注文していたウォルナットの集成材が届きました。 仮に当ててみると全体像(左)がわかります。 後ろ側の材料はやや白っぽいですね、表面研磨が粗目なのもありますが、そもそも別の出所ですから当然ですが、オイル塗装をすれば濡れ色でもっと深い色にはなるでしょう。
さて、上から見ると(右側)大きくずれています。ここが今回の自作スピーカーの新たな試みです。 写真ではクランプで押さえているので背面板と後側面が直角ですが接合時にはやや傾斜させます。 傾斜のメリットは①内部反射音(共振)の抑制→吸音材も少なくて済む→音も死なない、②デザインもそれなりにカッコいい(ホンとは曲面にしたいところ)
で、その工作手段が下写真のタブテールビットです。
このビットは切削面が8°傾斜しているので・・・もうお判りですね、この8°から逆算して設計したのです。 手持ち丸鋸では正確でキレイな傾斜面カットはできないのですがトリマーなら可能です。 さてうまくいくでしょうか?その前にやる事がたくさんありますので接合写真はかなり後になると思います。