彩の国さいたま寄席

本日、彩の国落語大賞受賞者の会に行ってきました。
場所は、さいたま市の彩の国芸術劇場。
駅で言うと与野本町でございます。
で、賞な訳ですから、なんとか賞を貰う人が出るわけですね。

大賞　：三遊亭白鳥
技能賞：五明樓玉の輔
殊勲賞：橘家文左衛門

の三名。

でプログラム。
開口一番：桂ゆう生／転失気
五明樓玉の輔／宮戸川
橘家文左衛門／夏泥
…お仲入り…
三遊亭円丈／夢一夜
三遊亭白鳥／任侠吹上動物園

でございました。。。

転失気はですね。。。
なにかが足りない。。。
正直イマイチ。
宮戸川はナカナカ良い！
玉の輔師が若いこともあって、半七が合う。
最後をゴニョゴニョとしたほうが現代には通用するのか？？
性の事がおおぴらになったこの時代にね、この手の噺は価値観が難しいか？
俺だったら、真っ先に飛びつくけどね！
夏泥、この時期の定番と言えば定番。
泥棒が泥棒に入ってそこの住民から金を逆に巻き上げられるお噺。。。
この泥棒もバカだけど、この住民も不気味。。。。
かなり変な人。。。
この人泥棒が入ってこなかったら食えずに死んでいたのか？？
ありえない設定が落語らしい。。。
文左衛門師は最初からかったるそうに枕を振る。
このかったるさ加減が最後の住民のおかしさと結びついてより落ちが生きる。

仲入りをはさんで。。。
ゲスト円丈師の夢一夜。。。新作落語です。
この噺この前聞いたばかり。。。
あぁ、、、残念。。。別の噺を聴きたかったなぁ。。。
トリはお目当て白鳥師。
任侠流山動物園　埼玉バージョンでした。
白鳥師のパワー炸裂。
最後ちょっと唄なんかも入って聞き応えありましたよ。