バンビの独り言

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「グリーンママン」の記事(10/29朝日新聞に掲載)

2012-11-25 11:48:05 | グリーンママン
‎10/29日(月)の朝日新聞の朝刊に掲載された、グリーンママンの記事。

私は月に1度の「朝市」と「テルミー勉強会」が重なっちゃって、ぜんぜん参加できてない幽霊部員だけど、他の3人のメンバーがずっと継続してくれとります。
感謝♡

………………

(以下、記事より)

「安心できる食 求めて」 

豊田寺部町「グリーンママン」の朝市(母たち支持・出会いの場に)

畳の広間に長テーブル。
その上に無農薬の野菜、国産大豆で作った豆腐、天然酵母のパンなどが並んだ。
幼い子を連れた母親たちが、生産者と言葉を交わしながら、にぎやかに品定めをしていた。
 
豊田市の中心部に近い守綱寺(同市寺部町)て月一回ある朝市を今月、訪ねた。
近くの住宅地に暮らす母親4人のグループ「グリーンママン」が原則第4火曜日の午前10時から正午に、寺で開いて約4年半。
安全な食の生産者と消費者を結んできた。
 
手作り豆腐の山内健次さんは瀬戸から来た。
原料の大豆の値は普通の国産大豆の3倍し、量産もできず、一丁200円ほどするが、行列ができた。
「同じ親として、こんな母親たちのグループが各地にできて大きな輪になればすばらしいと思う」
 
パンや焼き菓子を売る村田牧子さんは、豊田市内の旧稲武町の山あいから来る。
アレルギーのある子が多く、母親たちの顔を思い浮かべながら、卵や乳製品を使わない商品の種類を増やしました」
 
朝市に通う母親は「娘が食べられるおやつを買える店が近くにないので助かる」と話した。
 
「グリーンママン」のメンバーは6年前、環境活動家の講演を聞き、「子どもの安心・安全な暮らしのために、地域で消費者にできることがある」と気づいたと言う。

無農薬・無科学肥料で野菜を生産している豊田市の若手農家、松本直之さんに声をかけ、一年後にはメンバーのガレージで販売を始めた。

9ヵ月後、守綱寺から広間と駐車場を無償で貸してもらい、同じ曜日にある寺の絵本の読み聞かせも、楽しめるようになった。
自分達で情報を集め、生産者に声をかけ、子育て仲間のメーリングリストで消費者にも開催を知らせた。

無農薬の野菜は草取りの手間がかかり、割高にならざるお得ない。
初めは売れず、客も少なかった。
何度もやめようと思ったが、「消費者との出会いが楽しみ」という松本さんらの声に支えられてきた。
 
3年が過ぎたころには固定客も増え、生産者のネットワークともつながり始めた。
今では商品も手作りの衣服などが加わり、出店者は20名ほど。
地産地消を心がけ、8割が豊田市内からだ。
商品の種類を調整し、毎回6,7店に来てもらっている。
 
メンバーの宇角佳笑さんは「生産者を応援しようと始めたけど、安心なものはおいしくて体も喜ぶ。欲しいものを求めたら、生産者とつながった」と自然体だ。

(以下、略)

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