ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 教場 」  長岡 弘樹  

2019-10-30 17:44:32 | 
        「 教場 」  長岡 弘樹

             

図書館の「 お薦め! 映画・ドラマの原作本コーナー 」にありました。
来年1月4日・5日に木村拓哉さん主演で、二夜連続で放送されるそうです。

教場とは採用された警察官が入校する警察学校のことです。
そこで6ヶ月、厳しい訓練を受け、資質、適性を審査して、適性のない人間はふるい落とされ、卒業できたものだけが警察官になれます。

過酷な体力トレーニングと、すべてがルール厳守で、ことあるごとに連帯責任を押し付けられます。
教官は厳しく、何かと言えば「 退校届を出せ 」で、弱い人は心を病んだり、良からぬことをしでかし退校していきます。
全て軍隊式で体罰がまかり通り、本当にこんなに厳しいところかと驚かされます。ライバルを蹴落とそうと心がねじれそう。
以前、読んだ本では、警察学校の同期は強いきずなで結ばれていると書いていました。

教官の白髪の風間公親役を木村さんが演じますが、風間は非情で生徒に難問を指令してすぐに退校届をと言いますが、思慮深くて、厳しい中に愛情があって私は好きです。
読み方も分からなかったけれど、風間さんが好きな漢詩の一節。 「 五能弭罪矣 」( ワレ ヨク ソシリヲ トドメタリ。 私は犯罪を防ぎとめることができた )
読んでいて、正義感が強く、温かい人柄が分かります。
ただし、私が習うには、1週間と持たないでしょうが。 褒められて伸びるタイプですから。 

昔から、私たちを守ってくれている警察官と救急隊員( 消防隊も )、自衛官には尊敬と感謝の気持ちを持っています。
自衛官は接触したことはありませんが、救急隊員の方には何回かお世話になり、不安とパニックの中、てきぱきと優しく親切に接していただき、いい方たちばかりでした。
警察官も巡回に来てくれる方や、交番の方も親切でした。 

ただ、一度だけ警察署に行ったとき、偉そうに怒鳴られ、理不尽な扱いを受けたことがあります。
昔、盗難に遭った自転車が1週間後に放置されているのを知らせて下さる方があり、警察署に電話して親切な応対の方の言う通りに手続きをしたのに、
「 勝手に取りに行ったんか? なんで自分のと分るのか? 」 と、言われ、『 先に電話して聞いて、自分で取りに行ってから盗難届を下げてくださいと言われました。』
『 自転車に名前と電話番号が書いてあり、鍵も合いました 』と言っても、「 誰がそんなこと言った? 」と、勝手に取ってきたの一点張り。
余りにも上から目線でぶつぶつと文句を言うので、「 貴方のお名前聞かせていただけますか? 」と、聞くと、もごもご。
それを聞いていた上司が出てきて「 まあまあ、、、彼も仕事で、、、」と、手続きをしてくれました。 
電話で指示された方の名前を聞いていなかったので、それからは電話での応対は名前を聞いておくことにしています。

どんな作品になっているのか、木村さんが風間さんをどのように演じるのか楽しみにしています。




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