うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

カイジ2 人生奪回ゲーム

2011-11-14 22:49:19 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



…正直な話「カイジ」という作品を観る度、「普通が一番。」と思ったり、「普通に働くのがアホらしくなるなぁ。(一発で大金手に入れて)」と、なんとも複雑な思いになるのです。
まぁ、その代わりに彼らは命懸けなんだけども。
という訳で、「沼をやってくれたらいいなぁ。」と思ってたら、ほんとにやってくれた「カイジ2 人生奪回ゲーム」です。

観終わった感想を一言で言うと「面白いっ」です。
前作よりも面白いかも??
前回はカイジ個人のバトルだったけど、今回はチームバトルなんですね。
しかも、前回の敵である利根川が味方になったり。
今回のカイジは、なんか賢くなったように感じました。
というより、鋭くなったのかな??
冒頭でのチンチロで「あ~あ、やっぱ負け組かよ。」と思ったら、実は大槻のイカサマ暴くための芝居だったり、利根川に言われた「勇気・度胸・覚悟」をちゃんと覚えてたり。
「沼」攻略の際もね。カイジの閃きはすごかったなぁと。

今回のメインイベント「沼」攻略。
一玉四千円のパチンコ。
実写で観ると、なかなかの迫力とイライラっぷりでした。あの3段クルーンのいやらしいことったら。
それに、「これで攻略できるか。」→「やっぱダメだった~。」→「今度こそ攻略か。」→「それでもダメだった~。」が、一体何回繰り返された事か。
故に攻略時の興奮はなかなかの物。
まさに「手に汗握る!」って感じで。
俳優陣の熱い演技もなかなか~。

このエピソードは原作でも読んでたハズなんだけど、断片的にしか覚えて無くて、かなり新鮮に観れました。
利根川が出てることに疑問感じなかったくらい。
実際のトコ、利根川が出てるのも、石田のおっちゃんの娘が出てるのも、映画オリジナルなんですね。
でも、利根川の存在は良かったな~。演じる香川照之が、また抜群で。
敵なんだけど味方。
味方なんだけど敵。
という感じが凄く出てて良かったです。
あと、カイジとの掛け合いが面白くて。
お互い手の内を知ってるだけに、常に腹の探り合い。
でもお互いを認めてるところもあって、なんとも複雑な関係でしたねぇ。
最後のEカードでの再対決は吹き出したよ。
そばすすってる姿も。

今回もカイジは、一瞬だけ大金手に入れて、すぐにスッテンテンになります。
もぉ、これは笑うしかないな~。
でも本人は大金手にすることには執着あまり無いみたいで。そこは潔いなぁと。
もともと地下の仲間と山分けするつもりだったみたいだし。


前回でもそうだったけど、今回もテーマは「諦めるな。」だったと思います。
どんだけ壁にぶち当たっても、考えて考えて乗り越えろと。
今のご時世に対するメッセージでもあるんだろうねぇ。

…と、頭では理解するんだけど~
妨害されて玉無くなる度に1000万注ぎ込むんだからなぁ…

ポンマリー高槻

2011-11-01 15:16:46 | 高槻界隈

西武高槻内にあるフレンチレストラン。
昔からありますよね。
高槻の人なら一度は行ったことがあると思います。
ポンマリー
久しぶりに行ってみました。
予約なしで突撃ディナーです。

5250円のコース。
「ワイン好きなあなたへ。」とありましたが、ワインは注文せず。
ことらさんはビールを頼んでましたね。
さてアミューズですが、サーモンにウニが乗ってます。
一口でペロっといただきましたが、本当にワインに合いそうなお料理です。
スパークリングワインなんか、おいしいだろうなあ。。

かぼちゃとフォアグラのバルサミコソース。
生ハムも乗ってました。
思っていたよりも濃厚ではなくて、あっさりいただけました。
フォアグラは脂っこくて苦手なイメージだったけど、これはイケましたね。
おいしかったです。

パンも温かくておいしかった。
おかわりも言わなくても持ってきてくれましたね。

カリフラワーのスープ。
これも味が濃すぎなくて、量もちょうどよくて、万人受けしそうなスープです。

魚料理は真鯛と大正えび。
鯛の皮がパリパリで身もふっくらしておいしかった。
エビもぷりぷり。
食べたら幸せになる一品です。

ことらさんは牛フィレを選択。
トリュフのソースだそうで。
下にはお野菜もたっぷり。
ことらさん曰く、めちゃめちゃ柔らかかったそうです。

私は仔羊を選択。
これも全然臭みがなくて、柔らかくて、上品な一品でした。

最後にデザート。
ボリュームたっぷりです。
これで5250円なんて、やっぱり高槻価格ですね。

最後にコーヒーでほっこりと。

10%のサービス料は必要ですが、やはりお得ですよね。
奇をてらったお料理ではなく、万人受けするけども少し凝っているちょうど良いフレンチでした。

土曜日の夜でしたが、結構はやっていましたよ。
ちょっとした記念日に使える、良いお店だと思います。