お産・その２「命の繋がり・女の幸せは永遠に続く」

友達のお産に関わらせてもらって３日目。
長く辛いお産だけど、医療介入せずにみんなでがんばっている。

娘に寄り添う母、妻にずっと寄り添い、妻の要望を１００％受け入れる夫の姿を見ながら、そして、私も友達の身体をさすりながら、考えていることがある。

私には２人の娘がいるから、子どもが出産を終えて子育てが一段落するまでは健康でいたいなと思った。

お産の時は力になりたい。
産後はしっかり休養させてあげたい。
２子、３子を産むときは、娘と赤ちゃんの世話に加えて、孫の子守りも加わる。
きっと上の子はやんちゃ盛りだろうから体力もいるぞ。
幼稚園の送迎も必要になるのかもしれない。

でも、何らかの理由で、私が側にいられないかもしれない。
そのときに、配偶者の家族や、仲間や友人が協力したくなるような「愛される人」になってもらわなくては。

長女は（イラストレーターの夢から一転）「小児病棟の看護師になりたい」と言い出した。

次女は「子どもを５人産んで、孤児院から５人引き取って育てたい」と言ってる。

こりゃ、ばーばの出番が多いのではないか。

自分の子育てを終えたら、次は孫の世話が待ってる。
つまらないことでくよくよ悩んでる暇はないのかもしれない。
女の幸せは永遠に続くのだ。

………

朝帰りで倒れるように眠っていたわたしに、毛布をかけ目覚ましをセットし「行ってくるね！ママ」と頭をなでて学校に出かけて行った次女の優しさに、涙がこぼれた朝でした。

この子たちのためにもいつまでも元気でいないと。