バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

皮むき間伐ツアー報告「2日目~間伐編1~」

2010-04-20 17:47:18 | 遊び/旅行/キャンプ/ツアー
………転載大歓迎………

さて、2日目の朝。
奈良さんが「わー!ちょっとちょっと!」と叫んでいるので、外に出てみると
じゃじゃ~~~~ん。

こんなに美しい富士山見たの、初めてかも。

昨晩は真っ暗だったから見えなかったけど、こんなに素敵なロケーションだったんだ。


遠くではじけてる人がいる。

あ、トイレの100ワットさん(さいかい産業古川さん)だ!
確か彼はam3:30まで起きてたはず。


奥から、足温ネット代表の奈良さん、アミタの熊野さん、アンビエックス(天然住宅グループ)の清水さん。

こちらは新潟チームご一行さま。

新潟のヒゲ職人さんとも仲良くなったし、マイミクのかなこちゃんにも会えた
新潟チーム、みんな明るくて行動力あって素晴らしい

おや?たけのこを頭に乗せてる人がいると思ったら…

もちろん、さいかい産業の古川さん(もう一度書くけど、彼は寝不足)。

さわやかな笑顔なのは、昭和初期の香りがするアンビエックスの布施さん。
奥は有吉住宅のふみくん♪


布施さん、富士山を仰ぎながらさわやかに歯磨きしてます。

(あいみちゃんに散々隠し撮りされる男です)

さて、朝食と支度を終えて、現場へ♪

森で説明してくれるのは、我らがヒーロー「森の蘇り代表 大西さん」


みなさん、大西さんを囲んで真剣に話を聴いています。


こちらが皮むき間伐して2年経った木。
森の中でゆっくり乾燥♪
中から葉っぱを通して水分が蒸発された状態がこれです。

普通の木材は、木の30%くらいしか使えないけれど、皮が剥いてあることで虫が入らず表面がキレイなので100%使えるそう。

私たちは、傷んでいたり節がある木材は「悪い木」と思ってしまう。
それが森と街をかけ離してしまっているんだね。
私たちは木の性質をきちんと理解して、反ったりひび割れができるものも受け入れていかなければならない。
これは、曲がったキュウリを受け入れない結果、薬に頼らないといけなかったり、手間がかかったりすることと同じ。
この皮むき間伐の木材を使えば、10分の1の価格で木製建具が作れるのだそうです。

また、「巻き枯らしの木材は倒れるから危ない」と言う人もいるけれど、その人は木のことを知らない人。
間伐してみたけど、そんなに素直に倒れるものじゃないんだよね。
しかも、この山には最近、鹿も戻って来たそうです

体験に入る前に、大西さんが1本切ってみます。
普通はのこぎりで十分切れるけれど、時間短縮のためにチェンソーで。


切った面をチェックする相根さん。

「乾いてるね~」
叩くと乾燥した木の音がする。
乾燥した木の香りがする。

優さん、倒した木を持ち上げてみます。

「軽い!水分率30%より低いんじゃないの?」

マッチョ人じゃなくても持ち上げられるほど軽い。
女の人にも十分運べます。
奈良さん。


あいみちゃん。


相根さん、優さん、栗駒木材の白鳥さんの3人で、木材の利用法について意見を交わしてます。

こういうシーンを見ると、今後この木材がどう天然住宅に生かされていくんだろう…ってワクワクします。
社会が変わるきっかけになるであろうこのイベントに、私が参加できていることが嬉しい

さて、実際に間伐してみましょう♪
まず、のこぎりを水平に入れます。

次に45度以上の角度になるように、斜めに切ります。

反対方向から切っていきます(5ミリくらい残す)。


他の木に引っかかって倒れなかったので、ロープを使って倒します。


間伐の木でもきちんと利用するため、寸法を測ってのこぎりで切ります。
木が乾いているのでチェンソーを使わなくても簡単に切れるよ。


「巻き枯らし」の場合や、皮が上まで剥けない場合は、皮がついているところから虫が入ってしまう(虫の住処だね)ので、皮をめくってみるとこんな状態になってます。

これじゃ100%使うわけにはいかないね。

さぁ!この木をきちんと使うためには、キレイにしていきましょう。
水で濡らしてたわしでこすります。


簡単にキレイになるのだ♪


続く。

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