新聞に見るオーストラリア

新聞から「オーストラリア関連記事・ニュース」をスクラップしてみました。

香港資本 豪リゾート会社を買収 ニセコ参入

2007年09月16日 | 経済
 朝日や読売のような中央紙では殆ど扱われないニセコの話題が
北海道新聞07.09.05朝刊の一面にありました。



【倶知安】
 香港の通信大手PCCWグループが八月下旬に、後志管内倶知安町の花園地区で大規模開発を計画しているオーストラリア資本の日本ハーモニー・リゾート(東京)を買収したことが十四日までにわかった。オーストラリア人観光客でにぎわうニセコ山系に香港資本が大規模リゾート開発で参入するのは初めてで、足踏みを続けていた花園開発が進展しそうだ。(関連記事11面に)
 PCCWは香港最大の財閥を率いる李嘉誠氏の二男李沢槽氏が主席(会長)を務める不動産部門担当子会社PCPDが、オーストラリアの親会社ハーモニー・リゾーツ・ニセコなどから株式を100%取得。関係者によると、買収額は二十億~三十億円とみられる。PCPD役員の李智康氏が
代表取締役に就任し、コリン・ハックワース社長も代表取締役に残った。
 日本ハーモニー・リゾートは二〇〇四年、ひらふ地区に隣接した花園スキー場とその周辺の土地約百八十ヘクタールを東急不動産から購入。スキー場経営の傍ら宿泊施設など総額約五百億円の開発計画を発表して、カナダのウィスラーに匹敵するリゾート化を目指していたが、資金提供する提携企業が見つからずに、着工できずにいた。
 香港資本による買収を受けて、同社は、十五年がかりで八千人収容の大規模宿泊施設を建設するとしていた現計画を見直して、新計画の作成に着手する意向を示した。
 同町では、ひらふ地区などのスキー場エリアでオーストラリア資本によって活発にリゾート開発が進められている。隣接する花園地区でも、売上高千億円以上と資金力のあるPCPDが参入したことで、難航していた大規模開発の実現に向けて弾みがつきそうだ。



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