くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

TEIBAN展

2011年08月11日 19時00分22秒 | 炎の味がま

9月8日から東京新宿「OZON」でTEIBAN展Shigarakiが開催されます。

TEIBAN展は信楽の窯元たち16社がそれぞれの「思い」を伝えにいく展示会です。

思いを伝える・・・・

はじめは全然理解できませんでした。

マイブランドを立ち上げる・・・

やっぱりよく分かりません。


私達、窯元はひたすら「作る」ことだけに徹してきました。
作ることしかしてこなかったのです。

私は陶器即売会で各地に行き、直接お客様と接して陶器を売る。ということをしてきましたが、そこに、「思い」はあったのでしょうか。

作る気持ち、売りたい気持ちを優先してきたと思います。

ところ変われば私もどこかのお客であり、ユーザーであります。

自分はどんな気持ちで買うのか、どんな気持ちで使うのか・・・・


少し答えが見えてきました


TEIBAN展にむけて、川野プロデューサーは何回も何回も足を運んで思いを伝えるためブラッシュアップミーティングをして下さいました。

このミーティングで何回も「気づき」をもらいました。


思いや気づきがあっても、展示会です。

思いを形にしなければいけません。


今日、川野さんが直接面談して下さり、自分に足りないものがやっと見えてきました。

・・・時間がありません

展示会までの時間をどう使うかが、勝負です


私には、「Salon du グータン」というまだ発展途上ですが、つくりあげてきたものがあります。
「グータン」はお料理教室です。
信楽焼の土鍋を使ってお料理をして、信楽焼のうつわで皆で作った料理をいただく会。なんです。
ここでも、いろんな思いを伝えているつもりですが、まだまだ・・・です

ただ、私はこの「グータン」の空間で、みんなが楽しめたらって思います。

ここの空間の主役はうつわでもなく、お料理でもなく、お鍋でもない。
「人」だと思います。

「グータン」についてはまたの機会にたっぷりご説明しますね


TEIBAN展はこの「グータン」の空間を東京に持って行きたいんです





皆、とっても楽しそう

何より、私が一番楽しい


少し、見えてきました・・・だいぶ見えてきました

やるべき事が山ほどあります

事務所で少しイメージ作り



うん、見えてきた・・・


けど、ここから自分の「グータン」の表現がはじまります。


頑張ろう・・・っ遅


気づいたときからスタートです




本日のくらしのうつわ

きゅうりの小えびの酢の物








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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (文ちゃん)
2011-08-12 20:54:44
頑張れ~!!
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Unknown (キッスワン)
2011-08-13 06:24:24
難しそうだけど、楽しそう・・・
がんばってください。
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頑張ります (あづさ)
2011-08-14 00:26:57
文ちゃん、とにかくやるしかないので頑張ります

キッスワンさん、楽しまないと、見えてきませんよね
難しく考えずに、やりたいこと、やってみます
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