ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 沁みる夜汽車 」の物語  NHK沁みる夜汽車制作チーム著

2021-02-28 19:56:34 | 
        「 沁みる夜汽車 」の物語  NHK沁みる夜汽車制作チーム著  

               

図書館で借りてきました。 表紙に、  何度でも泣ける ありふれた鉄道で起きた ありえない感動の実話  と、書いています。
10話の電車にかかわる人達の日常を実際の写数を数枚挟んで描かれています。
~~~~~~ネタバレあり
「 49歳、年の差を超えた電車のなかの友情物語 」 
通勤の満員電車で体調の悪くなった小学1年生の少年を助けたおじさんと小学生が、その後友達になり、毎朝20分間電車の中で話すようになる。
それはおじさんが停年になる年まで続き、小学生は中学生になっていた。 約束していた富士登山にも行き、49歳差の友情は今も続いている。

いいお話でした。よほど気持ちが合ったんでしょう。 お互いに「 小さな友達 」「 大きな友達 」と呼びあって。
家族ぐるみのお付き合いが続いているそうです。
~~~~~~
私も学校を出てお勤めしていたころ、毎日、同じ駅から同じ電車に乗り同じ駅で降りる知り合いができました。
自然と挨拶を交わし、いろいろ話すようになりました。 私は金融機関に勤めていて、彼は市役所に勤めていました。
その後、私が転勤になり、反対車線の電車に乗るようになり、それきりになりました。
顔も名前も忘れてしまったけれど、元気にしているかしら。 いいお爺さんになってるでしょう。ふと、思い出しました。
~~~~~
他のお話もほっこりするいいお話ばかりでした。
何度でも泣ける話と書いていましたが、泣ける話はありませんでした。 
なぜなら、鉄道に関わって、電車を介して人と繋がって一途にことを成し遂げ、皆さん、幸せだったと思うから。
続編も出ているようなので、機会があれば読んでみます。

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