シャレにならない虎クジ2連敗
今年も 幸運の女神は猛虎に振り向かなかった。真弓新監督の欠席により、南球団社長に くじ引きの出番が巡ってきたが、まさかの結末だ。1位指名した 早大・松本が横浜、外れ1位のNTT西日本・藤原が楽天と競合。「つい出てしまった」という左手で封筒をつかんだが、当たりマークは入ってなかった。
前夜には「練習なんか せえへんよ。当たるまで引くで~」と冗談交じりに話した。しかし待っていたのは、1位指名のクジ10連敗(外れ1位をのぞく)というシャレにならない結果だった。
リーグ戦では 巨人に13ゲーム差をひっくり返され、CSも第1ステージで敗退した。悪い流れは ドラフトでも変えられなかった。会議の後で、真弓新監督に電話連絡。「究極の残り福に期待しよう」と話しあった。運の問題だから、どうしようもない。「ずっと続いているんで悔しい。2回外れたから、80点かな」と前向きに受け止めた。 外れ外れ1位は 最速148キロの台湾人留学生右腕、奈良産大・蕭一傑。「甲子園は 台湾にいる時からテレビで見ていたあこがれの場所。僕を選んでいただいて本当にうれしいです」。真弓新監督へのメッセージを問われると「優勝しましょう」と流ちょうな日本語で声を張り上げた。 希望は先発ではなく救援だ。「短いイニングの方が ベストを出せるし最終的な夢はクローザー。勝利の方程式に加わりたいし1番に藤川さんの話を聞きたい」。来季は久保田の先発転向でJFKは解散が濃厚。早速藤川、ウィリアムスとの「JFS」結成に名乗りを上げた。 蕭 一傑(しょう・いっけつ)
1986年(昭61)1月2日、台湾・屏東(ピンドン)市生まれの22歳。
高苑工商から02年4月、宮崎・日南学園入学。
2年夏、3年春に甲子園出場。
奈良産大1年春からベンチ入り。
今季からエースで5季連続リーグ優勝に貢献。
6月の大学野球選手権1回戦では中央学院を4安打完封。
1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。
ドラフト会議 また、前のシステムに戻ったみたいですね。よくコロコロ変わるんですね。って これも運ですかね~・・今年前半に幸運全て使ってしまったから・・・でも、残り運という言葉もあるし・・・蕭(しょう)投手って言うんですかね~・・この字は書けません。 |