私は昭和33年生まれ。家が貧乏だったため、4人きょうだいの誰ひとり幼稚園や保育園に通っていません。
そのため、ようやく買った白黒テレビ(よく買えたもんだ、金もないのに:苦笑)にはずいぶんと遊んでもらいました。
私と同世代の方々はほぼ間違いなくテレビっ子初期だと思いますが、昔の番組で懐かしく思い出すのが視聴者参加番組。
虫さされでお馴染みのキンカンがスポンサーだったと思う、のど自慢みたいな番組や、クイズ番組もたくさんあったような気がします。
中でも私がいい番組だったなぁと思うのが、「ズバリ!当てましょう!」と「がっちり買いまショウ」。
「ズバリ」のほうは、今はパナソニックになったナショナルがスポンサーの番組で、エレベーターの扉みたいなところから出場者が出てきたような
記憶があります。
いくつかのモノの値段を当てる番組で、今はタレントや芸能人が出演しているところが一般視聴者。見事当てると、そのモノ自体が貰えたんじゃなかったかなぁ。
うろ覚えでごめんなさいですが、もし当てた人が出ない場合には、一番近い値段をつけた人に賞金が出たような気がします。
「がっちり」のほうは、夢路いとし・喜味こいしのおふたりが司会をしていて、視聴者夫婦3組が参加。
まずミニゲームで順位を決めて、それに応じた予算金額が与えられ、その金額内でスタジオ内にたくさん置かれたモノから欲しいものをかごに入れ、
予算内ならめでたくお持ち帰り、予算オーバーのときは残念賞だったかしら?スポンサーの商品も必ず入れるルールだったような。
予算内でも、少なすぎてもいけなかったような気がしますが、制限時間内で精いっぱい考えている様子は思い出しても微笑ましいし、
こちらもその場にいるような共感を持てました。子どものくせに(笑)。
今のようにモノが豊富にあって、お金がないといいながらも、当時よりはるかにたくさんのものを所持できるようになったから、こういう番組は
必要ないのかもしれません。それに、ある意味太っ腹のスポンサーがいないのかもね。
そんなテレビっ子だった私ですが、今はあまりテレビを見ません。
でも最近の災害やスポーツ(特にラグビーね)、昨日の即位礼正殿の儀など、視覚から得る情報ってやっぱり大きいとは感じています。
災害時はラジオが頼りになりますが、音声だけの情報では状況を全部表現することはやはり難しい。
畑の家にはテレビがないし、先日のように孫が来ていると、普段なら昼ごはんや晩ごはんを食べながらニュースを見る、ということが出来なくて
(孫の気が散るからと止められる)、ぷち浦島太郎状態になることがあります。
災害に遭われて情報が遮断されてしまった方々は、ずっとそんな状態なんでしょうね・・・
今放送されている番組に好みのものが少ないとはいえ、やっぱりテレビは身近な情報&エンターテインメント媒体なんですね。
そういえば、私が調査協力(なんて偉そうなもんじゃないけど)している食品ロスの担当者さんからメールがあり、テレビのローカル局が
取材させてほしいので、この地域で取材に応じてくれる人を募集している、とのことでした。
一昨日最初のメールが届きましたが、今朝また届いていて、応募がなかったようなんです。
電話もしくは映像での取材らしいけれど、テレビに出るならもうちょっと違うのがいいなぁ。「ガッチリ」みたいなのなら出たいかもしれないけど(笑)。
今検索してみたら、出てきました!両方の番組とも。詳しく知りたい方はぜひ検索してみてね。私、リンク張らない主義なので。