ガクアジサイは中心部に両性花があり、周辺に装飾花がある。装飾花の3~5枚の花弁に見えるものは萼(ガク)である。(岡山理科大学 植物雑学事典「アジサイ」より)
装飾花にも雌しべと雄しべがあるが、結実しない。(同上)
種子が出来ないことを「不稔性」という。
中央部の両性花は5枚の花弁があり、10本の雄しべがある。(同上)
両性花の めしべの柱頭は 3裂しているようだ。
雌しべ1 (花柱3)。
装飾花の弁化した(花びら状になった)部分は、萼片が巨大化したものだと分かる。萼片・花びらは3~4で、雄しべ6~8、雌しべ1(花柱2~3)。 (福原のページ/植物形態学「アジサイ」)
萼片は大きいが、花びら・雄しべ・雌しべは通常花より小さい。花びらは、品種にもよるが、開かないままのことが多い。(同上)