アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ネズミモチ(1) - 岡崎平野

2019-06-28 21:35:01 | みんなの花図鑑

ネズミモチの花を観察したいのです。たとえば、雄しべは何本あるか とか?
でも、上のほうの花に チョウが飛来しています。



チョウは ネズミモチの花の なにを食べているのか、と関心を変え、コンデジの望遠側で追ってみます。




チョウはじっとしていません。コンデジにはファインダーが無いので、素早く動くチョウを液晶画面で追うのは 絶望的に難しいです。




近くにヤブガラシの花が咲いていて、そっちとネズミモチと行ったり来たりしているのですが、心なしかヤブガラシのほうが滞在時間が長い気がします。ヤブガラシのほうがお皿の上にあふれるほどの蜜を載せているので、チョウでなくても 蜜を吸うなら ヤブガラシのほうが効率的な気がします。




これは 目の前の花に潜っていたハナムグラです。マクロレンズつきの一眼レフで 接近してみます。
ハナムグラよ! お前は そんな大きな体で、小さなネズミモチの どこを食べようとしているのか?




花粉まみれになってます。でも~、花粉を食べてるのかな~ そうじゃないような気がするけどな~





アカメガシワ(雌花)‐ 岡崎平野

2019-06-28 17:57:34 | みんなの花図鑑

岡崎平野というと、広大ですが、実際は 岡崎市と安城市の境付近の何か所かです。
雄花は終わって、雌花が目立つ時期なので、比較的何か所かで写すことができました。




受粉が終わった雌花はきれいです。赤い部分は雌しべの柱頭。柱頭は3つに分かれています。
その下の球が 将来果実に成長する子房です。




別の株の雌花です。少し色が蒼いです。子房は棘状の突起があります。




子房の下に 反り返っている部分がありますが(画像の下のほう)アカメガシワに 花弁はありませんので、これは萼片と思われます。




この花は 受粉しているのでしょうか? 子房が丸くなってきており、花柱が赤くキレイなので、たぶん、受粉しているのだと思います。




またまた別の株ですが、同じ雌花でも こういうのもあります。柱頭は まだ黄色っぽく 子房は小さいです。これが ♪受粉の雌花だと思われます。

アカメガシワ(雄花)‐ 安城市WB

2019-06-28 14:08:43 | みんなの花図鑑

雨が止んだので、今年はまだ アカメガシワの花を撮ってなかったこと想い出して、近場を回ってきました。





ですが、いま目立つのは 皆 雌花のほうで、ようやく見つけたのが 川沿いに生えていた この雄株です。





花には 花弁がありません。雄しべだけです。




雄花の蜜はどこにあるのだろう? 葉に 蜜腺があることは書いてあるが、雄花の蜜はどこにあるかの情報がみつからない。




雄花(雄株)の新芽。




ハイビスカス - 西尾市憩の農園

2019-06-28 10:17:22 | みんなの花図鑑

アオイ科(フヨウ属)のハイビスカス。
wiki には 「ブッソウゲ(仏桑花)」として 項が割り当てられています。




らっぱ状または杯状に開き、花柱は突出する。(wiki「ブッソウゲ」)
アオイ科と言ったら、やはり シベの観察です。^^




よく目立つ大きな花は花弁が5枚で、筒状に合体した雄蕊の先にソラマメのような形の葯がついていて、雌蕊は5裂する。
(wiki)




花柱(といってよいものか、途中に おしべも付いているので)の先に 5裂した柱頭。毛羽立っている。




めしべのアンテナ型の柱頭の下には、花柱から たくさんのおしべが花粉を出している。





おしべ(花粉)のほうが めしべ(柱頭)より下にあるから、花が上を向いていれば、花粉が飛び出して自家受粉する心配はない。




だが、花が自重で 下垂しているときは? 自家受粉するんじゃないか。




斑入ギンバイカ - 安城デンパーク

2019-06-28 09:44:29 | みんなの花図鑑

デンパークの植物は どこにでもありそうで、ちょっとちがう名前のついたものが多いです。
これも 単に ギンバイカ でよさそうなものを 「斑入り」がついています。
先日の 「斑入りザクロ」もそうだし、ユリノキも何本かあるけど、「アメリカユリノキ」なんて樹名板がついてます。





気がつくのが遅くて、花はもう終わりかけです。




おしべが猛烈に伸びて、花弁は 申し訳なさそうに縮こまっています。
将来的に、どう進化していくんだろ? ネムノキみたいに、花弁がなくなるのでは (´∀`)




「斑入り」の葉って、生命力が弱いって聞いたことがあるけど、大丈夫かな。




ディエテス・ビコロル - 安城デンパーク

2019-06-28 09:30:07 | みんなの花図鑑

「ディエテス・ビコロル」って聞いたって、数秒後には 忘れています (◞‸◟)





ディエテス・ビコロル って 「Dietes bicolor」と書くんです。
「ダイエッツ」(ダイエットの複数形)、「バイカラー」、機械翻訳させると 「二色ダイエット」!






南アフリカ原産のアヤメ科の花。なので 別名: Yellow Wild Iris、 African iris。





さっき 英文 Wikipedia「Dietes bicolor」機械翻訳させたところ、花について、以下のように訳してくれました。

花は3つの濃い紫色の斑点がある黄色で、 それぞれオレンジ色の輪郭で囲まれており、花の茎を地面に曲げることができるカプセルがそれに続きます。 熟した種子(色が濃い茶色)は、カプセルが乾いて割れるときに分散します。

Dietes bicolor の葉は Dietes grandiflora および Dietes iridioides の葉よりも幅が狭く、さらにアーチ状になる傾向があります。