くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

朝宮茶とグータン

2012年01月19日 18時36分59秒 | グータン
いよいよTEIBAN展が近づいてきました。

今回は自分なりの炎の味がまとしての、グータンを持っていこうと思っています。

今まで、グータンから生まれたうつわたち。

どれも、思い入れのある、いろんなストーリーがあります。

土から形が出来て、窯で焼かれ、お料理が盛り付けられて、みんなに食べてもらうまで。

私はすべて見てきました。

形のないものが、いろんな工程を経て、手にとって使ってもらうまで見られるこの環境は、すごいことだなとあらためて思います。

たくさんのうつわたちのストーリーをグータンで気づきました。

このストーリーを伝える場のひとつがTEIBAN展なのかも知れません。

そのTEIBAN展、今回は朝宮茶の作り手さんたちが参加されます。

朝宮茶は、信楽でも特有の立地条件で、品質のいいお茶がとれます。

私も小さいころから朝宮のほうじ茶で育ちました。

信楽には、宝物がたくさんあります。

大切に伝えていかないといけませんね


そんな朝宮さんから、TEIBAN展でグータンとコラボ的なことがしたいとおっしゃってくださいました。

お茶の粉末を使ってちょっとしたお菓子やお料理をして、信楽焼のうつわでいただく・・

グータンならこんな感じで出来るかな・・・?

いろいろ考えて、試行錯誤中です



今日は甥っ子の3時のおやつがホットケーキだったので、たねを少しもらってお茶粉を混ぜてみました。

少々、焦がしてしまいましたが、雰囲気は出来てきました

ホットケーキでもいいし、チョコレートなんかもいいし、信楽のでっちようかんなんかもいいかも・・・

お茶菓子として、ちょっと華を添えられればいいかな。

当然、うつわは信楽焼でグータンっぽく




もう少し、練っていかないと・・・

やっぱり、TEIBAN展まで、寝れそうにないです


朝宮茶とグータン。

新しい挑戦です



本日のくらしのうつわ

朝宮茶のホットケーキ(試作)