三日月

夜の露　掬い集めて　細い月

ぼんやりと　見えない影が　重たそう

空に浮く　お椀に何を　よそろうか

冬の嵐

粉雪を　舞い上げて吹く　寒風に
　　　　　　　春はまだだと　思い知る夜

吹きすさぶ　粉雪ガラスに　張り付いて
　　　　　　　　払いのけても　凍りつく窓

前見えぬ　凍ったままの　車出し
　　　　　　　のろのろ走る　日の出前の道

　　　　　　　

十六雑穀ごはんを食べてみた

ごく最近、お米を買ったときにおまけで付いてきたたメーカーの雑穀を食べたばかりだったので、食べ比べてみようと思って応募した。

他メーカーのも美味しかったが、香りや食感がいかにも雑穀ごはんという感じがした（私はそれが良かったのだが）。
麦ごはんでも嫌だという旦那にはちょっと無理だろう。

それに比べると、やずやの「発芽十六雑穀」を混ぜて炊いたご飯は、色、香りともそれほど違和感やくせがない。
旦那も美味しいとは言わないが、黙って食べていた。

子ども達は美味しかったらしくさっそく「買って、買って」と注文が。
確かにもちもちとして、なんとなくおいしい。
カタログには雑穀ごはんにすると腹持ちがいいのでおかずが少なくて済むとあったが、子ども達は返ってごはんがすすんでおかずもたくさん食べるような気が…笑

ともかく、摂りにくいミネラル分など体に必要な栄養素が毎日食べるごはんで手軽に補給できるのなら試しに少し続けて食べてみようかなと思う。
体にどういう変化が出るか、ちょっと楽しみではある。

痛むのど

なんとなく　微妙に感じる　違和感が
　　　　　　　　嫌な予感を　抱かせる午後

診療も　終わったころに　はっきりと
　　　　　　　痛みとなって　後悔しきり

春のよな　夜の空気が　災いし
　　　　　　　油断したのか　風邪に冒さる　

冬の終わり

日の中を　風に吹かれて　ふわふわと
　　　　　　　　舞い降りる雪　わたぐものよう

こんこんと　せきをしている　四男の
　　　　　　　　　風邪が治れば　冬も終わりか

来月の　今頃はもう　受験日で
　　　　　　　春三月は　卒業の季節