優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

 【一家和楽】

2022-11-30 17:04:35 | 『人間革命』を読む
ただ一つ、
正法の三世にわたる
因果の法則からみれば、
その原因は判然とわかるのです。

あなたが信心したら、
主人が猛然と反対しはじめた。
これは一つの結果です。
偶然では決してない。

その辺の新興宗教や、
死んだ宗教か何かであったら、
そんなことはないかもしれない。

この信心は、
力がある生きた信仰なのです。

正法を受持して、
なおそのような目にあうというのは、
なにが原因だと思いますか。
よく低級宗教家連中のいう、
あなたの心得が悪いとか、
反対する主人が悪いとか、
そんなことに
根本の原因があるのではない。

厳然たる因果の理法によるのです。
そんなこと、
私は知らんといってもダメなんだ。
仏様がちゃんとおっしゃっているんだもの。

だからといって、
因果の理法がわかれば、
解決するというのでもない。

これらの根本的解決のために、
日蓮大聖人は
御本尊を残されたわけです。

その御本尊にたゆまず唱題し、
生活革命に努力してゆくことです。

若木も一日では伸びない。
赤ん坊も
一日や二日ぐらいでは
大きくならないのと同じく、
宿命打開の
長い信心が
必要になってくるのです。」

『人間革命3巻』 新生の章
P32 6行目~P33 3行目


笑顔は人間が咲かせることのできる花

2022-11-29 08:37:19 | 池田先生ご指導
池田大作
『女性に贈る 100文字の幸福抄』
主婦と生活社  より

「笑う」という言葉は、古くは
「咲う」とも書いたという。
笑顔は、
人間が咲かせることのできる花である。

お金があってもなくても、
家族にも、
友人にも、
惜しみなく贈ることのできる
幸せの花が笑顔である。


池田先生指導 2003年11月25日

2022-11-27 14:29:50 | 池田先生ご指導
2003年11月25日
池田大作全集95巻

「破門通告」より十二年。
仏法勝負の証は、
あまりにも厳然としている。
皆さまが、ご存じのとおりだ。
 
大聖人は、
良観等にたぶらかされた
有力者の一門が滅んでしまったことを述べられ、
「両火房(良観房)を信じている人が、
栄えているとお思いになりますか」
(御書1093㌻、通解)と厳しく仰せである。
 
日顕一派の峻厳な仏罰の姿は、
まさしく、
大聖人から「破門」され、
断罪された末路と見てよいだろう。
 
今や、日顕宗の
「広布破壊の陰謀」も、
「法主信仰の邪義」も、
「誤った血脈観」も、
「化義の悪用」も、
「僧俗差別」も、
「腐敗堕落」も、
すべてが暴かれ、
破折された。
 
一方、学会は、
「日本の柱」として、そしてまた
「世界の光明」として、
百八十六カ国・地域の
広がりをもって、
未曾有の上げ潮の勝利のなか、
創立七十三周年を飾ることができた。
 
御本仏日蓮大聖人が、
私たちを最高に賞讃され、
笑みをたたえられながら、
諸天善神に、
命じておられるにちがいない。
 
この学会の勝利の姿を、
牧口先生も、
どれほど喜んでくださっていることか。
 
先生は言われた。
「上流に立って害毒を流す
僧侶神官等の教導職の罪悪は
更にさらに重大であらねばなるまい。
たとえ小悪でも最大罪となり、
極悪の果報を結ぶことを思わねばならぬ。
況や大善に反対し大悪に加担するをや。
大悪に迎合し大善を怨嫉するに於いてや」
(『牧口常三郎全集』10)
 
このとおりである、
と私も思ってきた。
現実に、
大善であるわが学会に対して怨嫉したのが、
日顕一派の大悪である。
その陰謀に対して、
正義のわれらは、
断固として打ち勝ったのである。
 
さらに、牧口先生は言われた。
法華経は、
憎まれれば憎まれるほど、
幸福になる。
戦いには、
必ず勝つ。
変毒為薬の法門を、
身をもって読んでいくのだ」
「戦えば戦うほど、
こちらが強くなればなるほど、
仏法勝負の実証は早く出てくる」
 
この創立の父の教えのままに、
学会は戦ってきた。
だから勝っている。
 
「反逆者の末路は、
苦悩と醜態の歴史を、
醜く残すだけだ」とも、
牧口先生は、
厳しく見通しておられた。
そのとおりである。
反逆者の末路の実態は、
皆さまがご存じのとおりだ。
 
戸田先生も叫ばれた。
「学会への反逆は、
大聖人への師敵対だ。
その仏罰の最後の姿を見ればわかる」
 
また、「佐渡御書」を拝して
戸田先生は言われた。
「学会への反逆は、
悪い王様に味方して、
正法を立てる者をいじめる時に、
師子王のような心をもって、
敢然とそれと戦う者が、
仏になるのだというのです」
「学会精神というものは、
日本の国、
世界の国を救わんがために
やっているのです」
「全民族が
幸せに暮らせるようにするための
広宣流布です」
「われわれの精神は
師子王のごとく
誇りをもっていてもいいのです。
そうしたら仏になれるそうです。
『例せば日蓮が如し』です」
(『戸田城聖』6)
 
大聖人は厳しく仰せである。
「法華経の敵を見ながら
置いてせめずんば
師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし」
「如かず彼の万祈を修せんよりは
此の一凶を禁ぜんには」
「此れより後も・
いかなる事ありとも・
すこしもたゆ弛む事なかれ、
いよいよ・
はりあげてせむべし」
 
いずれも、牧口、戸田両先生が、
よく拝されていた御書である。
 
この御聖訓のとおり、
断固として、
追撃の手を緩めずに戦いぬいてまいりたい。

〈たなごころ 信仰体験〉  命の音色。今を奏でる 抜粋

2022-11-26 08:32:29 | 聖教新聞を読む
🌸 かわいい魔法の手
大阪府堺市

✨ 秋の放課後。
松岡桃香さん(14)
やわらかな音色で、
音楽室を温める。
トロンボーンに添えた右の手。
生まれつき中指がない。
幼き日、
「こんな手、嫌いや」
つぶらな瞳に涙をためた。
母・智子さん(51)は
その手をさすり、
大きな愛と祈りで包んだ。

✨ 妊娠8カ月。
胎児の心疾患が判明した。  
「ファロー四徴症」。
心室中隔に穴があり、
肺動脈も半分の狭さだった。
「真面目に信心してきて、これ?」
心が乱れに乱れた。
御本尊を恨み、
泣きじゃくる。

✨ インターホンが鳴った。
女性部の先輩がいた。
奈落に沈む心を丸ごと包む
「ものすごい笑顔」だった。  
思わず涙があふれた。
「智ちゃん、絶対大丈夫や」。
題目であらがうと決めた。

✨ 2008年(平成20年)6月。
次女の桃香さんが産声を上げた。  
最悪の場合は、
即手術と聞かされていた。
それなのに、
新生児集中治療室で
一人だけ管を通さず、
おちょぼ口でミルクを飲んでいる。
穏やかな命の奇跡を感じた。  
ただ、娘の手には
タオルが巻かれていた。  
「右手の中指が欠損しています」  
小さなベッドの中の
愛くるしい寝顔。
これから立ちはだかる辛酸を思うと、
胸がきしんだ。

✨ 生まれた直後の写真は1枚限り。
アルバムからは数年の間、
桃香さんの記録が抜けている。  
「それだけ余裕がなかった」  
泣けばチアノーゼが生じ、
発作も起きる。
「できるだけ泣かせないように」と
医師から言われた
「赤ちゃんは泣きますやん」。  
24時間、緊張が張り詰めた。
「好きなだけ泣かせてあげたかった」

✨ 1歳半で心臓にメスが入った。
医療機器につながれた娘の姿。
泣いて祈った。
3歳の時に指の手術もした。
小さな体で、
一つ一つ山を越えた。  

✨ 夫の寛さん(51)と祈り、
話し合った。  
人と違う手。
恥ずかしい。
後ろめたい。
そんな思いを絶対にさせはしない 
「負けへん子に」。
右手を隠さず、
大きな愛で育てた。

✨ 物心がつくと
幼い感情は揺れた。
「こんな手、嫌いや」。
娘の涙に胸が詰まる。
「お母さんは大好きやわ! 
かわいいお手てやん」。
小さな手をさすった。  
幼稚園のバスから、
泣いて降りてきた
「お化けって言われた……」  
「あんたは何も悪いことしてへんねんから、
堂々としとき。
負けたらあかん」  
そう言った後、
御本尊の前で泣いた。
「私の10本の指を、
この子の1本に替えてください」。
無理だと分かっていても、
それが母の想いだった。

✨ 桃香さんは、たくましかった。
4本指の右手を利き手とし、
箸も鉛筆も器用に握った。
何でも自分流を編み出し、
親の不安を越えていく。  
「できない」心配よりも
「できる」驚きが、
生活を彩った。  
福引の抽選器を回せば、
不思議なほど当ててくる。
「あんたの右手すごいな。
魔法の手やん」
「せやろ」
桃香さんも、自慢げな顔

✨ 9歳で再び心臓にメスを入れた。
ずっと青かった唇に、
紅の色がともる。
肺活量も増えた。
小学4年から吹奏楽部に入り、
トロンボーンを始めた。
負けず嫌いで、
どんどん道を開いた。

✨ 4年前。
智子さんに大動脈瘤が見つかり
心臓の手術をした。  
術後の痛みに、
もん絶した。
それでも
「桃香の不安や痛みを、
少しは分かってあげられる」。
御本尊に感謝した。  

✨ ずっと、
強い母であろうとした。  
「負けたらあかん」。
娘にかける言葉は、
自らへの叱咤でもあった。
試練のたびに
「もう無理」という言葉がついて出た。
池田先生が言う
「(苦境の時に)朗らかに微笑むことのできる人」でありたかった。
強がりでもいいから、
笑おうと決めた。  
曇り空でも、
母がガハハと笑えば、
家族は笑顔になった。

✨ いつも娘に甘い夫。
どれだけ煙たがられようが、
めげずに長女と次女に絡んでいく。  
のんきな姿を見ていると
思わず眉間にしわが寄る
だが、とことん優しく、
信心にあつい夫が隣にいたから、
希望を手放さず、
今日まで進んでこられた。

✨ 桃香さんは3カ月に1回、
検診に通う。  
心肺機能に低下が見られれば、
一番の喜びとしている
管楽器の演奏も制限される。  
「むりぃー」と言いながら
「まぁ、その時はまた頑張るしかないか」
青春の空の下で、
「今」を大切に奏でている。

✨ 今年の5月。
母の日に寄せて、
桃香さんが書いた作文が、
コンクールで特選に選ばれた。  
〈たくさん泣かせてしまった分、
これからはお母さんと同じくらい
明るくポジティブに
お母さんを笑顔にしていきます。
産んでくれてありがとう。
大好きやで〉  
くすぐったいような愛しい言葉。
じんと目頭が熱くなる。
涙のあと、母はまた底抜けに笑う。

✨ 関西創価中学に通う松岡桃香さん
書道が得意。
全国書道展覧会で金賞を受賞
吹奏楽に熱中する一方で、
学業は「全然ヤバい」
すかさず母の智子さん
「ちょっと色つけて言うとき」
「天才です」
「言い過ぎや」
にぎやかな日々。


〈スマイル自分らしく 信仰体験〉 抜粋 🌸 学会活動を軸に、仕事も育児も勝つ!

2022-11-24 08:44:42 | 聖教新聞を読む
🌟 私の願い…
  目の前の人へ、
  「華の冠」を

✨ 安達リサさん(46)
埼玉県草加市
美容師として働くシングルマザー。  
長男・成偉君(12)=小学6年、
次男・士輝君(10)=小学5年

✨ 訪問美容の店
「trip hair salon comon」
あらゆる世代から支持されている。
着付けの資格をもち、
髪結い師(日本髪)としても活躍
七五三の髪結い、着付けの注文が多く、
成人式の予約も続々と入る。     
「目の前の人に“華の冠”を贈る思いで」
華峯会の総県副責任者(県責任者)として、
使命の舞台で輝く。

🌼 昼夜懸命に働く シングルマザー

✨ シングルマザーになった時、
成偉は3歳、士輝は2歳
幼い2人の子を抱え、
借家に移って始まった新生活。  
“一人親にはなったけれど、
息子たちの笑顔は
絶対守り抜いてみせる”
―そう心に決めていた。     

✨ 実家の両親の手を貸り
昼は美容室、
夜はカフェバー
帰宅はいつも深夜。
子どもたちを起こさないように、
別の部屋でそっと布団に潜り込む。 でも朝、目を覚ますと、
成偉も士輝も、私の隣で寝ていた。
仕事に出掛ける私の後を、
「ママ待って!」
泣きながら追いかけてくる
その小さな体を抱きとめた母は、
“早く行きなさい!”と目配せを
“成偉、士輝、
寂しい思いをさせてごめんね。
あなたたちを守りたくて
働いているのに…”
涙があふれて、
止まらなかった。 

🌼 より良い両立の道を

✨ 働きづめの毎日。
息子たちとの時間ばかりか、
学会活動も出られない日が
続いていた。
どんなに忙しくても、
御本尊様からは離れない。
でも、学会活動から遠ざかってしまうと、
元気が湧いてこない。     
“白ゆり長なのに、仕事、仕事。
活動は地区婦人部長(当時)に
おんぶにだっこ。
本当に、こんな生活でいいのか…”     

✨ 池田先生の言葉を思い出した。  
「仕事なら仕事だけ一本に絞れば、
すっきりすると思うかもしれませんが、
何かを投げ出そうとするのは誤りです。
仕事、勉強、そして、学会活動と、
大変であることは、
よくわかっています。
しかし、苦労して、
それをやり遂げていくところに、
本当の修行があり、
鍛えがある。
また、その苦労が、
諸君の生涯の財産になるんです」

✨ “本当に、その通りだ”  
仕事ばかりしていても、
私の心は満たされていない。  
“子どもたちを守るために”
働いているのに、
息子たちに寂しい思いをさせている
諦めちゃいけないんだ。
より良い両立の道がきっとあるはず! 
それを見つけていくために、
信心があり、
学会活動があるんだ。     

✨ 成偉が小学校に入学する時、
夜間の仕事を辞めて、
子どもたちとの触れ合いと、
学会活動に充てることにした。     
寝る前は必ず、
布団で息子たちと川の字になって、
楽しくおしゃべり。  
絵本を読み聞かせたり、
天井に光を当てて影絵を作ったり。  
成偉も士輝もとてもうれしそうだった
二人がスヤスヤと眠りについた後、
仏間に向かい
〈より良い両立の道を〉
と祈り続けた。

🌼 笑顔を生み出す 
訪問美容の使命

✨ 思い立ったのが
「訪問美容」の仕事だった。   
16歳の時、
定時制の高校に通いながら、
病院で働いていた。  
入院されていた、
おじいちゃんやおばあちゃんたちから、
とてもかわいがってもらった
寝たきりの患者さんに声をかけると、
いつも、満面の笑みで応えてくださった。
「安達さんに声をかけてもらうと
元気になるのよ」と
ご家族から言っていただいて、
ものすごくうれしかった
 
✨ “目の前の人を笑顔に”
その思いで、美容室に立ち続けてきた。
でも、ご高齢の方や障がいのある方、
妊婦さんや
小さなお子さんのいるお母さん
美容室に行くことが難しい人もいる。
それなら、
お客さまのもとへ足を運んで、
カットして差し上げれば、
もっと多くの人を
笑顔にできるんじゃないか

✨ 美容室で働きながら、
介護職員初任者研修の資格
福祉美容師の民間資格を取得
2019年(令和元年)8月
店を立ち上げた
チラシを作り、
インターネットの地域サイトに登録
少しずつ予約をいただけるようになった。

✨ あるお客さま
パニック障がいと闘われてきた
「本当はいろんな髪形にしてみたいんです。
でも“いつ発作が起きるか”と考えると、
美容室には行けなくて」
長く伸びた髪にお客さまの苦悩を思い、
真心込めてカットをさせてもらった
鏡をごらんになったお客さまは
「本当に軽くなった! 
またお願いしていいですか。
今度はカラーをやりたいです」
うれしそうに、ほほ笑んでくださった。

🌼 2人の息子と「川の字」で

✨ 車イスを使われている方
寝たきりの方
そのままで、カットして差し上げられる。
訪問美容の仕事を重ねていく中で、
お客さまの人生の大事な一ページに、
立ち会わせていただくこともあった。     

✨ あるお客さま
ご自宅のベッドの上で
酸素の管をつけておられた。  
「もうすぐ、おじいちゃんに会いに行ける」。
うれしそうに話すお客さまに、
「いつまでもお元気でいてください」
枕元で髪の毛を切らせてもらった。
傍らにいた娘さんが涙ぐみながら
「お母さん、きれいになったね」
お客さまも「本当に良かった。
ありがとう」
手を取ってくださった。

✨ お客さまやご家族と、
心を結んでいく中で、
一人また一人と、予約が増えていった。
インターネットの口コミでも
高い評価を頂いて、
コロナ禍の今も、
たくさんのお客さまに
愛用していただいている。     

✨ 振り返えると、
願い、
祈り続けてきたことは
全部かなっていた。  
学会活動も、
仕事も、
子育ても
「全てをやり遂げたい」という願い

✨ 訪問美容で多くの仕事を頂けた
スケジュールが組みやすくなり、
子どもたちの学校のイベントにも、
学会の会合にも、
参加できるようになった。     
成偉と士輝とは、
今も川の字で寝るほど仲良し
仕事もこれ以上ないほど充実
学会活動から離れなければ、
全ての場所で勝利を開いていける
その確信を胸に、
新米の地区女性部長として
広布に駆けている。 

✨ 訪問美容のお客さまやママ友から、
悩みを打ち明けられる
そのたび、池田先生の本を贈り、
負けないでと仏法対話を重ねている。
勤める美容室のオーナーにも
御本尊様を授与することができた。
生き生きと
広布と使命の道を歩む私の背中を、
成偉と士輝に見せていきたい