲームしてんの。もちろん付き添いの幼児にも１台持たせ、何か喋りかけられようものなら「うるさい」と一蹴。
今日はその親子ににじりよって、わざわざ大きな声で次女に読み聞かせなぞしてみた（ちょっと嫌味）。今日も母はひたすら画面とにらめっこ。ゲームを持っているとて２時間もじっとしていられない息子は時折ゴソゴソし始めるのだが「じっとしてなさい」と叱られ、「折り紙教えて～」と母に話し掛けたら「自分でやりなさい！あんたはそうやっていつも誰かに頼ろうとする。それじゃ、いつまでたっても上達するわけないでしょ！」とピシャリと叩かれていた。え～～～ん、可哀想で見てられないよ。
「絵本読むからこっち来る？」って何度声をかけようと思ったことか。でも明らかにそれって嫌味だよな～とか、更に怒られることになったら可哀想だよな～と思ったら、何もできなかった（泣）。これも立派な虐待ではないかしらん？
合唱の休憩時間（唯一、友達を作れる貴重な時間なのに！）にゲームをしていて誰とも話してない子もいるみたいだし、休憩時間（pm５時）にスナック菓子大袋を広げている子も少なくない。合唱団に入れる親は「ひと味違うかも」な～んて期待してただけに「なんだかなぁ」と思うことが多々あるのでした。