今日は、中学校PTA主催の環境講演会に行って参りましたー!!
参加者は100名ほど。
区長さんがたくさんとか、中学校の教頭先生とかも聴きにいらしてました。
緊張したべ
本日、主に私が話したこと3つ。
…………………………………
「紙オムツと布オムツはどちらがエコか」
◯コスト面
紙オムツ:布オムツ(全てのものを買った場合で)=2.4 : 1
(※もらいもの、風呂の残り湯使い回しetc…で更にコストダウン)
◯処理の面の環境負荷は
紙オムツ:布オムツ=11 : 1
◯家庭に占める電化製品のエネルギーの割合は、洗濯機はなんと全体の1%。
「電気代がかかるから、布オムツはエコではない」というのはおかしい。
◯紙オムツの原料は、ほとんどが石油から作られている
(パルプを精製する時や、高分子吸収体を作るために、水や電気を大量に消費)
→IEAは、ピークオイルは2008年1月に来たと発表した。石油に頼らない暮らしにシフトしていかなくちゃ。
◯ドイツでは「紙オムツが最大のゴミ問題」として布オムツを使う家庭に補助金を出す自治区もある。
日本も「頑張った人が得をする」しくみができるといいね。
…………………………………
「プルトップ集めの変」
以前のプルトップは缶から外れるタイプのものだったので、家畜や野生動物がそれを食べて死んだり、人が砂浜で踏むと怪我をする、ということで、環境&美化活動の一環として始まったのが、プルトップ拾い。
でも、時が経ち、環境のことを考えて、缶から外れない工夫をしたのに、それを「わざわざちぎる」ことに意味があるのか!?
そのまま普通にリサイクルできるものを、無駄な輸送費、資源を費やして、効率の悪い換金をしている。
(ちなみに「アルミ缶リサイクル協会」のHPには、「タブは缶からはずさないで」と書かれてます)
車椅子交換に必要なプルトップ600キロ(120万個、ドラム缶6~7本分だそうです)を、(例えば)九州から北海道のボランティア団体に輸送して、1台2万円ほどの車椅子に換金。これ、変じゃない?
もし本当に車椅子が足りなくて困っている施設があるならば、募金を集めた方が早いと思うのだけど。
…………………………………
「ペットボトルのふたを集めてポリオワクチンに替えよう運動の変」
あるサイトに載っていたデータでは、16,000個の蓋で、ポリオワクチン10本寄付できた、とありました。
16,000個の蓋で、たった「100円」の寄附。
全国から、神奈川にある「エコキャップ推進協会」まで送る際に排出されるエネルギーの問題はさておき、なのです。
もし本当にポリオワクチンが必要で、子ども達を助けたいと思うなら、ペットボトル1本あたり、1円の募金をすれば、16,000個で16,000円貯まるわけで、
もし16,000本のペットボトルのうち、1人が1本飲むのを我慢してワクチンのために寄附したら、150円の募金で、15人分のワクチンを買える計算(ゴミもCO2もゼロ、リサイクルにかかるコストもゼロ)。
この運動、アホらしない?
…………………………………
リサイクルをするなら、市内、県内でなら意味もあるでしょうが、それを県外に送るとなると、せっかくの善意も「リサイクルすればするだけ、エネルギーの無駄」になってしまうのね。
PET蓋は、本末転倒の良い例です。
…ってか、どう考えても、おかしい。
去年、教頭先生に「プルトップ集めをやめましょう」と提案し、それが中止になったのは良かったけど、今年度から始まったのが、PET蓋集め。
あちゃーーーでしたわ。
参加者は100名ほど。
区長さんがたくさんとか、中学校の教頭先生とかも聴きにいらしてました。
緊張したべ
本日、主に私が話したこと3つ。
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「紙オムツと布オムツはどちらがエコか」
◯コスト面
紙オムツ:布オムツ(全てのものを買った場合で)=2.4 : 1
(※もらいもの、風呂の残り湯使い回しetc…で更にコストダウン)
◯処理の面の環境負荷は
紙オムツ:布オムツ=11 : 1
◯家庭に占める電化製品のエネルギーの割合は、洗濯機はなんと全体の1%。
「電気代がかかるから、布オムツはエコではない」というのはおかしい。
◯紙オムツの原料は、ほとんどが石油から作られている
(パルプを精製する時や、高分子吸収体を作るために、水や電気を大量に消費)
→IEAは、ピークオイルは2008年1月に来たと発表した。石油に頼らない暮らしにシフトしていかなくちゃ。
◯ドイツでは「紙オムツが最大のゴミ問題」として布オムツを使う家庭に補助金を出す自治区もある。
日本も「頑張った人が得をする」しくみができるといいね。
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「プルトップ集めの変」
以前のプルトップは缶から外れるタイプのものだったので、家畜や野生動物がそれを食べて死んだり、人が砂浜で踏むと怪我をする、ということで、環境&美化活動の一環として始まったのが、プルトップ拾い。
でも、時が経ち、環境のことを考えて、缶から外れない工夫をしたのに、それを「わざわざちぎる」ことに意味があるのか!?
そのまま普通にリサイクルできるものを、無駄な輸送費、資源を費やして、効率の悪い換金をしている。
(ちなみに「アルミ缶リサイクル協会」のHPには、「タブは缶からはずさないで」と書かれてます)
車椅子交換に必要なプルトップ600キロ(120万個、ドラム缶6~7本分だそうです)を、(例えば)九州から北海道のボランティア団体に輸送して、1台2万円ほどの車椅子に換金。これ、変じゃない?
もし本当に車椅子が足りなくて困っている施設があるならば、募金を集めた方が早いと思うのだけど。
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「ペットボトルのふたを集めてポリオワクチンに替えよう運動の変」
あるサイトに載っていたデータでは、16,000個の蓋で、ポリオワクチン10本寄付できた、とありました。
16,000個の蓋で、たった「100円」の寄附。
全国から、神奈川にある「エコキャップ推進協会」まで送る際に排出されるエネルギーの問題はさておき、なのです。
もし本当にポリオワクチンが必要で、子ども達を助けたいと思うなら、ペットボトル1本あたり、1円の募金をすれば、16,000個で16,000円貯まるわけで、
もし16,000本のペットボトルのうち、1人が1本飲むのを我慢してワクチンのために寄附したら、150円の募金で、15人分のワクチンを買える計算(ゴミもCO2もゼロ、リサイクルにかかるコストもゼロ)。
この運動、アホらしない?
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リサイクルをするなら、市内、県内でなら意味もあるでしょうが、それを県外に送るとなると、せっかくの善意も「リサイクルすればするだけ、エネルギーの無駄」になってしまうのね。
PET蓋は、本末転倒の良い例です。
…ってか、どう考えても、おかしい。
去年、教頭先生に「プルトップ集めをやめましょう」と提案し、それが中止になったのは良かったけど、今年度から始まったのが、PET蓋集め。
あちゃーーーでしたわ。