うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

ボックス!

2010-05-25 22:14:25 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



大阪を舞台にした小説を、大阪出身の監督が撮る!ということで、こりゃ大阪人は絶対観なければなりますまいという作品「ボックス!」です。
…が、冒頭、高良健吾と香椎由宇が標準語でセリフ言ってるもんで、すっかり大阪が舞台の映画という意識が吹っ飛んでしまいました。
そこに関西弁ばりばりの市原隼人登場。
いやー、台詞回し見事でした。本人は神奈川出身だから、普通「インチキ関西弁」になるはずなのに、多少ツッコミどころあるもんの、ほとんど気にならないレベルで訛ってくれてました。
…ちなみに、インチキ関西弁でうちらの間で語り草になってるのが「SP」に登場したスキンヘッドのテロリスト。
あの「まだや。」は無いだろ。。
「岡田准一、注意せなアカンやろー!」と、いつも言ってます。
それはおいといて、おかげで「東京の電車に、関西のチンピラと、悪ガキ?が乗り込んだ。」みたいに思ってしまったんですよね~。
ところが、電車は南海電車。駅は岸里玉出。(駅名は架空になってたけども)
あまりに近所で、(・∀・)ニヤニヤしてしまいましたね。
…こんなすぐ近くでロケしてたとはなぁ~全く知らんかったわ…残念。

ストーリーは王道です。
才能に恵まれたボクサー・カブの栄光と挫折と友情と。
いじめられっ子だったユウキを「俺がずっと守ってやる。」と約束したのを、高校生になってもちゃんと守ったというのが感動的。
何のことか分からん人は、劇場で確認しましょう。
久々もう1回観たいと思う映画だったんだけど、ストーリー面は今回置いときましょう。
とにかく、李闘士男監督の(笑いの)センスの良さと、すぐ近所でロケという事で、終始(・∀・)ニヤニヤしっぱなしの映画でした~。

最高だったのは「東淀川UFO公園」。
女の子が手を伸ばした先に大きなUFOが乗っかってるという銅像が出てくるんだけど、もちろんそんな銅像はありません!
…が、「ほんまにあるのか??」と思って、探しに行こうかと思ったよ。マジで。
これは美術スタッフさんのイタズラ心らしいんだけども。
さらに最高だったのが、カブ達が高校生になってから。
重量に耐えきれずにUFOが折れてしまってるんだけど、銅像の背中にUFO縛り付けてるのよねー。
密かに爆笑でした~。ええセンスしとる。

あと、予選の組み合わせ表。
各選手に架空の高校名が付いてるんだけど「長居高校」なんてのがありました。
吹き出しそうになったよ。
ちなみにカブとユウキは恵美須高校。ライバル稲村は玉造高校。
もちろんそんな高校はないですが、もうこれだけでツボやね~。
天王寺動物園にお好み焼きに商店街にオバチャン達に…なんかもぉ、大阪の地域振興映画ですか?みたいな。

ちょっと映画のことも書きましょうか。
幼なじみのカブとユウキ。
カブはやんちゃで、天才型。
ユウキは気弱な努力家。
小学校の頃にユウキは転校するんだけど、高校生になって帰阪。
カブと再会しボクシングに誘われ、そこからコツコツと練習。
高校ボクシング界で最強なのが玉造高校・稲村。
向かうところ敵無しだったカブも、稲村の前にはあっさり敗北。
カブはグレ、その姿見ていたユウキは打倒稲村を誓う。
マネージャー・丸野の突然の死をきっかけにカブが復帰。
ところがその頃はユウキがかなり強くなっていて、カブはユウキに敗北。
ここで2回目の挫折を喰らうんだけど、今度は逃げず、ユウキのサポートに回るカブ。
そして最終決戦。
という感じ。

丸野の突然死には驚きました。
めげない子で可愛かったんだけどねぇ。「ブーブー」
やっぱ、主人公はカブでした。
ユウキがめちゃめちゃ強くなって「あらら。喰われたねぇ。」なんて思ったんだけど、その強さを素直に認めて、ユウキが稲村を倒す手伝いをしようと決心するカブには頼もしさを感じましたね。
仮想・稲村として、稲村のスタイルを研究し、ユウキとスパーリング。
後にこれが稲村に対する最終兵器になる点は痛快でしたね。
「ちょっと出来過ぎか?」と思わないではないけど、エンターテイメントだからいいでしょ~。
結果的にユウキは稲村に負け、次はカブの番。
この時のカブのお母さんのセリフがいいのよね。
「なんや、ユウちゃんの敵討ちかいな。それは負けられへんなー。」
そして、カブは幼き日の約束を守ります…。

ホント王道なんだけど、観せ方うまくて、どんどん引き込まれます。
DMC」でもそうだったよなー。
ストーリーはよくある話なんだけど、観せ方で飽きさせないという。
拍手!です。

そして小ネタ満載。
こじかが鑑賞後一言「大阪ってどんなとこやねんって思われるやろな…(・∀・)ニヤニヤ」

グリーン・ゾーン

2010-05-23 20:00:13 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



久々に重たい映画を観たな~というのが正直な感想の「グリーン・ゾーン」です。
この感じは「ユナイテッド93」以来かもねぇ。。両方ともポール・グリーングラス監督作品だけども。

「イラクをモチーフにした映画っぽいなぁ。でもイラクではないんだろうなー。」なんて、こじかと話してたんだけど、フタを開けてみたら、おもっきりイラクでした。
アメリカは、自国の恥を堂々と映画化して批判するという、ある意味うらやましい風潮があるんで「イラクもいつか映画化するんだろうなぁ。」とは思ってたけど、まさかこんなに早く出てくるとは思いもよらなかったです。
それにしても「戦争っておっかないなぁ。」というのを再認識。
冒頭で街が空爆されて、人々が逃げまどうシーンがあるんだけど、臨場感有りすぎで、正直怖かったです。
戦況や被害状況なんかはニュースで見てたけど、そんなんじゃまったく伝わらないんだなぁ…って思いましたね。
空爆真っ最中の街中の様子なんか撮影できるわけないもんな…。

マット・デイモン主演のアクション映画ってことで「ジェイソン・ボーン」シリーズっぽいのかな?なんて想像してましたが、実際は全然違いました。ロイ・ミラーは人間兵器でも何でもない、正義感の強い普通の軍人。ボーンのように一人で何でも解決できる訳じゃありません。
それに、作品のタッチ自体がまるで違う。ドキュメンタリータッチで、まるでイラクの戦況をもっと踏み込んで伝えられてるような感覚になります。
故に恐ろしいのよね…。全編殺気立ってるというか、いつ背中撃たれてもおかしくないというか。
現在のイラクもこんななんだろうな…と考えると「ホンマ日本って平和やな~」と思います。

印象的だったのが、ミラーに協力するイラク人のフレディ。
報奨金目当てで情報を提供しているように思えたんだけど、実際はそうじゃなく、自分の国を憂いての行動。
彼はたぶんアメリカは嫌いなんだろうけど、それ以上に自国の腐敗した高官が許せない様子。
フレディがミラーに協力したのは、先のようなこともあるんだろうけど、他にも理由がある気がします。
ミラーは、アメリカの正義を押し付ける軍人ではなく、自分の正義を信じて行動する人。
だから信用したんじゃないかな…?

ストーリーは、戦争の原因とされた大量破壊兵器を捜索するMET隊の隊長:ミラーが、でたらめな情報に疑問を抱き、真相を求める物語です。
結論から言うと、大量破壊兵器は最初から存在せず、戦争の正当性を主張するために、でたらめな情報を流して捜索させていたのでした。
それを流していたのは、引っ込みが付かなくなったアメリカの高官。その根拠となる情報を与えたのは、保身に走るイラクの高官。
言ってしまえば、両国の腐敗した高官が戦争を引き起こしたと。
ミラーは最後にレポートをまとめて、真実を全マスコミに一斉送信。
ここは「やったった。」って感じで気持ちよかったですね~。


原作があり、モデルが居て、時間を掛けてリサーチもして、おそらくは「かなり事実に近いフィクション」なんでしょうね。
戦争って、たった一握りの人達によって始められるんだな…と思うと、空恐ろしいです。
昨今、一番緊張してるのは朝鮮半島でしょうね。
でも、流れてくる情報に、なーんか違和感感じて仕方ないんですよねぇ。
ちょっと出来すぎてるような…。
まぁ、事情に詳しくないから、あくまで個人的な感想ですが。
何年後、何十年後かに真実は明らかになる…かな?
報道されてる通りか、あるいはスケープゴートか…。

イルマーレ(その4)

2010-05-20 15:40:26 | あびこ界隈

イルマーレ
「山中さんちのトマト」の季節になりましたので、早速いただいてきました。

まずは、山中さんちのトマトと有機野菜のサラダ。
山中さん、うま!!!

今年は、気候的に出来が心配でしたが、全然大丈夫!
むしろ、いつもより美味しかったかも。
やっぱり、そのまま食べるのが一番おいしい。

山中さんちのトマトのカッペリーニ。
濃厚な味付けで、美味です。

山中さんちのトマトのマルゲリータ。
山中さんたっぷり。
ジューシー。
おいしすぎる。
一人で一枚イケちゃいますね。

ハマチのグリル 玉葱のソース。
ハマチうま~。玉葱うま~。

サーモンのクリームパスタ。
クリームソースのパスタは初めて食べました。
クリーミー。

ドルチェは3種盛り合わせ。
ティラミス、パンナコッタ、チョコタルト。
どれも美味しい。優しい味がします。

エスプレッソも。

山中さんちのトマトは、7月の上旬までいただけるらしいので、それまでに再訪しないとね。
こんなに甘くて美味しいトマトがあるなんて、信じられません。
本当に美味しかったデス。


【ちなみに】
最近の画像は、ほとんど携帯で撮影しています。
やっと使い方に慣れてきました~。

ローソン プレミアムロールケーキ

2010-05-10 10:46:30 | おいしいもの

プレミアムロールケーキ
8bロールケーキがあまりにあっさりしていたので、ローソンでプレミアムロールケーキを購入してみました。
プレーンは150円(税込)。

チョコは160円。
はてさて、どうでしょうか。

生クリームたっぷりですね。
おいしそう~。
お味は、生クリームはかなりオイシイです。
しっとり軽めだけど濃厚で、甘すぎず、嫌みのない味です。
ただ、生地がね、やっぱりコンビニ独特の味がするんですよね。
全体的には、まあまあって感じです。

で、このチョコ。
これが!!
めちゃめちゃオイシイ。
クリームはもちろん、生地に全く嫌みがなく、コンビニスイーツにしては、かなりレベルが高いです。
というか、デパートとかで売ってそうな感じですよ。
うま~。


チョコの方には、濃縮ホエイが入ってますね。
どうりでオイシイわけだ。

カロリーはもちろん、チョコの方が高いです。



そしてなんと、チーズロールケーキまであるんです。
ローソンのホームページで見つけました。
新商品のようですね。
これは食べなければいけません。
ちなみに180円ですが、近所のローソンでは2個で330円のセット割引で販売されてました。

見た目はあまり変わりませんね。
これも、おいし~い。
チーズが濃厚で、生地もちゃんとチーズケーキ仕様になってます。
しっとり。
もちろんコンビニ独特の味もしませんでした。
すばらしいですね。
ここまで美味しくできるとは。

カロリーは、チョコよりは少し低め。

こちらもホエイパウダーが入ってました。

ということで、私の好みとしては、チョコ>チーズ>プレーン。
ことらさんは、チーズ>チョコ>プレーンという結果になりました。
お値段的にも、チョコが一番オススメかな。

とにかく、コンビニ独特の風味がしないというのが、スゴイ。
チョコ&チーズは、想像以上に美味しかったデス。

8bドルチェ 高槻店

2010-05-07 10:53:47 | 高槻界隈

8bドルチェ
高槻に帰省したお土産に、ロールケーキを買うことに。
堀江発のロールケーキですね。
お店はセンター街にあります。

ロールケーキの前にコレ。
何故か、エイトビーサンドをサービスでいただきました。
ちなみに1個、189円なり。らっきー♪
これ美味しいです。
ブッセ生地が生クリームとマッチしていて、なかなかグッド。
食べやすいので、手みやげにいいかも。

さて、肝心のロールケーキ。
1本、1260円。

思っていたより、小さいかな。

おいしそう~。

お味は、おや?
伊達巻き?って感じの生地です。
めっちゃふわふわ。というか、すごいあっさり。
生クリームもあっさりだけど、さすがに美味しかったです。
ヘルシーな感じのロールケーキでした。


【オマケ】

鳴門鯛焼本舗
スタミナ食堂の帰りにこちらで鯛焼きを購入。
お店は、阪急高槻ミング前の交差点あたりにあります。
一匹140円。
これ、オイシイ!
一丁焼きで、薄皮がパリっとして、中のアンコも甘すぎず、めちゃ好みでした。
今度は、鳴門金時いもを食べてみたいですね。

スタミナ食堂本店

2010-05-05 14:48:43 | 高槻界隈

スタミナ食堂本店
ようやく行って参りました。
男厨さんから何故か、ホルモン屋さんに転向したお店。

ここのタレは、ちょっと変わってました。
普通の焼肉のタレではなく、お酒の味が強くて、辛い。
もう少し甘い方が好み。

飲み物は、能勢ジンジャーエール。
瓶もオサレ。
能勢の湧き水を使っているそうです。

まずはフルーツトマト。
ちょっと、皮が固めかなぁ。

さて、ホルモン6種盛り。
ハチノス、ハラミ、テッチャン、ココロ、ウルテ、あと何だっけ。
やっぱり、テッチャンが美味しい。
全部、塩でいただきました。

キムチ3種盛り。
山芋、白菜、きゅうり。
どれも、ちょっと辛め。
かなりピリリときます。

ナムルは豆もやし。
もうちょっと太いほうが。。

そして韓国てんぷら。
お好みで醤油だれを付けて。
薄揚げみたいな味でした。
いいおつまみに。

トロテッチャン追加。
ウマ~。
ちなみに、ツラミは売り切れとのこと。
残念。

空豆も注文。
これはイイですね。
炭火焼きすると、甘くて美味しい。
ごちそうさまでした。

ドリンク込みで、一人2350円。
お安いですね。
店内は、まるで屋台のよう。
結構ディープなお店です。

ともあれ、一度行ってみたかったので、満足です。