値上げや資源高騰が景況感の悪化とともに浸透してきました。
更に腹立たしい政局の混迷（というよりあほらしい）がより不安を増幅させます。
そんな中ふと感じたことが一つ・・・先日子供にせがまれて回転寿司にいきました。
子供はお皿を入れると景品があたるシステムが面白くて、そこが大好きです。
ものすごい混雑でしたが、30分待って食べ始めました。
ふと気づくと「トロ」「中トロ」がありません。以前はあったと思います。
一般の寿司屋さんにとって回転率の悪いトロは儲かりませんが、回転率の高い
回転寿司にとっては客寄せのためもあり、安く食べられるトロは必要不可欠な
アイテムです。（損しない仕組みなんです）
それがないということはその回転率をもってしても追いつかない額になってしまった
のでしょう。そんな身近なところに影響が出始めています。
これから小麦などの影響もでてくると思います。
ただ常にお得意様にはお話させていただいていますが、20年前にトロってそんなに食べま
したか？パスタって安売りでしたか？健康食品に頼らねばならないほど不健康でしたか？
私の学生時代ですから、決してそんなはずではなかったと思います。
デフレの功罪ともいうべき「価格下落」であり、それが昨今の問題続出させました。
今ＳＭは業績好調で、外食は不振です。手作りが見直されています。白いご飯が注目され
ています。皆が食について考える絶好の機会が到来しました。
そして日本の笑顔あふれる食卓を演出するために、我々は今日も新しい提案をし続けます。
ご期待ください！