『母と暮せば』への懸念。

BS1スペシャル『戦争を継ぐ～山田洋次・84歳の挑戦～』を、
観ようか迷ったけど観ました。
二宮くんを好きなだけで観るものではない…、そんなレベルではないだろうなぁって。
制作に関わった人の思いと同じくらいの思いを持ちながら観れる自信がなくて、
だから観るべきじゃないのかと思ったけど、
一応最初ちゃんと観始めて、今、観終わりました。

この映画は、二宮くんだから観る人が沢山いて、
二宮くんだから観ない人が沢山いて、
それくらい、監督の気持ちからはかけ離れてしまうような簡単な感情で左右される作品になる。
本当に伝えたいなら、どうしても『嵐』が付きまとう二宮くんを、
使うべきではないのではないかって、深く考えた2時間でした。

わたしは、真剣に観たつもりです。真面目に2時間観ていました。
すっごく難しかったけど、変なテンションでは観なかった。
でも違った。他の人は違った。
わたしが検索したのが間違いだけど、
ツイートをするような世代の人たちの感情は、全く違った。
結局そんな人たちが観に行く映画になるというのが真実で、
あれだけ監督が、自分にとって大事な作品と言ってたのが、見事にぶち壊される気がした。

わたしが考えることではないんだけど、
そのことがすごく気になって、『うーん。うーん。』と先ほどから頭を抱えています。


あと、予想だけど、黒木華さんというのは25歳って書いてましたが、
多分、多分…多分ですが、撮影を経ても、戦争に関心をそんなに持てなかったのかなって思った。
違ったらすみませんですけど。
わたしはあの昭和顔に騙されてしたが、オフ時間の会話にひっくり返るかと思った。
わたしが生涯通して使いたくない言葉を、二つも使っていたから。
ああそういえば、CMでも言ってたな。
個人的に苦手で、特に女性は使わないほうが良いと思ってる。
喋ると印象変わるっていうのはこのことですね。
勝手にイメージ作っていたわたしが悪いと彼女は思うでしょうが。


11月も半分終わってしまいましたね。
いよいよ年末が近づいてきますよ。
年が明けたら歳を取ってしまう…。嫌だなー。


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