蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

もう1か月に?

2017年11月07日 | 身辺雑記
 散歩したときの写真を載せようと、日付を見たら、もう1か月も経っていた。
 春に蔓バラの写真を撮っていたら、一枝くださったハンサムな女主人のいるお店のほうへ。
 
 やはり、きれいな花の鉢が吊り下げられ、窓には向かい側の建物が映っている。

 これって、トウガラシなの?

 足元に置かれた看板には、「トリ肉クリーム…&イワシフライ、コーヒー付¥810」

 鉢の手入れはおさおさ怠りなく。

 豪華な振袖模様のような葉っぱは、なぁに?

 反対の道路側には金木犀。あまり匂わないじゃないのとスマホを向ければ、やはり匂った。

 朝、かかってきた高校時代の友人の電話を思い出す。
 彼女も、英語ペラペラで、いつも原書を抱えているハンサムな女性だった。
 お勤めも貿易会社の社長秘書とか、何々大使館とか。
「そりゃさ、結婚しないって決めたのは、自分だけどぉ、恋もしたし」と。
 やはり独身のお兄さまがいて、60過ぎに結婚したのは聞いてはいたが、その兄も亡くなり、天涯孤独になったと。おまけに相手の女性は結局は財産狙い。いま裁判所に申し立てをしているとか。
 友人が、お母さまをずっと看取ってきたことも知っていた。
 そのころも「お兄ちゃんて、ずるいんだ」と、ちらっとは言っていたけれど。
 奥さんは、もっとずるかったらしい。

 この樹よりも老けてる私たち。
 お互いに体調もよくなく、このあいだの飲み会も行けなかった。
「長生きしてよ~」と彼女。
 

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