書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

柳公権・金剛般若経

2006-09-01 07:13:02 | Weblog

柳公権(778-865)
中国の大中小都市の本屋を覗くと、書法関係の棚で、
とりわけ目に付くのが柳公権の書だ。
書法初学者の入門に最適の範本とされているのだ。
柳公権は王羲之を学んだ後に顔真卿を学んだが、
顔法以外にも初唐書家の書風を吸収し、
骨のような力強さを増した顔筋柳骨の書体を形成した。

金剛般若経(824)
1908年、ペリオが敦煌窟で発見した唐拓である。
顔真卿の書風と欧陽洵の書風が覗われる、二人の中間に位する書風だ。






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