阿波地域住民自治協議会

~住めば都:山里プラン~ 淀川の源流からの情報発信です

大紀町『野原げんき村』を訪ねました。 4年間で730頭。

2012年08月21日 | 24年度記録
 「60代以上の女性グループ」「地域の農産物利用の特産品づくり」「獣肉」「校舎跡地の活用」などをキーワードに、東保育園跡地の活用による『山里レストラン』を目指す当自治協女性委員を中心とした14名で、大紀町野原地区の『野原げんき村づくり協議会』を訪問しました。
 人口580人のこの地区で、「ないものねだり」から「あるもの探し」を行うことで地域資源を活用することに気付き、目的の異なる6つのワーキンググループをつくり、それぞれが役割りを持って廃校の小学校校舎を拠点に活動しています。
 その中の「野原の食」グループは、『野原工房げんき村』で特産品づくりや販売を行いながらシカ・イノシシの肉を利用した【鹿ちゃんコロッケ】や【猪丼】や地場野菜を利用の弁当を販売しています。
 視察の昼食は、【猪丼】でした。・・・吉野家の牛丼に負けず劣らず、癖も無く完食・・・・・
 この肉は、野原地区の定年退職後に免許と食肉処理業や食肉販売業の許可を取得の方ともう一人の狩猟免許を取得の方で賄っているとのことです。平成20年から23年の間、シシ・シカを730頭捕獲し、「現在野原地区周辺ではシシ4頭しシカ10数頭が残っているだけだろう」とのことです。   ~ うらやましい限り ~

○七保支所 西村支所長の同行を頂きました。


○野原げんきづくり協議会 鳥田会長の説明を受けました。

○野原地区の区長さんも来て頂きました。


○待ってました。『猪丼』! 完食。


○狩猟免許・食肉処理業と食肉販売業の中村さん。げんき村工房へ文字通り獣肉を提供されている。(中村さんの処理場は、車庫の一角に)