昨日は暖かい、を通り越して暑いくらいな気温になりました。イオンモールへ娘たちと出かけましたが、駅からモールまで歩いているだけでうっすら汗ばむほど。
スプリングコートを着てきたことを軽く後悔。脱ぐと荷物になるしと羽織った状態でいて、ふとバッグに扇子を入れていたことを思い出しました。
冬でも暖房が効きすぎて昨日のように汗ばむことがあるので(太っているからかも)、扇子は年中持ち歩いているんです。それも男物で少し大きめ。独身時代から使っているもので
よく見れば紙の部分にぽつぽつとシミが出来かけてはいますが、風を作るには影響なし。当時1500円くらいだったんじゃないかな。まだ消費税もなかった頃の話。
春休みということもあって、モールのなかは時間が経過するにつれてどんどんと人が多くなってきました。
早めにお昼にしようと11時半くらいにフードコートへ行くと、席がほぼ埋まった状態。これはちょっとすぐに食べられないし、それにやかまし過ぎるということで、別フロアの
星乃珈琲店へ。まだ席も空いていたしうんと静かだったのでかえってよかったです。
近くに住む息子に、仕事が休みだったらと娘が連絡すると、お昼を食べ終える頃にやってきて1時間ほど一緒にいました。
娘がスーツ選びに出ていた間、息子と孫と3人で書店の絵本コーナーで一緒に立ち読みを楽しんで。久しぶりに絵本コーナーなんか行ったけど、面白い本いっぱいで!でも絵本くらい
借りてくれば済むものもない、なんて言ったらいけないかな。
私の目的だった孫の服を買う話は、今は充分服はあるので、買ってもらえるならこれを、と見せられたのが通販サイトのウインドブレーカー。
ちょっとは選ぶ楽しみも欲しかったけどなぁと思いつつも、まあ親だから正直なリクエストが出来るというものだし、と切り替えて。先ほど購入手続きをしました。
娘や息子が小さかったとき、私の両親と子どもたちは一緒にどこかへ出かけたことはほとんどありませんでした。今思うとちょっと残念でしたね。
同居していた義父母とはわりと一緒に出かけていました。今ほどショッピングモールがたくさんある時代ではなかったし、私もまだ免許を持っていなかったので、公共交通で行ける
デパートがほとんど。それも松坂屋か名鉄百貨店か。
昔の名古屋人にとって、デパートと言えば松坂屋でした。松坂屋のある栄地区に住んでいた友人のお母さんは、普段食料品を買いに行っていた丸栄(今はありません)にはエプロンと
つっかけサンダルで行くけれど、松坂屋は1枚(服を)替えるというエピソードを今でも覚えています。それくらい松坂屋は特別だったんですね。
松坂屋へ行くと屋上のゲームで遊んでお昼は食堂で、というパターンが出来上がっていました。
名鉄百貨店では屋上であまり遊ばせた記憶はありませんが、当時一階の一部に系列のホテルのラウンジがあって、そこでお茶をするのが楽しみでした。
子どもたちにケーキを頼むと、その日のケーキを何種類かワゴンに載せて席まで運んできてもらえるのが、親の私にもちょっと特別感がありました。
今はそうした特別感をあまり感じられなくなっているような気がします。昔より生活レベルが上がったからかもしれないけれど、なんだか少しつまらないような気もする。
ちなみに、孫娘にとって昨日一番よかったのは、星乃珈琲店でお昼を食べたことだったそう。って、案外チープなことだったんだな。
たまにしか行かないけれど、今でもデパートへ来ている年配女性はちゃんとおしゃれしている人が多いような気がします。そんなふうにおでかけのとき、ちょっときれいにして
出かけようという心映えは好ましいなと思いますね。
翻って我が身を見ると、う~ん、さすがにワンマイルウェアより少しはましだがなぁ、程度で非常に残念。もっと身ぎれいな諸先輩を見習わなくては。