優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

涙 -ラグビー 東芝府中対早稲田大学を見て

2006-02-20 11:46:05 | 日々の歌
彼の頬 濡らす涙は くやしさか
      それとも喜び 成長祈る

“王者”とは これほど強い ものなのか
          耐えに耐えて 遂に敗れる

社会人(おとな)には 威厳を示す 義務がある
       完膚なきまで 叩きのめす



府中に3年住んでいた縁もあり、東芝府中が出る試合を時々見ます。
ラグビーのファンでもないし、ルールも分からないのですが。

昨日は、学生「王者」の早稲田とトップリーグ「王者」の東芝府中の「王者」対決でした。
早稲田は前の試合でトヨタを倒している。
18年前には、東芝も早稲田に負けたことがある。
しかも、今年の早稲田は”最強”との事。
どうなるのかなぁ、「ひょっとして」と思いながら見ていました。

前半は12対0で、東芝もいつもの社会人相手とは勝手が違うのか、ちょっとやりにくそうな感じ。
早稲田も踏ん張って、東芝の攻撃によく耐えていました。
しかし、後半はさすが社会人の貫禄。圧倒的でした。

特に、後半の30分ぐらいになると、もう東芝の怒涛のような攻撃を止めることが出来ない。
早稲田の選手の中には顔を紅潮させて「なんとか一矢報いたい」と感情を溢れんばかりにさせている人も。

終わった後は、涙、涙、涙。
早稲田の選手は皆泣いていました。
東芝府中の選手は、相手の健闘を称え、握手をし、肩や背中をたたいてやる。

「強くなれよ。もっと。
お前達が強くならないと、日本は強くなれないんだ。
俺達は先を行く。頑張ってついて来い。
俺達を乗り越えて見せろ。」と言わんばかりに。