「おかしな日記?+五七五」

銀河系宇宙太陽系第三惑星地球亜細亜州日本国東北地方
秋田県僻地郡山奥山中軟着陸現在横手市在住乃ブログ

忘れられた「父の日」

2005年06月20日 17時17分39秒 | 日常生活での話
昨日は父の日だった、誰も何も言わないから忘れていた。

理想的な父親とは「家族から尊敬される」男性だという。

現実の父は仕事でも家庭でも「今ひとつ自信を持てず存在感が薄れている」のが
現状です。わが身を振り返れば答えが出てくる。

昨日の「秋田さきがけ新報」のコラムに載っていたのを拝借します。
なお、 「秋田おそがけ新聞」とはちょっとだけ違います。

北斗星(6月19日付)
作家の故向田邦子の父は大酒のみでかんしゃくを起こす「暴君」だった。だが向田が
女学校時代に親元を離れると意外な一面を見せた。3日にあげず手紙を送ったのだ。
なかなかできることではない。手紙は時候のあいさつに始まり、娘を「貴女」と。
照れの裏返しか。

終戦の年の話が胸を打つ。小学1年生の末娘が学童疎開する際、父はおびただしい
はがきに自分のあて名を書いて渡し、元気な日はマルを記入して毎日投函するよう
言い含めた。末娘はまだ字が書けなかったのだ

いずれも彼女のエッセー「字のない葉書」にある。父はかなりの心配性だったのかも
しれない。が、戦時下で、子供の日々の安否を知る方法が他にあっただろうか

以上、抜粋記事です。

我が家の子供達は、上の子は神奈川県、下の子は北海道と離れているが手紙など
貰ったことはない。もっとも今は携帯電話の時代で手紙を書いてるより電話をした
ほうが早い。二人ともこのブログを見ているので何かあればコメントの一つも入れる
だろう。逆に言うと、三日もブログを更新しないと「親父、パワーが落たな」なんて
皮肉が帰ってくる。せめて父の日くらい「がんばってます」くらいのコメント
できないのかと、思う今日この頃です。

人それぞれに忘れ得ぬ思い出がある。昨日は父の日。子供に感謝されるだけでなく、
私自身が父親のぬくもりを思い起こし、感謝しなければならないのかも。

父の死に「酒気帯運転 」などもってのほかと、反省中です。(遅いってか?)

ここで一句 「親孝行 する気があれば 今のうち」 親父達の代表