さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ファビアン、上級クラスに昇級する

2010年03月17日 10時34分36秒 | Web log
今日、別件でファビアンの学校に電話をしたら、ファビアンが
上のレベルのクラスに昇級したと聞きました。

うれしいが、家では特に何もしていないのだが。

お母さんが厳しいせいか、家でかなり羽を伸ばしているように
みうけられるのであります。

最初は、「せっかくの2週間楽しんでいただきましょう!!!」
と思ったけれど、朝パジャマ姿で起きてきて、ゲームをつけて
ゲームしだすし、学校行く前もテレビにかじりついているし、

昨日も友達たちにファビアンネタを披露したのだけれど

「いやぁ、男の子というのは14歳になっても7歳児と
あまり行動が変わらないんだよねぇ。びっくりした」と
話したばかり。

で、『別に家で何をしたって、長い人生のたった2週間なんだから
別に害にもならないだろう。それよりも楽しく過ごせればそれが一番!』
と思うのだけれど、でも、お母さんに会ってしまったので、ちょっと
気になったりもする。

『英語が上達しないのはホストファミリーのせいだ』などと
言われたら、どうしましょう・・・・

なんて、気の小さい私はちょっと気になりだしたりするのでした。

でも、ファビアンが結果を出してくれたので、ちょっと安心だ。
お母さんはさぞ喜んでいることと思います。

よくやった!ファビアン。

ところで成績が上がるとか学力が向上するとかって、どういうものなんだろう。

わたしは、ガリガリ勉強することがいいとは全然思っていない。

強制されて勉強したところで、頭の中に残るもんだろうか?

楽しいなぁ、面白いなぁと思えることなら、頭に残ると思うし
それから、もって生まれた志向性のようなものもあると思う。

わたしは理数系ではないと思うしね。

微分積分なんて勉強したけれどすっかり忘れちまったよ。

家にきて好き勝手にテレビゲームをしたり、テレビを見たり、
ドラムやキーボードを演奏したりすることがメインで、
英語をしゃべっているかというとほとんどしゃべっていない。

それに14歳というお年頃の男の子。

ぺらぺらしゃべるほうが、珍しかったりするわけでして。

お母さんはとてもまじめで、熱心で、意識が高く
「ファビアン、ちゃんと島のこととか、自分のこととか、
色々話しています?話すように言ってるんですけれど!
礼儀正しくしてますか?ちゃんとするように言ってるんですけれど。」
と言う。

女の子じゃないんだし、ジョナサンですら、聞かれたことに
答えないこともあるのに・・・それに14歳といってもまだまだ
発展途上の男の子。そんなお母さんが思うようにはいきませんよ・・・
と、心の中でつぶやきながら、うまく濁して
おきました。

それにしても、成績が上がったって・・・一体どういうんでしょうね。

不思議だ・・・

きっと何かの拍子に詰め込まれていた知識が一気に開花したような
状態なのかもしれません。

グット・タイミングだわね。

ある意味、ファビアンがやりたかろうがどうだろうが、とにかく熱心に
教育してきたお母さんの努力の結果でもあるのかもしれません。

署名

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