※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。

「ダークナイト」のスタッフによる新生スーパーマン「マン・オブ・スティール」です。
「ダークナイト」が映画としての完成度めちゃめちゃ高かったので、これは絶対観なきゃなるまいと思ってました。
鑑賞後の率直な感想を言うと「素晴らしいっ。」の一言です。
実際にスーパーマンが居たら「こうなるよなぁ。」というのをきっちり描いてました。
また、これは最近のハリウッドのヒーロー物の流行りなのかもしれないけど、あのスーパーマンが「悩めるヒーロー」として描かれてるんです。
スーパーマンといえば、なんの悩みもない完全なる「善」としてこれまでは描かれてたと思うんだけど、今作では、人助けをすればするほど奇異な目で見られるという経験をしながら成長したために、クラーク・ケント=スーパーマンをして「地球人は信用できない。」と言わしめるんです。
これはかなりの衝撃。現に軍隊はスーパーマンを攻撃対象にするし…。
もうひとつ面白かったのは、これまでは「クラーク・ケント」と「スーパーマン」は切り離されて描かれていましたよね?
三枚目のケントが、シャツ脱いだらスーパーヒーローになるという。
ところが、今作ではあくまで「クラーク・ケント」が中心なんです。
クラーク・ケントがこっそり人助けしてたのが、堂々と力を発揮するために「スーパーマン」になるという。
だからケント=スーパーマンであると知ってる人が結構居る。
この辺も人間臭さを出す演出ですかね~。
初めて空を飛んだ時にとても楽しそうに飛んだり、また、最大限力を発揮する時は雄叫びをあげたり。
今までのスーパーマン像とは違う面が描かれていて、これも人間臭さを感じたのでした。
今作はスーパーマン誕生の物語。
故に彼の行動原理も描かれていました。
基本は善人なんで、困ってる人が居ると放っておけない。
でも、力を発揮すればするほど疎外される。
育ての父は、人間らしく生きるために力を隠せと言い、そのために命を落とす。
そんな経験が積もり積もって「地球人は信用できない。」と考えるようになる。
そんな彼の転機が、同じクリプトン星人であるゾッド将軍が攻めてきた時。
教会で牧師に悩みを打ち明けた時に掛けられた言葉が
「まずは信じてみては?信頼は後から築かれます。」
これで吹っ切れたケントは、スーパーマンとしてゾッドとの戦いに赴きます。
その後も何回か「信じる」という言葉が出てきたので、この一言が支えになってるんだなぁと感じたのでした。
今時の映画なんで、映像はそれはそれは見事でした。
ソニックブーム発生させて飛ぶスーパーマンが新鮮でしたね。
ただ浮かんでるだけの時も、浮遊感に何の違和感もなく。
しかしまぁ、ゾッドとの戦いで街一つをほぼ壊滅させてしまったけど…あんな超人同士が戦ったらそうなるよなぁ…トランスフォーマーやアイアンマンの比じゃなかったです。
ただ…なんか観たことあるなぁと思ったら、ネオvsスミスの戦いにちょっと似てたような…人間電池っぽいのも出てきたし…。
スーパーマンの映画って、悪く言えばノーテンキなんだけども、今作に関してはそんなこと無かったです。
案外ダークで。
故に、代々受け継がれてる”あの”メインテーマが合わないんですよね。
実際、使われてないんだけども。
オープニングが”あの”オープニングだろうと期待してたら全然違ったので「おや?」と思ったんだけど、鑑賞後振り返ってみると納得。
確か三部作だったと思うんで、続編が楽しみです。

「ダークナイト」のスタッフによる新生スーパーマン「マン・オブ・スティール」です。
「ダークナイト」が映画としての完成度めちゃめちゃ高かったので、これは絶対観なきゃなるまいと思ってました。
鑑賞後の率直な感想を言うと「素晴らしいっ。」の一言です。
実際にスーパーマンが居たら「こうなるよなぁ。」というのをきっちり描いてました。
また、これは最近のハリウッドのヒーロー物の流行りなのかもしれないけど、あのスーパーマンが「悩めるヒーロー」として描かれてるんです。
スーパーマンといえば、なんの悩みもない完全なる「善」としてこれまでは描かれてたと思うんだけど、今作では、人助けをすればするほど奇異な目で見られるという経験をしながら成長したために、クラーク・ケント=スーパーマンをして「地球人は信用できない。」と言わしめるんです。
これはかなりの衝撃。現に軍隊はスーパーマンを攻撃対象にするし…。
もうひとつ面白かったのは、これまでは「クラーク・ケント」と「スーパーマン」は切り離されて描かれていましたよね?
三枚目のケントが、シャツ脱いだらスーパーヒーローになるという。
ところが、今作ではあくまで「クラーク・ケント」が中心なんです。
クラーク・ケントがこっそり人助けしてたのが、堂々と力を発揮するために「スーパーマン」になるという。
だからケント=スーパーマンであると知ってる人が結構居る。
この辺も人間臭さを出す演出ですかね~。
初めて空を飛んだ時にとても楽しそうに飛んだり、また、最大限力を発揮する時は雄叫びをあげたり。
今までのスーパーマン像とは違う面が描かれていて、これも人間臭さを感じたのでした。
今作はスーパーマン誕生の物語。
故に彼の行動原理も描かれていました。
基本は善人なんで、困ってる人が居ると放っておけない。
でも、力を発揮すればするほど疎外される。
育ての父は、人間らしく生きるために力を隠せと言い、そのために命を落とす。
そんな経験が積もり積もって「地球人は信用できない。」と考えるようになる。
そんな彼の転機が、同じクリプトン星人であるゾッド将軍が攻めてきた時。
教会で牧師に悩みを打ち明けた時に掛けられた言葉が
「まずは信じてみては?信頼は後から築かれます。」
これで吹っ切れたケントは、スーパーマンとしてゾッドとの戦いに赴きます。
その後も何回か「信じる」という言葉が出てきたので、この一言が支えになってるんだなぁと感じたのでした。
今時の映画なんで、映像はそれはそれは見事でした。
ソニックブーム発生させて飛ぶスーパーマンが新鮮でしたね。
ただ浮かんでるだけの時も、浮遊感に何の違和感もなく。
しかしまぁ、ゾッドとの戦いで街一つをほぼ壊滅させてしまったけど…あんな超人同士が戦ったらそうなるよなぁ…トランスフォーマーやアイアンマンの比じゃなかったです。
ただ…なんか観たことあるなぁと思ったら、ネオvsスミスの戦いにちょっと似てたような…人間電池っぽいのも出てきたし…。
スーパーマンの映画って、悪く言えばノーテンキなんだけども、今作に関してはそんなこと無かったです。
案外ダークで。
故に、代々受け継がれてる”あの”メインテーマが合わないんですよね。
実際、使われてないんだけども。
オープニングが”あの”オープニングだろうと期待してたら全然違ったので「おや?」と思ったんだけど、鑑賞後振り返ってみると納得。
確か三部作だったと思うんで、続編が楽しみです。
