私、いまだに悲しみが癒えておりません。
夜中に目が覚めちゃって眠れなくなったり、今でもRCを聴くと涙が出ちゃいます。
でも、悲しんでても仕方ない。
私にできることは、生前の清志郎が伝えてたメッセージを再現して、多くの方に知ってもらうことだと思う。
…………転載します。転載大歓迎です…………
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/RequiemImawano/1.html
4月24日、東京・代々木公園での野外ライブ。
終わり近く、息を切らせながら観客に呼びかけた。
「みんな、いいか。ロックの基本は愛と平和なんだ。今日はアースデーだ、イェー。一番の環境破壊は戦争だと思う」
やっぱり「今だから言わないといけない」というのもあるんだけど、「言ってどうなる」とも思っているんですよね。
でも、こう、なんて言うのかな。ここでオレが言わないと、ステージなんかではもうだれも言う人がいない。
だから、どうなんでしょう、筑紫哲也さん(キャスター)とかそういうふうな人が言ってもだめでしょうし、ロックコンサートの場で言った方がいいんじゃないかな……と思うんですけど。
ま、お客さんの反応もいろいろで分かんないですけど。
呼びかけは続く。
「みんな、素晴らしい。日本の憲法は戦争をしないんだ、イェー。戦争に加担しないんだ、イェー。愛と平和なんだ、イェー。ジョン・レノンの歌みたいじゃないか、イェー」
今の若い人は、あまり言わないですね。
でも僕も、若いころからこういうことを言いたかったんですけど、なんか若いころって言えないんですよ。言っても説得力がないっていうか。その分を今言っている。
僕らの時代は、政治的なことが結構身近にあったと思うんです。
学生運動だとか、ビートルズだとか、ボブ・ディランだとか。
ビートルズも何か分からないけれどすごい政治的なにおいがしてた。
そんな歌詞はあんまりなかったんですけどね。
そういうことも学んでいかないとちゃんとしたロックじゃない、というきらいがあった。
とりあえず体制に反対するとか、政府に反対するとか(笑い)。
それがロックだった。
でもそういうのが、全くなくなったような気がする。
さらに呼びかける。
「今日はみんなに聞きたいことがあるんだ。みんな、愛し合っているか~~い。イェー。ご機嫌だぜ。……ラブソング、やります」
つづく【聞き手・太田阿利佐】
2005年5月毎日新聞に掲載
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夜中に目が覚めちゃって眠れなくなったり、今でもRCを聴くと涙が出ちゃいます。
でも、悲しんでても仕方ない。
私にできることは、生前の清志郎が伝えてたメッセージを再現して、多くの方に知ってもらうことだと思う。
…………転載します。転載大歓迎です…………
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/RequiemImawano/1.html
4月24日、東京・代々木公園での野外ライブ。
終わり近く、息を切らせながら観客に呼びかけた。
「みんな、いいか。ロックの基本は愛と平和なんだ。今日はアースデーだ、イェー。一番の環境破壊は戦争だと思う」
やっぱり「今だから言わないといけない」というのもあるんだけど、「言ってどうなる」とも思っているんですよね。
でも、こう、なんて言うのかな。ここでオレが言わないと、ステージなんかではもうだれも言う人がいない。
だから、どうなんでしょう、筑紫哲也さん(キャスター)とかそういうふうな人が言ってもだめでしょうし、ロックコンサートの場で言った方がいいんじゃないかな……と思うんですけど。
ま、お客さんの反応もいろいろで分かんないですけど。
呼びかけは続く。
「みんな、素晴らしい。日本の憲法は戦争をしないんだ、イェー。戦争に加担しないんだ、イェー。愛と平和なんだ、イェー。ジョン・レノンの歌みたいじゃないか、イェー」
今の若い人は、あまり言わないですね。
でも僕も、若いころからこういうことを言いたかったんですけど、なんか若いころって言えないんですよ。言っても説得力がないっていうか。その分を今言っている。
僕らの時代は、政治的なことが結構身近にあったと思うんです。
学生運動だとか、ビートルズだとか、ボブ・ディランだとか。
ビートルズも何か分からないけれどすごい政治的なにおいがしてた。
そんな歌詞はあんまりなかったんですけどね。
そういうことも学んでいかないとちゃんとしたロックじゃない、というきらいがあった。
とりあえず体制に反対するとか、政府に反対するとか(笑い)。
それがロックだった。
でもそういうのが、全くなくなったような気がする。
さらに呼びかける。
「今日はみんなに聞きたいことがあるんだ。みんな、愛し合っているか~~い。イェー。ご機嫌だぜ。……ラブソング、やります」
つづく【聞き手・太田阿利佐】
2005年5月毎日新聞に掲載
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