※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。
大阪を舞台にした小説を、大阪出身の監督が撮る!ということで、こりゃ大阪人は絶対観なければなりますまいという作品「ボックス!」です。
…が、冒頭、高良健吾と香椎由宇が標準語でセリフ言ってるもんで、すっかり大阪が舞台の映画という意識が吹っ飛んでしまいました。
そこに関西弁ばりばりの市原隼人登場。
いやー、台詞回し見事でした。本人は神奈川出身だから、普通「インチキ関西弁」になるはずなのに、多少ツッコミどころあるもんの、ほとんど気にならないレベルで訛ってくれてました。
…ちなみに、インチキ関西弁でうちらの間で語り草になってるのが「SP」に登場したスキンヘッドのテロリスト。
あの「まだや。」は無いだろ。。
「岡田准一、注意せなアカンやろー!」と、いつも言ってます。
それはおいといて、おかげで「東京の電車に、関西のチンピラと、悪ガキ?が乗り込んだ。」みたいに思ってしまったんですよね~。
ところが、電車は南海電車。駅は岸里玉出。(駅名は架空になってたけども)
あまりに近所で、(・∀・)ニヤニヤしてしまいましたね。
…こんなすぐ近くでロケしてたとはなぁ~全く知らんかったわ…残念。
ストーリーは王道です。
才能に恵まれたボクサー・カブの栄光と挫折と友情と。
いじめられっ子だったユウキを「俺がずっと守ってやる。」と約束したのを、高校生になってもちゃんと守ったというのが感動的。
何のことか分からん人は、劇場で確認しましょう。
久々もう1回観たいと思う映画だったんだけど、ストーリー面は今回置いときましょう。
とにかく、李闘士男監督の(笑いの)センスの良さと、すぐ近所でロケという事で、終始(・∀・)ニヤニヤしっぱなしの映画でした~。
最高だったのは「東淀川UFO公園」。
女の子が手を伸ばした先に大きなUFOが乗っかってるという銅像が出てくるんだけど、もちろんそんな銅像はありません!
…が、「ほんまにあるのか??」と思って、探しに行こうかと思ったよ。マジで。
これは美術スタッフさんのイタズラ心らしいんだけども。
さらに最高だったのが、カブ達が高校生になってから。
重量に耐えきれずにUFOが折れてしまってるんだけど、銅像の背中にUFO縛り付けてるのよねー。
密かに爆笑でした~。ええセンスしとる。
あと、予選の組み合わせ表。
各選手に架空の高校名が付いてるんだけど「長居高校」なんてのがありました。
吹き出しそうになったよ。
ちなみにカブとユウキは恵美須高校。ライバル稲村は玉造高校。
もちろんそんな高校はないですが、もうこれだけでツボやね~。
天王寺動物園にお好み焼きに商店街にオバチャン達に…なんかもぉ、大阪の地域振興映画ですか?みたいな。
ちょっと映画のことも書きましょうか。
幼なじみのカブとユウキ。
カブはやんちゃで、天才型。
ユウキは気弱な努力家。
小学校の頃にユウキは転校するんだけど、高校生になって帰阪。
カブと再会しボクシングに誘われ、そこからコツコツと練習。
高校ボクシング界で最強なのが玉造高校・稲村。
向かうところ敵無しだったカブも、稲村の前にはあっさり敗北。
カブはグレ、その姿見ていたユウキは打倒稲村を誓う。
マネージャー・丸野の突然の死をきっかけにカブが復帰。
ところがその頃はユウキがかなり強くなっていて、カブはユウキに敗北。
ここで2回目の挫折を喰らうんだけど、今度は逃げず、ユウキのサポートに回るカブ。
そして最終決戦。
という感じ。
丸野の突然死には驚きました。
めげない子で可愛かったんだけどねぇ。「ブーブー」
やっぱ、主人公はカブでした。
ユウキがめちゃめちゃ強くなって「あらら。喰われたねぇ。」なんて思ったんだけど、その強さを素直に認めて、ユウキが稲村を倒す手伝いをしようと決心するカブには頼もしさを感じましたね。
仮想・稲村として、稲村のスタイルを研究し、ユウキとスパーリング。
後にこれが稲村に対する最終兵器になる点は痛快でしたね。
「ちょっと出来過ぎか?」と思わないではないけど、エンターテイメントだからいいでしょ~。
結果的にユウキは稲村に負け、次はカブの番。
この時のカブのお母さんのセリフがいいのよね。
「なんや、ユウちゃんの敵討ちかいな。それは負けられへんなー。」
そして、カブは幼き日の約束を守ります…。
ホント王道なんだけど、観せ方うまくて、どんどん引き込まれます。
「DMC」でもそうだったよなー。
ストーリーはよくある話なんだけど、観せ方で飽きさせないという。
拍手!です。
そして小ネタ満載。
こじかが鑑賞後一言「大阪ってどんなとこやねんって思われるやろな…(・∀・)ニヤニヤ」
大阪を舞台にした小説を、大阪出身の監督が撮る!ということで、こりゃ大阪人は絶対観なければなりますまいという作品「ボックス!」です。
…が、冒頭、高良健吾と香椎由宇が標準語でセリフ言ってるもんで、すっかり大阪が舞台の映画という意識が吹っ飛んでしまいました。
そこに関西弁ばりばりの市原隼人登場。
いやー、台詞回し見事でした。本人は神奈川出身だから、普通「インチキ関西弁」になるはずなのに、多少ツッコミどころあるもんの、ほとんど気にならないレベルで訛ってくれてました。
…ちなみに、インチキ関西弁でうちらの間で語り草になってるのが「SP」に登場したスキンヘッドのテロリスト。
あの「まだや。」は無いだろ。。
「岡田准一、注意せなアカンやろー!」と、いつも言ってます。
それはおいといて、おかげで「東京の電車に、関西のチンピラと、悪ガキ?が乗り込んだ。」みたいに思ってしまったんですよね~。
ところが、電車は南海電車。駅は岸里玉出。(駅名は架空になってたけども)
あまりに近所で、(・∀・)ニヤニヤしてしまいましたね。
…こんなすぐ近くでロケしてたとはなぁ~全く知らんかったわ…残念。
ストーリーは王道です。
才能に恵まれたボクサー・カブの栄光と挫折と友情と。
いじめられっ子だったユウキを「俺がずっと守ってやる。」と約束したのを、高校生になってもちゃんと守ったというのが感動的。
何のことか分からん人は、劇場で確認しましょう。
久々もう1回観たいと思う映画だったんだけど、ストーリー面は今回置いときましょう。
とにかく、李闘士男監督の(笑いの)センスの良さと、すぐ近所でロケという事で、終始(・∀・)ニヤニヤしっぱなしの映画でした~。
最高だったのは「東淀川UFO公園」。
女の子が手を伸ばした先に大きなUFOが乗っかってるという銅像が出てくるんだけど、もちろんそんな銅像はありません!
…が、「ほんまにあるのか??」と思って、探しに行こうかと思ったよ。マジで。
これは美術スタッフさんのイタズラ心らしいんだけども。
さらに最高だったのが、カブ達が高校生になってから。
重量に耐えきれずにUFOが折れてしまってるんだけど、銅像の背中にUFO縛り付けてるのよねー。
密かに爆笑でした~。ええセンスしとる。
あと、予選の組み合わせ表。
各選手に架空の高校名が付いてるんだけど「長居高校」なんてのがありました。
吹き出しそうになったよ。
ちなみにカブとユウキは恵美須高校。ライバル稲村は玉造高校。
もちろんそんな高校はないですが、もうこれだけでツボやね~。
天王寺動物園にお好み焼きに商店街にオバチャン達に…なんかもぉ、大阪の地域振興映画ですか?みたいな。
ちょっと映画のことも書きましょうか。
幼なじみのカブとユウキ。
カブはやんちゃで、天才型。
ユウキは気弱な努力家。
小学校の頃にユウキは転校するんだけど、高校生になって帰阪。
カブと再会しボクシングに誘われ、そこからコツコツと練習。
高校ボクシング界で最強なのが玉造高校・稲村。
向かうところ敵無しだったカブも、稲村の前にはあっさり敗北。
カブはグレ、その姿見ていたユウキは打倒稲村を誓う。
マネージャー・丸野の突然の死をきっかけにカブが復帰。
ところがその頃はユウキがかなり強くなっていて、カブはユウキに敗北。
ここで2回目の挫折を喰らうんだけど、今度は逃げず、ユウキのサポートに回るカブ。
そして最終決戦。
という感じ。
丸野の突然死には驚きました。
めげない子で可愛かったんだけどねぇ。「ブーブー」
やっぱ、主人公はカブでした。
ユウキがめちゃめちゃ強くなって「あらら。喰われたねぇ。」なんて思ったんだけど、その強さを素直に認めて、ユウキが稲村を倒す手伝いをしようと決心するカブには頼もしさを感じましたね。
仮想・稲村として、稲村のスタイルを研究し、ユウキとスパーリング。
後にこれが稲村に対する最終兵器になる点は痛快でしたね。
「ちょっと出来過ぎか?」と思わないではないけど、エンターテイメントだからいいでしょ~。
結果的にユウキは稲村に負け、次はカブの番。
この時のカブのお母さんのセリフがいいのよね。
「なんや、ユウちゃんの敵討ちかいな。それは負けられへんなー。」
そして、カブは幼き日の約束を守ります…。
ホント王道なんだけど、観せ方うまくて、どんどん引き込まれます。
「DMC」でもそうだったよなー。
ストーリーはよくある話なんだけど、観せ方で飽きさせないという。
拍手!です。
そして小ネタ満載。
こじかが鑑賞後一言「大阪ってどんなとこやねんって思われるやろな…(・∀・)ニヤニヤ」