阿波地域住民自治協議会

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【1/3強の権限の大きさを痛感。6月議会の報告を受けて】

2017年07月05日 | 29年度
 7/4(火)19:30から『議会報告会』が開催されました。
 朝から、台風3号の動向に気をもみながら午後の様子や予報により開催の有無を判断することとしたが幸い大した風雨も無く22名が参加し予定どおり開催した。
 まず、出席議員から6月議会での議案などについての説明。その中で、南庁舎整備事業に関連した予算案を巡る凡人では理解に苦しむ可決について、「景観を損なうオンボロのコンクリート建物を保存し活用する」ことへの多いなる疑問が続出した。
 また、伊賀鉄道新駅整備に関し「公有民営化は、後には戻れないことは承知の上として、毎年の財政負担が必要であり、10年後の黒字化を目指しているが具体策や見とおしおよび進捗状況のチェック」に対しては「毎年の予算審議でチェック可能」としたものの黒字化への方策について、鉄道の必要性を繰り返すのみであった。
 つぎに、当地域の喫緊課題(テーマ)として、➀公共施設最適化・土地利用条例・自治センター化など、公平で均衡のとれた地域振興とは逆行の伊賀市施策(第2次再生計画)で中心部への一極集中を益々助長し、地域への権限分散(権限移譲)の必要性を訴えた②地域振興予算の段階的削減による地域イベント存続の危機③さるびの温泉の今後として、入湯税の工夫による自主的運営の可能性を訴え民営化より公設運営による地域振興の核とするよう訴えた。④市民センターでの諸証明発行事務の中止については、住民の利便性の確保をしながら支出削減方法の検討を訴えた。これについては、行政の方向が決定したものでないとの回答を得た。 
 総じて、オンボロコンクリート建造物を巡る議会の様子を聞き、選挙での支持が1/3強と1/3弱と比べ強の部分が絶大との実感を痛感した。

●報告会参加の議員の皆さん


●地域の課題(テーマ)を質問し訴えた。



●天候の悪い中、22名が参加