昨日は彼岸の入り。うるう年だからでしょうか、例年より1日早いですよね。
いつの間にやら夜明けが早くなり日暮れは遅くなって、昼間と夜が半々になってきました。
夕方うっかりしていると、もうこんな時間だったの!?という罠に陥りそうになりますが、今は大相撲をやっているのでそれが時計代わりになっています。
ようやく見慣れてきましたが、やっぱり観客の姿や歓声のない土俵は寂しい・・・・・・
それにびっくりしましたが、昨日の白鵬戦の取り組みのときの懸賞、見落としたのかもしれないけれど、1本しかなかったような。横綱戦なのにね。
全体的に懸賞の数は少なめなイメージ。これも多分、無観客の影響かと思われます。
さて、お彼岸に話を戻して、お彼岸と言えばお彼岸だんご!
私はお彼岸だんごが大好物。
以前は義母が得意としていて、長年手作りしていました。でも認知症症状が進んできた頃から、作らなくなりましたね。だいたいお彼岸とかお盆とかの
行事自体をすっかりお忘れで。
市販品でいくらでも売っているけれど、どうも義母の作ったものと比べると味がイマイチ、どころかイマ3~10?(苦笑)
全体的に言えるのが水っぽいと感じること。それは餅屋として始まったお店のものでもそうだったので、本当にがっかりしました。
あるときは確かめずに買ったがために、甘いものがあって。非甘党の私、かけるお醤油も砂糖入りはまっぴらごめんなのに、だんご本体が甘いなんてもってのほか!
そこで去年の秋彼岸だったか、義母の作っていた様子を思い出しつつ作ってみたものの、混ぜるお湯の量が多すぎてやわらか過ぎる残念な結果に。
そしてそのとき誓ったのでした。絶対リベンジしてやる!(大げさやなぁ~:笑)
で、昨日。
リベンジ決行いたしました。
米粉に熱湯を少しずつ、様子を見ながら加えていき最初のうちは箸で混ぜて、全体にお湯が行きわたったところで捏ね開始。
捏ねて練って・・・ってどれくらいまでやるのか、と問われると説明しがたいけれど、捏ねながら水分が少ないと感じたらまたお湯を足し、お湯を足し過ぎた
と思ったら少し米粉を加えて。
よく「耳たぶくらいの固さ(やわらかさ)」なんて表現がありますが、その人の耳たぶによって違うと思いません?福耳の人と貧相耳の人とじゃかなり
違いがありそう(笑)。
ただ去年は水分が多めでやわらかすぎて失敗したので、やや固めになるくらいの感じにしました。米粉の量にしても水分量にしても、具体的な数字では表せない
ですね。実際の生地の具合で判断するしかありません。
義母は本当にかなり長い時間捏ねていたような記憶がありますが、そこはぐ~たら嫁の私。そんな長時間捏ねたわけではありませんが、なんとな~くいい感じ、
と思えるところで少しずつ丸めてから真ん中をきゅっと押して形作り、蒸し器(我が家では吉岡鍋という無水鍋を使っています)で12分ほど蒸して。
きゃ~っ!つやっつやピカピカのもち肌!!
まずは仏様にお供えして、少し経って冷めたものにお醤油をそのままかけて試食。
プリプリ&モチモチ!で思った以上の出来。義母を超えた、かもしれない。むふふふふ・・・
以前義母が作ったものと比べると舌触りが滑らかでしたが、それはおそらく使っている米粉の質の違いだと思います。
義母が作っていた時は近くのお米屋さんがそこで挽いていた米粉を使っていて、私が使ったものよりもかなりきめが粗かったんです。なので捏ねるのにも
時間がかかったのかもしれません。
昨日の昼ごはんは息子も一緒でしたが、焼いてお醤油をかけたおだんごをぱくぱく食べていました。私も久しぶりにおいしいだんごが食べられて大満足。
その後また胃が重くなりましたけど・・・
また来週の月曜のお彼岸明けに作ろうと思います。お中日はぼた餅かな?これは消費するのが相方ひとりなので、問答無用で買ってきます。
美味しそうに出来ていますね。つい手が出そうです。
このようなお団子はもう随分と久しくなってしまいました。
亡き母や祖母思い出す彼岸餅
すみません。団子としたかったのですが字余りなので。
(俳諧は門前の小僧の拙句でゴメンナサイ。)
失礼しました。ちょっと遅めの10オクロック中のyo-サンでした。
米好きなものですから、こういうだんごとかあられにおせんべいなどの米菓を切らしたことがありません。
でも甘くないけど糖質、なんですよね・・・(苦笑)
お母さまやお祖母さまもこんなふうに手作りしていらしたんでしょうね。
正直、テクニックはほとんど不要!粘土遊びみたいな感じで楽しいですよ。ぜひお試しを♪