昨日夕方4時から、選挙の投票所の設営に行ってきました。
場所は中学校のランチルーム。私が行ったときには既に役所の職員が3人、若手2人と以前バイトでお世話になったことのあるMさんが。Mさんも既に定年過ぎの
はずだけど・・・役所方の責任者はまだ来ていませんでした。
私のような民間従事者も集まってきましたが、いつもなら教頭先生がカギを持って来てくれるのに昨日はなかなか姿を現さず。
ようやくやってきたのは教頭先生ではなく教務主任、だと一緒に従事するYさんが言っていました。その教務主任に開錠してもらってようやく作業開始。
・・・・・・なんだけれど、いつもなら前にも担当した職員がひとりくらいはいるのに、今回はゼロ。
そのうちにやってきた役所の責任者も初担当で、見るからに手馴れていない感満載。
リーダーシップをとれる人、おれせん(名古屋弁で「いない」を意味します)。
それでなくてもコロナ禍でいつも以上にやることが多そうなのに。これは予想以上に帰りは遅くなりそうだな・・・・・・
職員にしっかりした人がひとりいると、それは作業がスムーズに進むんです。数年前に担当だったBさんはそれはもうてきぱきとしていて、指示も飛ばすけど
自分も人一倍動く人でした。
たまにしか顔を合わさない人間で作業をするときには、そういうリーダーがいるかいないかで全然作業効率が違ってきます。
昨日の場合、民間従事者のうち投票所の管理者となっている人が率先して動いてはくれましたけど、ひとりで決めてしまいがちで、後でやり直しもあったりして。
ずっと世話役をしていた元婦人会の会長は、ご自身は足腰を痛めていてさほど動けないけれど、口は達者(笑)だし指示は的確に出してくれるのはありがた
かったですね。
こういうときにふと、リーダーの素質について思います。リーダーに必要なのは、自分で何もかもやれる能力ではなく、適材適所の人材を配する能力だな、と。
私にはとてもそういった素質はなく、兵隊さんとしてちょこまかと、指示に応じて動くことしか出来ないな。
さて、去年は選挙が一度もありませんでした。コロナが拡がってから初の選挙で、これまでとかなり違う点がありました。
コロナとは関係あるかないかはわかりませんが、床に敷くシートの材質が変わっていました。コロナ対策としてはビニール袋を開いて飛沫防止カーテンを設置
したり、間仕切りを置いたり。投票用紙の記載台も一つ置きにしか使えないようにしていました。
いつもなら記載台に置く鉛筆もいちいち消毒したものか使い捨て鉛筆に。消毒液や手袋、マスク、フェイスシールドなど、これまでより荷物がぐんと増えて
いました。
従事する私たちも、明日は出勤前に必ず検温するように言われています。いつもなら食事のときなど休憩時におしゃべりもしますが、明日は物静かにしなくては
いけませんね。
明日も投票が終わったら開票にも行かなくてはならないのだけれど、片づけがスムーズに行くのか心配です。
そして約一か月後にもまた選挙があり、今年中には必ず衆院選も。今回は少々まごつくことも多いでしょうけれど、次に活かすことは出来るでしょう。
明日は日本のあちこちで選挙の投票日になっています。私と同じように、長い一日を投票所で過ごす方もたくさんいるはず。ひとりじゃないんだと思って
頑張ります。それではまた月曜に。