書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

紀貫之・土佐日記(藤原定家臨)

2007-05-17 07:31:26 | Weblog
紀貫之(868-945)
「新古今和歌集」の選者。
貫之の「土佐日記」は男性最初の仮名紀行文として名高い。
歌人としては元より、能書家としても謳われていた。
貫之の書と擬されている古筆があるが、どれも確証は無い。

この書は、後に、藤原定家(1162-1241)が、土佐日記の真蹟に出会い、
病身を押して書写したものである。
「貫之の筆跡を形どおりに写し留めた」との添え書きがある。


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