「おかしな日記?+五七五」

銀河系宇宙太陽系第三惑星地球亜細亜州日本国東北地方
秋田県僻地郡山奥山中軟着陸現在横手市在住乃ブログ

“いかだの思ひ出”

2005年07月25日 23時20分39秒 | 青春旅日記
「第23回雄物川筏(いかだ)下り大会」が24日開かれ、37チーム121人が参加。秋田市雄和から茨島までの約20キロ区間で、夏空の下、ゆったりと流れる雄物川の
川下りを楽しんだそうです。

詳しくは→夏空の下ゆったりと/秋田市、ユニークないかだが川下り



“いかだ”と言うと忘れられないことがあります。いまから22年?前です。
中一の夏休み前です、皆瀬ダムで冒険したことです。その年はダム湖は満水でした。
どういう訳か近くに丸太を7,8本組んだ“いかだ”がありました。

一つ上の先輩と“いかだ”に乗ってダム湖に繰り出しました、午後1時ころです。
オールなどありません、棒で漕ぎ出したのです。最初のうちはそれで良かったのですが、
キャッキャしながら岸の周りを進んでいたのですが、舵棒を手放してしまったのです。
2時間くらい遊覧?していましたが、天気が悪くなって風も出てきました。

“いかだ”は完全に風任せになり制御不能になりました。距離にしてどの位だろう。
隣の離れ小島に漂着しました。満水なのでその島は膝までぬかるみます。
さて困った岸には遠く先輩は青くなってウロウロしだしました。



俺達の声が誰かに聞こえたらしく、人が集まってきました。先輩の父親がロープを背
負ってバイクでぶっ飛んできました。向う岸が見えるのに父親は叫んで、ロープを投げ
るが届きません。水は前日の雨で濁っています。なんだかんだで夕方5時になりました。

この話は、次の日学校で職員会議で大騒ぎになったそうです。私は知らなかったのですが
先輩はかなり怒られたそうです。私には何も無かったのですが夏休みには“いかだ”遊び
は絶対しないようにと校長先生が注意していました。

あっ、ところでどうやって離れ小島から帰ってきたと思いますか?
地元の方が水は濁っているが浅いので、胸までつかり迎えにきてくれました。
その方につかまり私達は無事岸にたどりつきました。

ふぅ~、めでたしめでたし。

あとで、分かったのですがそこは、水が引けると陸続きななるところでした。
元は畑でちょっとだけ高いだけでした。私達は泳げない訳じゃなかったが、
濁っているのと、風で波が高かったのでビビッたのでした。

だけど今は、本当に離れ小島みたいに見えます。ゴールデンウィークにはその島から
岸にこいのぼりが50匹くらい泳いでいます。残念ながらその写真がみつかりません。
離れ小島の写真はネットから拝借しました。

よいこのみなさん、親に心配をかけないようにしましょう。

ここで一句 「いかだみて 遠いやな過去 思い出す」 先輩、元気ですか