バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

学校教育について考える

2011-01-12 23:37:18 | 子育て親育ち
今日は授業参観でした。

まだまだ可愛い3年生。

でも、その可愛さから想像もできない、ショッキングな出来事が起きているのも事実。
それは年々陰湿になっていく(犯人が分からない)。

簡単に「死ね」と発する子どもたち。
その原因の一つに、ゲームがあるのではないかと思う。
相手を殺すと点数がアップするから、子どもはゲームをやりながら、無意識に「死ね」を連呼する。

以前、長女が従兄弟にDSを1週間借りたことがある。
たかが「スーパーマリオ」ごときで「死ね、死ね」「やった~死んだ!」と言っていた娘の姿を見守ることができなくて「もうやめて欲しい」とお願いしたの。

今は「生」と「死」の瞬間を目の当たりにすることがない。
大事な人の死に直面したことがない子の方が多いと思う。
じゃなきゃ、安易に「死ね」だなんて言えないよね。

お次は6年生。

卒業で歌う曲の歌詞について、感じたことを発表しよう!というもの。
大人顔負けの意見を言う子どもたち。
「悲しみを乗り越えて、新たな自分へチャレンジしていきたい」
とか
「今までの自分よりもステップアップして、羽ばたきたい」
とか(正確じゃないけど、そんな感じ)。
そんなイケてる感想を言う子のことを、先生は感激してた。

だけどちょっと待てよ、と思った。
それって子どもの本心だろうか?
「なんて発言すれば、大人ウケするか」
「何を言えば、先生が拾い上げてくれるか」

って考えて言ってるとしか思えない。
(って、帰って来た長女に尋ねたら「そうだよ」って言ってた。笑)

だって、学校に劇団が来て、感想書かされて
「つまんなかった」なんて言った日にゃ~「劇団さんに失礼でしょ、書き直し」って展開になってもおかしくない。
(そういう意味では、「どんな感想を持っても受け入れてもらえる」おやこ劇場って貴重な場所なんだよなぁ)

学校教育が全て悪いと思わないけど(良い先生もいっぱいいるし)、学校って、頭でっかちの子や、うまく社会をすり抜けていけれる人間を作ってるように感じちゃうなぁ…。

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