自作スピーカーの部屋

ブログ人からgooブログへ引っ越しです。

SP材料届く

2020-04-26 11:15:34 | スピーカークラフト

注文していたウォルナットの集成材が届きました。 仮に当ててみると全体像(左)がわかります。 後ろ側の材料はやや白っぽいですね、表面研磨が粗目なのもありますが、そもそも別の出所ですから当然ですが、オイル塗装をすれば濡れ色でもっと深い色にはなるでしょう。 

さて、上から見ると(右側)大きくずれています。ここが今回の自作スピーカーの新たな試みです。 写真ではクランプで押さえているので背面板と後側面が直角ですが接合時にはやや傾斜させます。 傾斜のメリットは①内部反射音(共振)の抑制→吸音材も少なくて済む→音も死なない、②デザインもそれなりにカッコいい(ホンとは曲面にしたいところ)

で、その工作手段が下写真のタブテールビットです。

このビットは切削面が8°傾斜しているので・・・もうお判りですね、この8°から逆算して設計したのです。 手持ち丸鋸では正確でキレイな傾斜面カットはできないのですがトリマーなら可能です。 さてうまくいくでしょうか?その前にやる事がたくさんありますので接合写真はかなり後になると思います。


側板の加工に・・・失敗

2020-04-23 17:31:18 | スピーカークラフト

ここまでは今までのスピーカーとほぼ同じ工程でしたが、この後は新たな作り込みになります。 そこで側板の加工を始めたのですがトリマーの加工に失敗です。

左側が失敗部分です、トリマーを10ミリに設定したのに無理な力がかかり切削作業中にビットがずるずると出てしまい12ミリの深さまで掘ってしまいました。 原因は手間を省こうと径の大きなパターンビットを使い加工幅を欲張り過ぎたこと、急ぎ過ぎたようです。

以前作ったタモ材では大丈夫だったので、ウォルナット材の方が硬いのかな?

 懲りたので右側の材はスパイラルビットでトリマーテーブルを使い少しずつ何度もやってものです(これは成功)。  リカバー方法は①深堀りのまま成形し、薄い材を貼って埋める。②設計を変更し全部の材を深堀りして合わせる。う~ん、悩みどころですね、あと2本同じ加工をする必要があるのでそのあとゆっくり考えましょう。

 テーブルソーがあれば簡単なんでしょうが、手持ち丸ノコでは材を立てての加工は無理ですね(ローマは一日にして成らず)。


仮装着してみました

2020-04-17 16:26:26 | スピーカークラフト

ついでにスピーカーを装着してみました、イメージがわきますね。

もう1つの穴は? まだスピーカーユニットを購入していません、そこには同じ16cmスピーカーでも形式の異なるFW168HSが入る予定です。 特性から言ってそれが良いだろうとエクスペリエンスさんからのアドバイスです。 さらにもう一つのウンチク。

このスピーカーとバッフル板との間に隙間があるのが判りますか? 約1ミリ程空けてあります、これは板とピッタリは避けた方がいいというFOSTEXの技術者さんからのアドバイスです。おそらくピッタリにするとスピーカー前面の部品に無理な力がかかり振動モードに悪影響が出るとかウーハの振動が悪さするとかの意味だと思います。

 


鬼目と爪付き

2020-04-16 16:40:46 | スピーカークラフト

スピーカー穴の加工が出来ました。(右表、左裏面)

ところで鬼目ナットと爪付きナットでよく迷います。 以前は鬼目ナットばかりを使っていたのですが、これが結構弱いんです。 硬い木に結構きつくねじ込むせいか時々金属のナット部分が割れ(壊れ)ます、壊れないようにねじ込む木の下穴径を大きめにすると木材が弱くなりバカ穴になったりします(その度に木ダボ埋めて接着、翌日開けなおし)それで前回あたりから爪付きナットを使い始めました。 しかしこの場合裏面の加工が少々面倒になります。(上の写真左参照)

今回はウーハ用にのみ爪付きナット、ツィータには割れにくそうな鬼目ナット(Cタイプ)でやってみました。

左からM5鬼目(Eタイプ:ナット部つぶれる時あり)、M5爪付き(今回使用)、M4鬼目(Eタイプ:よく割れる)、M4爪付き、M4鬼目(Cタイプ:今回使用)


小さな失敗とリカバー

2020-04-12 07:43:44 | スピーカークラフト

失敗とは、スピーカーの端子穴位置です、過去の記憶に頼ったのが間違いでした。 1㎝程ずれて開けてしまい、あわてて訂正した(つもり)穴も5ミリずれていました。 

 

やはり現物合わせでの確認は必用ですね、木ダボを埋め接着乾燥してから彫刻刀で彫りなおしました。

色味は異なりますがどうせスピーカーフレームで隠れますので大きな問題は無いでしょう(気分は悪いけど・・・)。