入院中の出来事

入院９日目、息子が面会に来てくれました。　手術結果は、主治医の先生が手術が終わった後、電話で報告してくれていました。
面会は予約制で、病院に着いてから３０分ほど待って面会室へ。１５分間の時間制限付き。
洗濯物と読んだ本を持って帰ってもらい、着替えと代わりの本を数冊持ってきてもらいました。
４コマ漫画や女性漫画誌８冊は、不要なので、部屋のお世話をして下さっている女性に処理を頼んだら、８０才のおばあさんが読みたいそうなので、お譲りしました。
娘や妹や友人が面会に来ると言ってくれましたが、回数と時間に制限があり、わざわざ来てもらっても申し訳ないので、退院したら来てもらうことにしました。

１０日目。病室の外が騒がしい。ベッドを移動したり、看護師さんたちが右往左往しています。
後で聞いたら、院内でコロナ患者が発生して、看護師さんや入院患者が発病。隔離作業でてんやわんや。
大部屋３室と個室３室を除いて、衝立などで閉鎖されました。
リハビリも面会も中止になり、前日に面会に来てもらっていてセーフでした。
同室の肺炎の方の御主人も発病して隔離されたと連絡がありました。
隣りのベッドの同い年の方は、水曜日に退院予定が、先生の許可が出てコロナ騒動の翌日退院していきました。
肺炎の方も、御主人より先に退院していきました。
私とアキレス腱手術の方は、抜糸がまだだったのでそのままです。

トイレも４か所あったのが１か所になり、私たちは、病室から出られなくなりました。
リハビリは３日目に先生が病室に来てくださって再開。
掃除のおばさんも来られなくなり、お茶を配るのも中止で、ペットボトルに。　食前のおしぼりも使い捨てに。
看護師さんも、１～２人になり、血圧や酸素飽和度を計りに来る回数が減り、体温だけは何度も計りに来ました。
土日祭日、先生もリハビリも休みで退屈。本ばかり読んでいたので、息子に受付に本と着替えを届けてもらいました。

１０日後、コロナ解除で衝立が取り払われ平常に戻りました。
リハビリも、階下のリハビリ室に降りていけるようになり、階段の練習です。
採血もレントゲンも異常なし。先生の許可が出て、一週間早いですが退院できることになりました。
アキレス腱の方も同日に退院することになり、同じスーパー利用なので、また会ったら声を掛け合いましょうと約束をして別れました。
一週間、病室で二人でしたが、いろいろお話しできて、おかげで楽しいい入院生活でした。お元気でね。
リハビリでは、今回は２３歳の女性で、国家試験に合格して今年就職した先生でしたが、丁寧にリハビリしていただき感謝です。
３年前お世話になった先生は、中堅になり、私の事を覚えて下さっていて、毎回声をかけてくださいました。
「　もう来ないようにね、転ばないように！　」と、送ってくれました。『　足は２本なのでもう来ません。転ばないように気を付けます。』　
皆さんに感謝して退院しました。

次回からは読んだ本の整理です。
　　　

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