January 12, 2005 19:35
国連閣僚級会議 米英など増額も
【ジュネーブ11日共同】
スマトラ沖地震による津波被害の復興策を協議する国連主催の復興支援閣僚級会
議が十一日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた。国際社会の支援の規模は日
ことに拡大、ロイター通信の集計では五十五億ドル(約五千七百二十億円)を超え
た。
同会議でも各国が拠出額の増額や新規拠出を表明するとみられる。国連として
の支援国会合は今回が初めて。
この日の会議で、六日のジャカルタでの緊急首脳会議で決まった国連主導の支
援網が拡大。十二日には日米欧など十九カ国で構成するパリクラブ(主要債権国
会議)がパリで会合を開き、被災国への資金支援策などを協議する。
東南アジア諸国運合(ASEAN)が主催した緊急首脳会議には、二十六カ国・国際機
関が参加し、アナン国運事務総長が総額九億七千七百万ドルの緊急支援をアピー
ル。今回の閣僚級会議には首脳会議をはるかに上回る八十七力国・機関が参加。日
本からは谷川秀茜外務副大臣が出席し、日本が拠出表明Lた五億ドルの無償資金の
うち、国際機関に供与する二億五千万ドルの拠出内訳を発表した。
会議は国連緊急援助調整宮室(OCHA)のエグランド室長(国運事務次長)が中心とな
り、緊急援助活動の現状と問題点、中長期的な復興支援の課題などを説明する。
スマトラ沖地震の被災国に対する各国や国際機関が十一日までに表明した支援額
は、五十五億二千万ドル以上(ロイター通信)。さらに米、英などが増額を検討している。
国連閣僚級会議 米英など増額も
【ジュネーブ11日共同】
スマトラ沖地震による津波被害の復興策を協議する国連主催の復興支援閣僚級会
議が十一日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた。国際社会の支援の規模は日
ことに拡大、ロイター通信の集計では五十五億ドル(約五千七百二十億円)を超え
た。
同会議でも各国が拠出額の増額や新規拠出を表明するとみられる。国連として
の支援国会合は今回が初めて。
この日の会議で、六日のジャカルタでの緊急首脳会議で決まった国連主導の支
援網が拡大。十二日には日米欧など十九カ国で構成するパリクラブ(主要債権国
会議)がパリで会合を開き、被災国への資金支援策などを協議する。
東南アジア諸国運合(ASEAN)が主催した緊急首脳会議には、二十六カ国・国際機
関が参加し、アナン国運事務総長が総額九億七千七百万ドルの緊急支援をアピー
ル。今回の閣僚級会議には首脳会議をはるかに上回る八十七力国・機関が参加。日
本からは谷川秀茜外務副大臣が出席し、日本が拠出表明Lた五億ドルの無償資金の
うち、国際機関に供与する二億五千万ドルの拠出内訳を発表した。
会議は国連緊急援助調整宮室(OCHA)のエグランド室長(国運事務次長)が中心とな
り、緊急援助活動の現状と問題点、中長期的な復興支援の課題などを説明する。
スマトラ沖地震の被災国に対する各国や国際機関が十一日までに表明した支援額
は、五十五億二千万ドル以上(ロイター通信)。さらに米、英などが増額を検討している。