「おかしな日記?+五七五」

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秋田県僻地郡山奥山中軟着陸現在横手市在住乃ブログ

“おかしな男”その3

2004年12月04日 18時44分49秒 | 奇人変人シリーズ
“H男君”の話その2

現場監督をしていた頃の話です。涙なくして笑えない話です。
ハンカチを用意してからこの記事をお読み下さい。(同じことやるなって)

やはりH男君の話です。ある現場での12月半ば、夕方5時から足場の解体を
しました。よその現場で仕事が終わってから私の現場でとび職を20人位集まって
一気に解体しました。変則的な作業工程を組んだのは、現場の関係と店舗の営業の
都合で夕方5時になりました。

今回のおかしな話は、解体作業が終わったあとの出来事です。

ひと通り解体が終わって、彼が私に話しかけてきました。前は同僚ですので、
仕事もおわったので話し込んでいました。そのときです、みなさんが帰って
しまいました。立ち話をしてる間に彼は忘れられてしまったでした。

私は彼と方向違いだし、まだ雑作業残っていたの送ることができません。
彼はタクシーで帰りました。ここまでは普通ですが、

ここからです。

彼はタクシーに乗ってから、500円しかないことに気が付きました。
500円分乗ってそのあとは歩いて帰ったそうです。なにせ冬です。

近道をしても雪が降ってます。田んぼを歩いて帰って用水路に落ちたそうです。

おまけに弁当箱をタクシーに忘れたそうです。
彼は、お金のたりないぶんはうちに帰ってから払えばよかったと気が付いたそうです。
(そのまま乗っても、料金は1000円くらいです)

普通の人は、自宅までタクシーに乗って帰るとおもいます。

この話は次の日、H男本人から聞いた話です。大笑いしました。
うちでも、奥さんに弁当忘れたので怒られたそうです。

ここで一句 「H男君 現場に笑いを 提供す」 (憎めない男です)

季節ハタハタ昨年比3、4割安/出回り量多く小ぶり←(秋田魁新報)