名古屋市：ジロング市と「湿地提携」へ

名古屋市：豪ジロング市と「湿地提携」へ　市議会で表明　／愛知

　渡り鳥の中継地としてラムサール条約に登録された藤前干潟がある
名古屋市は、シギ・チドリ類が渡来する湿地帯をもつオーストラリア
・ジロング市と０７年度中にも「湿地提携」を結ぶ。２６日の市議会
本会議で、こんばのぶお市議（公明）の質問に大井治夫・市環境局長
が答えた。
　ジロング市は豪州南部ビクトリア州にある人口約２０万人の都市。
湿地は同じくラムサール条約に登録されており、市民による湿地の保
全活用が盛んなことが提携の決め手となった。大井局長は今後の活動
について「インターネットで双方の湿地の状況をリアルタイムでモニ
タリングしたり、小中学生の相互交流を通じ、藤前干潟の保全活用を
図りたい」と話した。【式守克史】

９月２７日朝刊
（毎日新聞） - 9月27