スイカズラ科の ヒョウタンボク (花のときは キンギンボクと呼んだ方が良い)の実が真っ赤に熟して、おいしそうです。はい、もちろん 猛毒であることは 何度も聞いております。
日曜日の
デンパーク見学会 のときのこと、私は この木のことを説明してもらえると思っていたら、係りの人、無視して? 素通りしそうになったので、こちらから呼び止めて 「ヒョウタンボクの実がおいしそうに実ってますよね~」とガイドを催促したのであります (#^.^#)
係りの人は まじかに見れるように、果実の頭いた小枝をはさみで切ってきてくれた。
ヒョウタンボクの果実は その名のとおり、2つで一組なのだ。まぁ、分離してない実も多いけど。
係りの人から、花のこと(別名キンギンボク 金銀木)といって、白から金色に変わることは お話してもらったが、果実のことは あまり気が乗らないようで 話してもらえないので、
私「おいしそうだけど 有毒なんですよね?」
係りのひと「ええ、有毒ですから決して食べないでください」
といって、参加者全員が手にして一回りして戻ってきた 枝を地面に置いて、次に向かおうとされるので、
私「あー、もったいない! 決して食べたりしませんから、私にください!」(笑)
もらった果実を 家に持ち帰って とくと観察する。
面白いのは それぞれの玉の先に 柱頭の名残りがあることだ。ほんとうの瓢箪なら ウリ と同じで 一方には柱頭の名残り、もう一方の端は ヘタ とか 果柄が付いているはずだ。
両方とも 柱頭が付いているということは では 果柄はどこにあるのか?
手元に 実物があるということは 便利だねぇ
一輪挿しの ヒョウタンボクの果実を 今度は 果柄がよく見えるように ウラから見て見るよ~
2つの実の接合部に向かって果柄が伸びている。ネットで若い果実の画像を検索すると、めしべの子房が果実になったそのしょっぱなから ふたコブの実がついていた(´∀`)