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うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

カイジ2 人生奪回ゲーム

2011-11-14 22:49:19 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



…正直な話「カイジ」という作品を観る度、「普通が一番。」と思ったり、「普通に働くのがアホらしくなるなぁ。(一発で大金手に入れて)」と、なんとも複雑な思いになるのです。
まぁ、その代わりに彼らは命懸けなんだけども。
という訳で、「沼をやってくれたらいいなぁ。」と思ってたら、ほんとにやってくれた「カイジ2 人生奪回ゲーム」です。

観終わった感想を一言で言うと「面白いっ」です。
前作よりも面白いかも??
前回はカイジ個人のバトルだったけど、今回はチームバトルなんですね。
しかも、前回の敵である利根川が味方になったり。
今回のカイジは、なんか賢くなったように感じました。
というより、鋭くなったのかな??
冒頭でのチンチロで「あ~あ、やっぱ負け組かよ。」と思ったら、実は大槻のイカサマ暴くための芝居だったり、利根川に言われた「勇気・度胸・覚悟」をちゃんと覚えてたり。
「沼」攻略の際もね。カイジの閃きはすごかったなぁと。

今回のメインイベント「沼」攻略。
一玉四千円のパチンコ。
実写で観ると、なかなかの迫力とイライラっぷりでした。あの3段クルーンのいやらしいことったら。
それに、「これで攻略できるか。」→「やっぱダメだった~。」→「今度こそ攻略か。」→「それでもダメだった~。」が、一体何回繰り返された事か。
故に攻略時の興奮はなかなかの物。
まさに「手に汗握る!」って感じで。
俳優陣の熱い演技もなかなか~。

このエピソードは原作でも読んでたハズなんだけど、断片的にしか覚えて無くて、かなり新鮮に観れました。
利根川が出てることに疑問感じなかったくらい。
実際のトコ、利根川が出てるのも、石田のおっちゃんの娘が出てるのも、映画オリジナルなんですね。
でも、利根川の存在は良かったな~。演じる香川照之が、また抜群で。
敵なんだけど味方。
味方なんだけど敵。
という感じが凄く出てて良かったです。
あと、カイジとの掛け合いが面白くて。
お互い手の内を知ってるだけに、常に腹の探り合い。
でもお互いを認めてるところもあって、なんとも複雑な関係でしたねぇ。
最後のEカードでの再対決は吹き出したよ。
そばすすってる姿も。

今回もカイジは、一瞬だけ大金手に入れて、すぐにスッテンテンになります。
もぉ、これは笑うしかないな~。
でも本人は大金手にすることには執着あまり無いみたいで。そこは潔いなぁと。
もともと地下の仲間と山分けするつもりだったみたいだし。


前回でもそうだったけど、今回もテーマは「諦めるな。」だったと思います。
どんだけ壁にぶち当たっても、考えて考えて乗り越えろと。
今のご時世に対するメッセージでもあるんだろうねぇ。

…と、頭では理解するんだけど~
妨害されて玉無くなる度に1000万注ぎ込むんだからなぁ…

はやぶさ/HAYABUSA

2011-10-11 20:56:28 | 映画


小惑星探査機はやぶさの快挙は、映画にはもってこいの題材だと誰もが考えたのではないでしょうか?
だからと言って、まさか3作品も作られるとは思わなかったですが…。(実際には8作品も企画があったらしい)
ことらは勝手に「竹内結子版」「渡辺謙版」「藤原竜也版」と呼んでます。
で、事前に入ってくる情報では、どうやら「竹内結子版」が一番素直に作っていそうな印象。
真っ先に封切られたということもあり、観てきました「はやぶさ/HAYABUSA」。
…残りの2作も観るかどうかは、まだ決めてませぬが…。

ストーリーは、MUSES-C計画が承認され、急ピッチで探査機を製作しているところから始まり、2010年6月13日にはやぶさが地球に帰還するところまでを描いています。
ストーリーそのものは、それこそあらゆる媒体で語られた、まぁ、皆さんご存じのお話。
その「はやぶさ」の物語をどうやって「映画」にしているか?ってところがポイントかと思います。
だってねぇ、単なるドキュメンタリーならNHKでやればいいし、「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」なんて作品もあるしねぇ。
で、この作品を「映画」にしたのが、竹内結子演じる水沢恵だったかと思います。
彼女は、とあることから宇宙研のお手伝いをすることになった、学者を目指すアルバイト。
この作品の主要人物の中では唯一、モデルの居ないキャラクターということなんだけど、何人かの女性スタッフをミックスして造られたキャラということだから、そういう意味ではやはりモデルが居るのかも??
ある意味、この作品は恵の成長物語です。エンディング観るとホントそう思う。
でも、主役はあくまで「はやぶさ」であり、こちらは事実に基づく話であり、事実と創作をうまくマッチングさせたな~というのが、正直な感想。

この恵というキャラが独特で…こんな竹内結子見たこと無いな~と思いましたね。
いや、ホント良かったですよ。器用な女優さんやわ。専門用語にかなり苦労したらしいけど。
だいぶ笑わせてもらいました。

…まぁ、人によっては「竹内結子要らない。」って思うかもしれませんねぇ。
純粋に「はやぶさ」の物語が観たいという人には鼻につくかもしれません。
でも、作品自体が「完全コピー」目指していることもあり、これで竹内結子居なかったら、ホントにドキュメンタリーですよ。
佐野史郎なんて川口教授にしか見えないし、鶴見辰吾も國中教授にしか見えなくなってくるし…。「たった1個でいいんだ!これさえ入れておけば、万が一の時に探査機を救えるかもしれないんだ!」のセリフには( ̄ー ̄)ニヤリとしましたねぇ…バイパス運転の前振りですな。
「こんなこともあろうかと」にも更に( ̄ー ̄)ニヤリとしたけども。
それはともかく、「はやぶさの映画」という意味において、恵の存在は正解だったと思います。

「はやぶさ」の旅に関しては、ほとんどのことは網羅されていたと思います。
でもやっぱり、ミネルバについてはスルーされてましたねぇ。。尺の関係?
あと、初めはイオンエンジンがなかなか連続運転できなかったというのもスルーされてました。
これは入れて欲しかったんだけどねぇ。。
ひとつ「?」だったのはスイングバイの時の「はやぶさ」の姿勢。アンテナを正面に向けて飛んでたけど、この時ってイオンエンジンも連続運転してたんじゃなかったっけ??

逆に知らなかったのは、ロケット打ち上げの際には漁連にお願いして漁を止めてもらわねばならないということ。
西田敏行が説得に回るところは好きなシーンですねぇ。人間くさくて。
あと、火星探査機「のぞみ」の失敗も描いていたのがポイント高いかなと。
「のぞみ」の失敗があったからこそ「はやぶさ」の成功があったとも言えるわけで。
川口教授いまだに「今でも、あの時のぞみを救う方法が他にあったんじゃないか?と後悔している。」と本に書いてましたねぇ…。
その後悔があるからこそ、絶対に諦めず、そして快挙を成し遂げたんですね。

「はやぶさ」のCGは見事でした。
これだけでも観る価値あるかも。
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」に負けてないと思います。
もぉ、打ち上げ直後に「はやぶさ」が太陽電池パネル展開するだけでウルウル来たし。
大気圏突入の際もね、「そこまで見せんでも。」っていうところまでやってくれるもんで…涙腺緩かったなぁ…。
この時は、一部実際の映像を使ってるように思いました。

一番印象に残ったセリフは、カプセル切り離し後、川口教授ならぬ川渕教授が
「大気圏突入まで3時間。はやぶさ君に地球を見せてあげようか。」
それまでずっと「はやぶさ」と呼んでたのにね。
この時にも実際に「はやぶさ」が最後に送信した地球の写真が使われていて…涙腺爆発。
そっとみんなの元を離れ、自室でモニター見て涙流して…ここは一番印象に残ったシーンでしたねぇ。。

プロジェクト立ち上げから数えると、およそ20年。
その間、夢を追い続け、そして成し遂げることが出来るって、幸せな人達だなぁと、少し羨ましくもありました。
そんなこと抜きにして、日本がとんでもないことを成し遂げたということ。
あの時の感動をいつでも思い返せる。
もし、知らない子供達が居たら「日本はこんな凄いことを行ったんだぞ。」と教えてあげれる。
良い作品が出来たなーと思ったのでありました。

トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

2011-07-31 21:35:30 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



一応、完結編ということらしい「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」です。
トランスフォーマー リベンジ」が「トランスフォーマー」よりもスケール大きくなっていたんで「このまま拡大路線でいくのか?」と思っていたんですが、本当に拡大していました。
前回は世界遺産を破壊しまくりだったけど、今度はシカゴの街を破壊してます。
バカでかい宇宙船みたいなのも出てくるし「戦争ですなぁ…」と思ってしまいました。
まぁ、ロボットの戦いよりも、人類の奮闘振りに「カッコええなぁ~」と思ってしまったんですが。
さすがに、ウィングスーツで飛ぶ部隊ってのは現実には無いと思うんだけども、どうでしょ?


映画の話の前に。
一時期、うちのブログでもよく検索されていた「堺浜 ホームズ 閉店」ですが、その後の話を。
建物はずっと残ってたし、そのままで新しいお店でも入るのかな?と思ってたんですが、今回行ってみたら広大な更地になってました。
ホント、めちゃめちゃ広い。ケーズデンキが気の毒なくらい。←こちらは営業中。
あそこ確か、オートワールドって自動車用品店があったと思うんだけど、その建物も無くなってました。
なんとも寂しい限りで…。


さて、話を戻すと。

今回は月から始まって、アポロ計画の本当の目的は実は…ということで、最初から興味津々で観れました。
で、ほぼノンストップでアクション。
2時間34分もの映画だけど、あっという間でしたね。
毎回うざったいサムの両親の出番が少なくて、逆にちょっと寂しかったり。
今回は過去2作よりもシリアスで、おかげでバンブルビーもお茶目さん振りを発揮してくれないんだけど、ラスト間際で、指輪代わりのギアをいっぱい出すということやってくれました。
アレって、自分のパーツと違うんかいな…。
シモンズ、今回はあまり笑わせてくれなかったのが残念。

ロボット達で目新しかったのは、オプティマスがトレーラー牽いてて、そのトレーラーも変形して、武器になったりジェットアタッチメントになって空飛んだりと。
…その後ワイヤーに絡まって宙吊りになって…なにやってんだか。。
他には、バンブルビー達が変形途中の形態で、クルマ状態のままで武器出してガンガンぶっ放すとか。
「おおっ、パワーアップしとる。」と感心しました。
…メガトロンがボロッボロのトレーラーだったのは、ちょっと寂しい~


ツッコミどころは相変わらずですが…。

月まで飛べるオートボットの宇宙船。どうやって調達した??

ディセプティコンの脅しに政府が負けて、オートボット達を地球から追い出して。
で、その後何事もなかったかのようにオートボット達登場して。
「宇宙船には乗っていない。ブースターに身を隠して、海に着水した。」
バンブルビークラスでも苦しいと思うのに、オプティマスはどうやって身を隠したんだ??

大人の事情とはいえ、やはりヒロイン交代は違和感。
某スピードで「異常な状況のなかで一緒になったカップルは長続きしない。」ってセリフ有ったけど、その通りなのかねぇ…。
逆に絆深まるように思うんだけど。。

バンブルビー達、いつの間に捕虜になったんだ???

センチネルプライムが裏切ったんなら、何故にあんな危険犯して地球に向かった??

…これは映画としての面白味だろうし、分かってても黙殺すべきだとは思うんだけど…
毎回新しいロボット達が出てくるのは、やっぱ宇宙から飛来してるってことなのかな?
前作のバイクとか、今回のフェラーリとか。
ディセプティコンは前作からしょっちゅう飛来してたけど、オートボットもそう??


しっかしまぁ、スケールは大きかったですね。
前回はインディジョーンズだったけど、今回はディザスター映画かな??


面白かったのは、妙に高齢の客層だったこと。
一人で来てる初老のお父さんだらけだったし。
あとはご年配のご夫婦とか。
子供は1人もおらず、若いカップルは2組ほど…。
この映画って大人向け??
通常版だからか??

アジャストメント

2011-06-06 23:12:17 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



「銃を使わないジェイソン・ボーンかな?」と思いながら観に行きました「アジャストメント」
予告でもアクション性を前面に出してるし、コピーが「操作された”運命”に逆らえ。」だしね。
…と思ってたら、見事に肩透かし。

え~と、つまり恋愛映画ですか??みたいな。
いわゆる「広告に偽りあり」の映画でしたねぇ。
それならそれで、最初から「恋愛映画」として宣伝してくれたら、こちらもその気で観に行くから、また評価も変わるのに…。
「恋愛映画と思ったけど、意外とアクションあったねぇ。」なんて。
話の主軸はデヴィッドとエリースの恋愛で、それ以外の事は二の次という作りです。
だから、「操作された運命」とか、「調整局」の事なんて、なにも分からずじまい。
その運命を決める「議長」という存在も、なにがなんやら分からないまま。
まぁ、それにしても、デヴィッドとエリースの行動に感動して「運命」を書き換える議長って…。
そんなことしてたら、あらゆる人の運命書き換えなきゃならんと思うが…。

この2人、惹かれ合って、調整局に邪魔されて別れて、また引っ付いて~を繰り返すんです。
理由は、デヴィッドは将来大統領になる。エリースは将来偉大なダンサーになる。
でも、結ばれると、それが両方とも適わなくなるという。
別れて、突然3年後に時間が飛んで、また偶然会って~みたいな感じなんだけど、結局まだ2人とも何も成し遂げていない状態なんですね。
どうせならとことん時間飛ばして、大統領になってて、それでもやっぱりエリースが忘れられず…みたいな展開の方が面白かったんじゃないかなぁ?

デヴィッドの政治家としての面があまり描かれなかったのも、ちょっと残念。
マット・デイモンの政治家っぷりが似合ってたもんでねぇ。
もし万が一、本人が本当に政治家目指したらこんな感じになるんだろうなぁ…なんて思いながら観てました。

過去にいくつか「広告に偽りあり」作品あったけど、アメリカではどんな宣伝のされ方なのかなぁ?と、毎回思います。
でも、基本的に予告も向こうのままで、タイトル訳して字幕付けてくらいしかしてないかな…?
となると、大元の配給会社が内容間違えて認識してるってことになるんですかねぇ。
一時期多かった「重要なシーン全部CMで流してるやん!!」は流石に減ってきたようだけど…。
謎。


年齢的に仕方ないのか、単に身体作っていないだけか、走り方が明らかに「ボーン」とは違ってましたねぇ…。
オッチャンっぽい走り方だった…。
ボーンの次回作の話も聞こえてきてるだけに、ちょっと不安に感じたり…。

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

2011-05-30 23:02:29 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



やっぱりまだまだ海賊達の航海は続いていました「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」。
予習はしなかったし、前3作の内容も忘れつつあるんで結構新鮮に観れました。
しっかし、いくらでも作品作れる感じになってきましたねぇ。
ジョニー・デップが「嫌。」と言うまで続くんじゃないかな?
Savvy?

なんか今までと雰囲気違うなぁ…と思ったら、監督が交代したんですね。
観終わってから過去記事読み直したら「トトロ出まくりの”となりのトトロ”」なんて評してましたが、今回はそもそも”トトロ”ではなかったんで、そんな変な感じはなかったです。
…何言ってるのか分かりにくいですねぇ…。
要するに、前3作はウィルとエリザベスのお話で、ジャック・スパロウはスーパー・サブだったと思うんですね。
トトロも、タイトルにまでなっていながら、実はそんなに出番無いでしょう?
ジャックもそういう役回りだったなぁと。
でもこの4作目は正真正銘ジャックの冒険譚だったんで、そういう違和感がなかったです。

あと、派手なアクションがそれほど無い。
今回は今まで程CGにお金掛からなかったでしょ?みたいな。
気持ち悪いエフェクトもほとんど無かったし。
ゾンビと言いながら、そんなに腐ってなかったし。

ストーリーがちゃんとあって、役者の演技重視のような感じも。

極端な話、ちょっと対象年齢上げたでしょ?みたいな感じです。
ドタバタがかなり押さえられてたんですよね。
おかげで落ち着いて観てられました。

雰囲気変わったと言っても、ジャック・スパロウは相変わらずです。
彼だけは何も変わってない。
冒頭、「海賊を吊し首にするぞー!」と街でふれ回ってるシーンがあって「ああ。絶対ジャックだろうな。」と思ったら、やっぱりジャック。
…実はジャックに間違えられたギブス君だったけども。
ここはみんな笑ってましたね。
ラストの聖杯入れ替えもワザとだろうし、相変わらず喰えない男です。

細かいところツッコんではいけないというのも相変わらずです。
網に掛かったオッサン、あれ誰や?とか、
ポンセ・デ・レオンの船にバルボッサがどうやって辿り着いた?とか、
どうやってジャックとバランス取り合って船から抜け出した?とか、
なんで人魚は凄い勢いで泳いでいって、ジャックに聖杯手渡した?とか、
牧師さんどうなってん?とか。

まぁ、ファンタジーだから、ちっちゃいことは気にするな~

今までの伝統が無かったのが、ちょっと寂しいかな。
ジャックにビンタする女性が今回は居なかったのよね。
「諸君!今日という日を忘れるな!キャプテン・ジャック・スパロウをー」
このセリフも無かったし。

エンドロールの後のワンシーンはちゃんとありました。
ほとんどの人は分かってたみたいで、席立たずに待ってましたね。
今回のはちょっと吹き出したな~
とっとと席立った方々、ご愁傷様。


次回作があるなら、アンジェリカはレギュラー入りするんでしょうねぇ。
まんま、ジャックがバルボッサから受けた仕打ちと同じだったから、今度はジャックがアンジェリカに命狙われるんだろか??
まぁ、呪いの人形があるから、逆にジャックがアンジェリカ探すはめになるかもしれないけど。
ブラック・パール号を瓶からどうやって出すのか気になるところだけど、きっと何事もなかったように航海してるんだろな~。


実は3Dではなく、通常版で観ました。
この作品、3Dで観ると、めっちゃしんどいんじゃなかろうか??

ザ・ファイター

2011-04-04 23:04:58 | 映画


アカデミー賞を取ろうと、なんだろうと、やっぱ映画は自分の目で観ないと分からないなぁ~と、改めて感じた「ザ・ファイター」です。
評判は良いんですよね。
あらすじ読むと、確かに感動的なお話ではある。
でも、なんか物足りなく感じたんですよねぇ。
妙に時間長く感じたし…実際は2時間無い映画なんだけど…。
後から考えるに一番の問題は、この作品が
・ディッキーの話なのか?
・ミッキーの話なのか?
・あるいは兄弟含めた、家族の話なのか?
が、はっきりしなかった事じゃないかなぁ…と思うんですよね。
ストーリーは、どちらかと言えばディッキーが中心です。
中心なんだけど、事を成すのはミッキー。
で、そこを9人もの家族がかき回す。
ミッキーの恋人のシャーリーンも絡む。
もぉ、なんやねん??みたいな状態。
訳の分からん家族の揉め事を、延々と見せられたような印象が強いんです。。
実話だから、かえって視点が絞りにくかったのかなぁ?
映画的には、ディッキーに絞り込んだ方が良かった気がするけど…。

文化の違いかなぁ?と思わなくもないんです。
セックス・ドラッグ・やっさいもっさい・・・じゃなくて、離婚・薬物ってのが、あちらでは日本以上に身近な問題だから、こういった問題を扱った作品に感情移入しやすいのかな?と。
日本でも増えてはいるんだけど、あちらに比べたらまだ少ない方だろうし。
結構生々しいんです。クリスチャン・ベールなんて鬼気迫ってて、ホントに薬物中毒っぽいし。。
(いつから”ベール”になったんでしょ?T4の時は”ベイル”だったけど…)
映画というよりはドキュメンタリーっぽかったです。

オールドスタイル・ボクシングは観てて面白かったですね。
一発殴らせて、一発殴り返す。
繰り返し。
相手ひるんだら畳み掛ける。
ミッキーはたぶん、めちゃめちゃ打たれ強かったんでしょうね。
殴らせて殴らせて、相手疲れたら猛反撃。
破壊力あるパンチ持ってるんで、こうなると相手はひとたまりもない。
本編ドロドロしてるんで、KOシーンは、余計に胸がすきましたね~。


どうせなら「世界最速のインディアン」のように、”事実に基づいたフィクション”にしてくれれば良かったのに~って、ちょっと思いました。
インディアンの場合、各エピソードはそれぞれ実話だけど、それらを寄せ集めて、一本の映画にしてるそうなんで。
役者達の演技は良かっただけに、ちょっと惜しいなというのが、正直な感想です。

SP 革命編

2011-03-12 23:31:13 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



遂に最終章「SP 革命編」です。
が、その前に、3月5日に放送された「SP 革命前日」。
「四係の休日を描く」という触れ込みだったので、映画宣伝用の単なるオマケドラマくらいに思ってたんです。
ところがどっこい。
なんなんですか、この濃い内容は。
気軽に見てたハズが、いつの間にやら集中して見ることに。

着々と準備を進めるテロリスト。
物憂げな尾形さん。
伊達と秘書の
「私を信用されてますか?」
「してないね。」
「では、尾形は?」
「・・・」
という、意味深な会話。
梶山の「尾形に我々の計画がバレている気がします。」という言葉。
尾形総一郎は別人という事実。
襲われる田中。
最初は国会の警護から外されていた四係が、追加メンバーで国会の警護に。
「井上薫様」と記された、尾形さんの手紙。
「尾形さんはきっと、俺に止めて欲しいんですよ。」
「あんた一人で抱え込まなくてもさ、チームで止めればいいんだよ。」

もぉ、こじかと2人で大騒ぎで。
「いやいや、これ見逃したら大ダメージやで。」
「こんなん放送して、革命編どうなるねん?前半ほとんどこれのダイジェストか??」
「見てなかったら、突然田中は入院してるし、訳分からんで。」
等々。

ドラマの時から、その回の最初は前回のダイジェストを流すという手法だったので、革命編もそうなるのかな?と。
あるいは「革命前夜」を見たことが前提の作りとなっているのか??

…まぁ、こうして、まんまと制作側の手の平で踊らされた訳ですが。


そして「革命編」
潔いくらい、「革命前夜」を見たことが前提の作りになってました。
「野望編」のダイジェストも無し。
一応、「革命前夜」を見て無くても分かるようにはなってましたけどね。

観る前、冗談半分で「尾形さんに銃突き付けたところで”つづく”ってグレーの文字出るねんで。」なんて言ってたんだけど、そんなことはありません。きっちりと「最終章」でした。
ところどころ、続編かスピンオフを匂わすようなところはあるんだけどね…。


という訳で、以下ネタバレ続きますので、御注意を。


「野望編」は井上の話でしたが、「革命編」は尾形さんの話でした。
今回の行動の真意は?
何故SPになった?
伊達との関係は?
黒幕は?
それらが全て明かされます。

尾形さんの目的は「父を殺した麻田(総理)に復讐すること。」
そのために、少しでも近くに寄れるSPになった。
矛盾するのが、井上の存在。
当初は自分の計画に参加させるつもりで採用したんだろうけど、いつの間にか、自分を止めてくれる存在として井上を認識することに。
ここは尾形さんの良心かな?と思いますね。
根っからの悪人ではないハズなんで。

演じる堤真一自身も「尾形さんは良い上司」としか認識してなかったらしいです。
こんな展開になると知らされてなかったらしくて。
ドラマ最終回の脚本読んで「えええええ???」となったと、本人が言ってました。
だからねぇ、大橋の警護の回が、ちょっと全体の尾形さんの感情の流れから外れるかなぁ?と思わないではないんですよねぇ。
ドラマの時は「危険と隣り合わせの警護課をなんとかしたい。」という理想に燃えた人だと思ってたもんで。
大橋を殺そうとしてたのは伊達だろうし、尾形さんは伊達と繋がってるし、じゃあ、この回はなんなんだ??みたいな。
兄弟喧嘩みたいなもんだったんだろうか…?
無駄な殺人を起こしたくない尾形さんと、
自分の身を守らねばならない伊達と。

伊達の目的も「父を殺した麻田(総理)に復讐すること。」
ただし、こちらは権力を手に入れてる故、最後は保身というか、更なる権力を求めます。
故に、尾形さんをも裏切る。
「SP」のストーリーの中で一番の悪党です。

ここの裏切りというか、騙し合いというかは大変ドロドロで。

尾形さんは政治家達を吊し上げて、麻田に罪を認めさせればそれで良かった。
伊達・若手官僚・梶山はその後、伊達に権力を集中させたかったので、尾形さんを裏切る。
伊達・梶山は、計画を知る若手官僚が鬱陶しいので、掃除屋に始末させる。
伊達は、全てを知る梶山が鬱陶しいので、息の掛かった警察内部の者に始末させる。

どんだけ裏切るねん??みたいな。

反面、井上と尾形さんは、真っ直ぐな感情のぶつかり合いでした。
井上に自分を止めてもらいたい尾形さん。
どうしても尾形さんを撃てない井上。
殴り合いをしながらも、その辺が伝わってくるのは「さすがっ」でしたね。
最後、尾形さんはこめかみに銃口を当て、自ら引き金を…。
「いやいや、尾形さんは死んじゃダメでしょ。」とずっと思っていたので、かなりギョッとしたシーンでした。


井上と尾形さんの話はきっちり完結したんだけど、狙ったものか、なんとなく入れただけか、更に続きそうな伏線がいくつか。
開封されていない、尾形さんから井上への手紙(まぁ、内容は大体分かるから、これは伏線ではない??)
警察内部にまだまだ怪しいヤツが居ると睨んでる田中達。(実際居る)
尾形さんを連行する看守が「もうすぐだぞ」と声を掛ける。

と、まぁ、少しモヤッとするところはあるんだけど、本筋の話はきっちり終わってます。
意外と笑いどころも用意されていて、硬軟合わせたエンターテイメント作品でした。
山本と笹本のどつき漫才は相変わらず。
原川さんの出番が少ないのが心残りだな。
さて、次は田中のスピンオフっていうのが順当でしょうね。
山本のスピンオフとか、石田さんのスピンオフは…

RED

2011-03-06 20:35:52 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



年金もらってのんびり暮らすというのは、将来憧れてることのひとつでありまする。
まぁ、うちらが引退する頃は年金もらえるかどうか分かりませんけどねぇ…。
「なんとかならんかね~」
「民○党ですか?」

で、年金もらってのんびりしてるジイさん?達が大活躍する作品「RED」です。

この作品、ことらは個人的に当初から気になってました。
でも、作品の内容的に「たぶん、こじかは興味示さないなー」と思ってたんですよね。
ところがどっこい、こじかの方から「観たい。」と申し出が。
メンバーが豪華というのと、評価が高いというのがポイントだったようで。
当初は「GANTZ」にも興味示してたし、ちょっとことらの意識も変えなきゃですね~。

「RED」ってどういう意味?と思ったら、「引退した、超、危険人物」の頭文字だそうで。
そんな人達が現役CIAを手玉に取って大暴れ。
ホント「アメリカやな~」的な痛快娯楽作品です。
全編でガンガン撃ちまくってるんで、ある意味トリガーハッピーなムービーですが。

ところが冒頭は全然そんな雰囲気じゃないんです。
本編の主人公:モーゼズの日常を描いていて、毎日のように年金係に電話。
年金の小切手が届いていないというのを口実に、年金係のお姉さん(おばさん?)との会話を楽しんでるという毎日。
「いったいなんの映画やねん。」と思ったら、突然モーゼズが何者かに襲撃を受けます。
が、そこは元CIAのトップエージェント。
逆に襲撃した連中が返り討ち。
危なげなく、バッタバッタと倒していくんで、なんとも痛快なシーンでしたね~。

全編がこんな感じ。
CIA側はなんとかジイさん達を倒そうとするんだけど、ジイさん達の方が上手で、全く敵わない。
唯一の例外がジョー。
一回目は殺されたと思ったら、ヤマトよろしく、あっさり再登場。
でも、二回目はホントに殺されちゃったっぽい。
とはいえ、きっちり死亡を確認してた訳ではないんで、もし続編があるならば、あっさり復活するかもねぇ。
ジョーの登場シーン自体が少な目なので、ここはモーガン・フリーマンのスケジュールの都合だったのかも?

ジイさん達の、培った人脈っていうのを大変感じさせられるんです。
かつては殺し合った相手でさえ、今は酒飲み合える仲とかね。
これはキャラクターの年輪感じさせる、イイ演出と思いました。

後で気付いたんだけど、登場人物の年齢層がいやに高いんですよねぇ。
作中では一番若い、現役CIAのカール役ウィリアム・クーパーでさえ38歳。
ヒロインが実は46歳。
なかなか無いのでは?こんな作品。。
故に面白かったんだけども。
ヘレン・ミレンがスナイパーで、マシンガンぶっ放すというのも、なかなか痛快だったし。

たまにはこういう頭使わない映画もいいですよね。
単純に楽しめる。
最近は結構重たい映画が多いんで、こういう映画も必要だと思います。
ただ、突然発砲というシーンも多いんで、心臓弱い人は注意しましょう。

太平洋の奇跡

2011-02-24 22:53:20 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



観る前は「硫黄島からの手紙」と同じような印象を持っていた「太平洋の奇跡」です。
一人の人物にスポットを当てているという意味で、同じかな?と思ったんですね。
でも、実際の中身は全然違いました。
こちらの方が中身は濃いな…。
濃いというよりも重たいです。
ストーリーは淡々と進みます。
抑揚はほとんど無いです。
これは意図したことだと思うんだけどね。
内容的にも、そんなに「盛り上がり」は必要ないだろうし…。

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
このタイトルから、どんな印象受けますか?
「米軍からフォックスと呼ばれ、恐れられた男が、数々の奇跡を起こす映画」
と思いません?
全然、思てたんと違う~!! …って、今回珍しく、そこまで深読みしなかったんだけども。。
とにかく、そんな映画ではありません。
「なにをもって”奇跡”なんだ?」とか「なんでフォックスって呼ばれたの?」とか、その辺の説明はほとんど無いです。
大場大尉が何を成し遂げたか?よりも、登場人物一人一人の心理描写に重きが置かれているもんで。。
なので、「ワールドトレードセンター」や「フィクサー」のキャッチコピーのように、内容とタイトルが伴わないという結果になっています。
米軍を手玉に取るところなんて2回くらいしかないし。
「奴は全然姿を現さない。フォックスだ。」
…???

まぁ、はっきり言って、この辺はこの作品にとっては、どうでもいい部分です。
重要なのは人間描写。
大場大尉はひたすら悩んでます。
それこそ、最初から最後まで。
自らと、部下と、200人の民間人を生き延びさせるために、悩み、知恵を絞り、苦悩します。
玉砕ありきの日本軍において
「死ぬ覚悟は必要だが、死ぬために戦うのではない。敵を倒し、勝利するために戦うのだ。」
と言いきる大尉の存在は、結構異質だったんではないでしょうか?
そのための行動が、時に米軍を手玉に取り、恐れられる存在になっていった…ってことなんでしょうね。

あと、戦前の日本に留学していたという、米軍のルイス大尉の存在も良かったです。
古き良き日本人の姿を代弁してくれるんですね。
こんな人も居るんだなぁ~と思う反面、もしこれが階級の低い兵士だったら、周りから目の敵にされるんだろうなって思ったり。

映画というよりはドキュメンタリーでした。
史実を淡々と描いて、その中で人間ドラマを展開しているという。
エンターテイメントを求める人には、物足りない作品かも…?
うちらにとっては「観て良かった。」と素直に思える作品でした。



しっかし、やっぱ気になるんだよねぇ…井○真央の生え際が…

SPACE BATTLESHIP ヤマト

2010-12-30 11:24:08 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



ことらは小学生の頃、間違いなくヤマトオタクでした。
プラモデルは作りまくってたし、暇が有ればヤマトのイラスト描いて。
同級生達には「またヤマトか。」と言われたもんでした。
じゃあ、歴代ヤマト全部見てるのか?と言われると、そんなことはありません。
結構鮮明に覚えてるのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」だけで、他は記憶曖昧です。
おそらく見たのは、一作目、2、新たなる旅立ち、Ⅲ、だけと思います。
(「さらば~」は劇場では観てなくて、ムックや漫画などで)
なんで見なくなったって、沈んでも沈んでも復活する。死んでもすぐ復活する。
この辺についていけなくなったから…かな?

そんなんであっても、「復活編」にはちょっと興味有りましたね。
えらく時間が経っていたというのもあるし。
また、CGで描き直されたヤマトにはかなり興味有りました。
でも、なんとなく温かみを感じないキャラに違和感があり、結局観ませんでした。
…どうやら正解だったみたいだけど。。

では、実写版という触れ込みの「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は?というと、正直言ってキムタクにものすごい違和感がありました。
「復活編」が大コケだったというし、その二番煎じかなぁ…と。
ただ、「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督でもあるし、映画としては悪くないのかも?
戦闘シーンのCGが観れればいいや。くらいに思っていたのです。
で、故あって観に行くことに。

前述のように、ヤマトのCG目当てでした。
豪華キャストだけど、正直、人間ドラマは二の次みたいな。
でも、山崎努の沖田艦長と、西田敏行の徳川機関長、柳葉敏郎の真田さんは楽しみでしたよ。
ものすごくハマってると思っていたので。
ともあれ、ヤマト見てたのが小学生の頃なので、人間ドラマなんて全く見てなかったんですね。
ヤマトの艦隊戦をいつも楽しみにしてて。
で、そういう目線で観に行くと…かなり不満です。
ほとんど戦わずにイスカンダルに到着するんだもん。
思わず「早っ」って口に出して言ってしまいましたよ。
ドメルとの戦いくらいはやってくれると思ってたんだけど…。
そもそもガミラス人が人の形してないしねぇ。。

元々、ちょっと不安には思ってたんですよね。
イスカンダル往復の話を2時間ちょっとで描けるのか?って。
だいぶ省略されるんだろうなぁ~って思ってたら、その省略の対象が戦闘シーンでしたね。
戦闘しても、波動砲一発ドカーンで終了。
戦って戦って、ボロボロになりながら任務を全うするのがヤマトだと思い込んでるんで、これはかなり不満でした。
波動砲に頼りすぎ。
ワープにも頼りすぎ。
ミサイル避けるためにワープって。
コスモゼロと一緒に垂直降下して、地表寸前でワープって。

波動砲を塞いだガミラスの物体も「?」です。
巨大ドリルかなんかで、徐々に船体にめり込んでいくのかと思ったら、ホントに塞いでるだけ。
クルーはクルーで、それをガミラス星から地球に還るまで放置。
最後の決戦で「波動砲が塞がれたまま!」と大騒ぎ。
おいおい。。。

楽しみにしてた戦闘シーンはかなり省略、その分、艦内シーンはかなり多め。
ここはしっかりと間を取って撮影されてたので「ここもうちょっと削って、戦闘シーン入れようよ。」と思いましたね。
前述したけど、ホントに「あっ」という間にイスカンダルに到着するんで、「意外と楽に行けたね。」って思ってしまうんですよね。
アニメの時は、虫の息で到着した記憶があるんだけど…。

そういえば、無くなっても無くなっても、翌週には復活してた第三艦橋。
こちらでは、無くなったら無くなったままだったねぇ。
伝統は守らないとなぁ。

尺の関係か、全てが唐突。
ここは事前に情報聞いていたので、ある程度覚悟してたけど、ホントに全てが唐突。
あっという間にヤマトは飛び立つし、何の脈絡もなく古代と雪はいい感じになるし、ヤマトはあっという間に自爆するし、突然雪は子持ちになってるし。
せめて前後編にした方が良かったのでは…?

ストーリーは、一作目と「さらば」の合作です。
これはこれでよくまとめたな~とは思います。
でも、なんか「ヤマト」の「ヤマト」たる所が欠けているような気がして仕方ないんですよねぇ。
やっぱ、デスラーやスターシアはちゃんと人の姿をしてて欲しかったですよ。
敵もちゃんと描かれていたからこそ、ヤマトは面白かった訳で。
一方的に訳の分からん敵に攻められて、一方的に倒して~では、感情移入も出来ないです。

他に気になったのは
第一艦橋狭いなぁとか(というより、アニメの方が広すぎ)
食堂人少ないなぁとか
通信の行列10人だけ?とか
アナライザーがトランスフォーマーとか
波動エンジンにフライホイール無いのねとか
古代というよりキムタクだなぁとか

「ヤマト」は思い入れあるが故、どうしても辛口になってしまうんだけど、「ほとんど記憶にない」こじかに言わせると「こんなもんとちゃうかなぁ?よくまとまってた思うで。キムタクじゃなければ。」とのこと。
ことらも「がんばって作ってた。」というところは認めてるんですけどね。。
なんというか、「なんとかならんかね~。」が、正直な感想でした。



…めちゃめちゃハマってたギバちゃんの真田さん。
台詞回しまでそのままでした。
唯一惜しかったのが「こんなこともあろうかと」のセリフが無かったことだねぇ。。