バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

「思春期」ネタ。

2013-07-28 00:45:53 | まのび放送局

わたしが「長女(中3)大変なのー」と話すと「けーちんみたいな子育てしてても、子どもが大変になるんだね」って驚いてくださる方も多々あるのだけど、子どもの意志を大切にしてるからこそ、反抗期がきちんとくるんだと私は思ってる。

親が子をコントロール・支配したり、考える隙を与えなかったり、完全にレールに敷くことができたら、それはそれはやりやすいと思う。

また、子どもの求めるものを(物欲のままに)簡単に与えていれば、もめることもぐっと減る。

うちは、想像力を大切にする子育てを心がけてきたから、キャラクターはなるべく排除してたし、キャラクターショー、テーマパーク、ディズニーランドなどにも連れていかなかった。
テレビもあんまり見せてなかったし、たまごっちも、ゲームも買わなかった。
(私、プリキュアのことを、ペディキュアだとまぢで勘違いしてたし、「なんでだろーなんでだろーななななんでだろー♪」が流行ってた時も、紅白で本物を見るまで長女のオリジナルだと思ってた)

その、他の子たちが持ってて、我が子が持ってない「凹」を埋めるように、週末は野山に連れて行き、毎晩絵本を読み語り、一緒にお芝居を見に行った。
たくさんの人に出会って欲しいから「みんなお母さん、みんな子ども」という環境で、大勢で子育てしてきた。
プレーパーク作りに関わったのは、「凹」を埋めたかったというのも理由のひとつ。

「親に口答えすんな」と抑圧したり、バチンと叩いて言うことをきかせたとしても、必ずいつかしっぺ返しがくるか、暴力はより弱い者へと連鎖するだけで、何も解決しない。

「◯◯しなさい」と言いたいところも「◯◯してくれたら嬉しい」に変換してお願いするようにしてる。
心に響かないと意味がないし、娘たちが人に命令する子に育って欲しくないから。

こんな私を、甘っちょろいと思う人もいるだろうな。
もっとドカンと叱ればいいのにと。

でもね、長女も大変だと思うんだ。
よその家を知れば知るほど、我が家が世間とかけ離れてることに気づくはず。

よその家に当たり前にあるものが、我が家にはない。
生まれた時から、石けんシャンプー(シリコン入ってないからサラサラじゃない)。
歯磨きも泡立たない「石けん歯磨き」。
合成洗剤は使わず「洗濯石けん」だから、蛍光剤も柔軟剤も入ってない(=まっ白にならない、フワリとない)。
蚊除けと言えば、除虫菊の茶色の蚊取りしかない。
毎日の食事だって、野菜が多すぎる。
外食も滅多にしない。

しかも、母親の言うことは正論だったりするから、ギャフンと言わせるのも一苦労。

思春期が「親を乗り越える作業」ならば、長女はきっと大変なのです。
そして、その「苦悩の思春期」を、(バトルしつつも)母は一緒に乗り越えていくのですな。

正論が通じない(どころか、うっとおしがられる)今は、「きっといつかかえって来てくれる」と信じるしかないのだった。


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