Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

思い出したように書く、久しぶりの展覧会

2022-04-10 06:00:00 | 旅行・お出かけ

昨日、アピールチャンスにあった人の記事を見て、ゴッホ展についてまだ書いていないことに気がつきました。久しぶりの展覧会だったのにね。

展覧会のチケットの値段もずいぶんと上がったものだな・・・と思います。一般1900円。コロナ禍になって、中止を余儀なくされた展覧会も数多くあり、収入の減少でクラウドファンディング

など呼びかけた美術館もあったくらいなので、これくらいの金額はやむを得ないところでしょう。

私はあまりコレクション癖はないのだけれど、展覧会のパンフレットだけは残しています。さすがに数が多くなったので、古いもののなかからいくらかは処分もしましたが、好きな作品の

あった展覧会のものは後生大事にとってあり、自分なりのアーカイブファイルも簡単なものだけれど作ってあります。

過去のパンフレットを見ると、ゴッホの作品をかなり多く展示した展覧会で一番最近のものは、2017年に愛知県美術館で開かれた「ゴッホとゴーギャン展」。このときの入場料は1500円でした。

金額にこだわるわけじゃないけれど、こういったものの価格の変動も私にはちょっと興味深い。

 

さて、肝心の展覧会ですが、やっぱり人が多かったですね!日本人が好きな外国の画家で、おそらくトップ3に入るだろうと思われるゴッホですから。

私が一番心惹かれたのは、人物のデッサン。こってりとした油絵とは違ったイメージで対象を細かに観察。当たり前なのだけど、うまいなぁと感心。

名古屋市美術館での展覧会でよく思うのが、展示の仕方が不親切だなということ。一筆書きでたどれないと言うか、順路の案内もあまりなかったように思うし(見落としただけかも)

片側の端まで見たらもう一度振り出しに戻る、みたいな場所がありました。友人が一緒だったのでよかったけれど、私ひとりだったら見落とした作品があったかも。

などと多少の不満はあったものの、やっぱり生で観る作品は印刷のそれとは違う。混雑してはいたけれど、それもずいぶんと忘れかけた感覚で、鬱陶しいけど懐かしくもありました。

展示を見終えるとお約束の展覧会グッズ売り場。またずいぶんとたくさん並んでいましたね。私は何ひとつ買わなかったけれど、レジが7か所も設けられているのに驚きました。商魂逞しい。

 

その後常設展も観たのち美術館を後にして、お昼を済ませたあと向かったのが5分ほど歩いたところに新しく出来た商業施設、マルエイガレリア。

元は丸栄というデパートがあった場所で、私が子どもの頃、母は丸栄が好きでたまに連れていってもらいました。なぜ丸栄が好きだったかと言うと、名古屋のデパートの中では一番庶民的で

かつ「トイレの場所がわかりやすい」点も大事なポイントだったようです。それは私も同様で、やっぱり親子だなと。

大きなビルがひしめき合う栄地区で、地上3階建ての建物は周りから取り残されたようにも見えますが、新しもの好きは多いとみえて平日なのにかなりの混雑ぶり。

友人は普段から名古屋駅のデパートなどに私よりはよく出かけて買い物もするけれど、私は田舎者のようにそういうことがほとんどありません。なので、まず値段にひるんでしまって

結局何も買わずに見るだけで終了。

2階のフロアは全部無印良品なので、何か欲しいものがあるときにはここに来ればほぼ必ずあるかもしれないけれど、それほど無印信奉者じゃないし。もっと地元に近いお店で充分だな。

 

その後、友人が松坂屋でパンを買いたいと言うので移動。庶民の私は相方に御座候をお土産に買って帰宅。もう少しゆっくり出来るとよかったけれど、友人は自宅に夫と自分の母親が

待っているのでね。私も以前はそうだったな。夕食の支度など、義父母が一緒だったから気がせいてしまうんです。今はずいぶんと気楽に出かけられるようになりました。

経験者なので、友人の立場はよ~くわかります。諸事情あっても折り合いをつけながら、でも自分の楽しみも忘れずに。いくつになっても大事にしたいことなんじゃないかな。

今は彼女のバイトが長引いていて、今回も休みを取ってのお出かけでした。なかなかふたりのスケジュールが合わないんですが、そのうちまたちょっと遠出もしたいと思っています。

 


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