※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。
観る前は「硫黄島からの手紙」と同じような印象を持っていた「太平洋の奇跡」です。
一人の人物にスポットを当てているという意味で、同じかな?と思ったんですね。
でも、実際の中身は全然違いました。
こちらの方が中身は濃いな…。
濃いというよりも重たいです。
ストーリーは淡々と進みます。
抑揚はほとんど無いです。
これは意図したことだと思うんだけどね。
内容的にも、そんなに「盛り上がり」は必要ないだろうし…。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
このタイトルから、どんな印象受けますか?
「米軍からフォックスと呼ばれ、恐れられた男が、数々の奇跡を起こす映画」
と思いません?
全然、思てたんと違う~!! …って、今回珍しく、そこまで深読みしなかったんだけども。。
とにかく、そんな映画ではありません。
「なにをもって”奇跡”なんだ?」とか「なんでフォックスって呼ばれたの?」とか、その辺の説明はほとんど無いです。
大場大尉が何を成し遂げたか?よりも、登場人物一人一人の心理描写に重きが置かれているもんで。。
なので、「ワールドトレードセンター」や「フィクサー」のキャッチコピーのように、内容とタイトルが伴わないという結果になっています。
米軍を手玉に取るところなんて2回くらいしかないし。
「奴は全然姿を現さない。フォックスだ。」
…???
まぁ、はっきり言って、この辺はこの作品にとっては、どうでもいい部分です。
重要なのは人間描写。
大場大尉はひたすら悩んでます。
それこそ、最初から最後まで。
自らと、部下と、200人の民間人を生き延びさせるために、悩み、知恵を絞り、苦悩します。
玉砕ありきの日本軍において
「死ぬ覚悟は必要だが、死ぬために戦うのではない。敵を倒し、勝利するために戦うのだ。」
と言いきる大尉の存在は、結構異質だったんではないでしょうか?
そのための行動が、時に米軍を手玉に取り、恐れられる存在になっていった…ってことなんでしょうね。
あと、戦前の日本に留学していたという、米軍のルイス大尉の存在も良かったです。
古き良き日本人の姿を代弁してくれるんですね。
こんな人も居るんだなぁ~と思う反面、もしこれが階級の低い兵士だったら、周りから目の敵にされるんだろうなって思ったり。
映画というよりはドキュメンタリーでした。
史実を淡々と描いて、その中で人間ドラマを展開しているという。
エンターテイメントを求める人には、物足りない作品かも…?
うちらにとっては「観て良かった。」と素直に思える作品でした。
しっかし、やっぱ気になるんだよねぇ…井○真央の生え際が…
観る前は「硫黄島からの手紙」と同じような印象を持っていた「太平洋の奇跡」です。
一人の人物にスポットを当てているという意味で、同じかな?と思ったんですね。
でも、実際の中身は全然違いました。
こちらの方が中身は濃いな…。
濃いというよりも重たいです。
ストーリーは淡々と進みます。
抑揚はほとんど無いです。
これは意図したことだと思うんだけどね。
内容的にも、そんなに「盛り上がり」は必要ないだろうし…。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
このタイトルから、どんな印象受けますか?
「米軍からフォックスと呼ばれ、恐れられた男が、数々の奇跡を起こす映画」
と思いません?
全然、思てたんと違う~!! …って、今回珍しく、そこまで深読みしなかったんだけども。。
とにかく、そんな映画ではありません。
「なにをもって”奇跡”なんだ?」とか「なんでフォックスって呼ばれたの?」とか、その辺の説明はほとんど無いです。
大場大尉が何を成し遂げたか?よりも、登場人物一人一人の心理描写に重きが置かれているもんで。。
なので、「ワールドトレードセンター」や「フィクサー」のキャッチコピーのように、内容とタイトルが伴わないという結果になっています。
米軍を手玉に取るところなんて2回くらいしかないし。
「奴は全然姿を現さない。フォックスだ。」
…???
まぁ、はっきり言って、この辺はこの作品にとっては、どうでもいい部分です。
重要なのは人間描写。
大場大尉はひたすら悩んでます。
それこそ、最初から最後まで。
自らと、部下と、200人の民間人を生き延びさせるために、悩み、知恵を絞り、苦悩します。
玉砕ありきの日本軍において
「死ぬ覚悟は必要だが、死ぬために戦うのではない。敵を倒し、勝利するために戦うのだ。」
と言いきる大尉の存在は、結構異質だったんではないでしょうか?
そのための行動が、時に米軍を手玉に取り、恐れられる存在になっていった…ってことなんでしょうね。
あと、戦前の日本に留学していたという、米軍のルイス大尉の存在も良かったです。
古き良き日本人の姿を代弁してくれるんですね。
こんな人も居るんだなぁ~と思う反面、もしこれが階級の低い兵士だったら、周りから目の敵にされるんだろうなって思ったり。
映画というよりはドキュメンタリーでした。
史実を淡々と描いて、その中で人間ドラマを展開しているという。
エンターテイメントを求める人には、物足りない作品かも…?
うちらにとっては「観て良かった。」と素直に思える作品でした。
しっかし、やっぱ気になるんだよねぇ…井○真央の生え際が…