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豪政府、
応酬続く日本の捕鯨船とグリーンピース
双方に冷静な対応を要請
写真
1月16日、豪政府、応酬続く日本の捕鯨船とグリーンピース双方に
冷静な対応を要請。写真は日本の捕鯨船(右)から投げ込まれた銛(も
り)のロープをつかむ監視船に乗ったグリーンピースの活動家(左)。
14日撮影、グリーンピース提供(2006年 ロイター)
[キャンベラ 16日 ロイター]
南洋を航海中の日本の調査捕鯨船と、その捕鯨をやめさせようとしていた国
際環境保護団体グリーンピースの監視船アークティック・サンライズ号が8日
に衝突して以降、非難の応酬が続いている状態をめぐり、オーストラリア政府
は16日、両者に対し冷静に対応するよう要請した。
14日には、ミンククジラ捕獲のため日本の捕鯨船が放った銛(もり)がグ
リーンピースの監視船に打ち込まれそうになるなど状況悪化が懸念されていた。
キャンベル環境相はラジオで「人命を危険にさらすようなやり方を人々は肯
定しないだろう」としたうえで「双方いずれも人命尊重の必要性を理解すべき
だ」と述べた。
一方、日本側は、安倍晋三内閣官房長官が、日本の調査捕鯨は国際基準に沿
って行われている、と記者会見で述べるなど捕鯨調査の正当性を主張している。
グリーンピースの監視船アークティック・サンライズ号は、捕鯨をやめさせ
る目的で、日本捕鯨船の尾行を数週間続けていたが、8日衝突事故が起きた。
(ロイター) - 1月16日