ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 居酒屋 ぼったくり おかわり! 」 秋川 滝美

2020-05-25 01:08:12 | 
       「 居酒屋 ぼったくり おかわり! 」  秋川 滝美

               

「 居酒屋ぼったくり 」の番外編。 美容院の先生に出ているのを教えられ、図書館にリクエストしていました。

美音と要が結婚して、ぼったくりの2階に新居を増築。 お店も改装して新装開店後の「 ぼったくり 」のその後。
常連さんの同僚が、ひょんなことから、初めてぼったくりに入店。顔を合わせた2人はその後、時々一緒に来て飲むように。
その同僚がまた彼女を連れてきてと、ぼったくりの料理と酒と居心地の良さに、新規のお客さんが増えていく。

新装開店の花を持って帰る風習は知っていましたが、「 花ばい 」の名前までは知りませんでした。
貰ったことはありませんが、大阪のおばちゃんは厚かましい、いえ、協力的で、常連さんでない通りがかりの人が、あれよあれよと言う間に持って帰り、あっという間に花はなくなります。

要さんはすっかりこの町に馴染み、町の寄り合い所の提案、不法投棄の解決策、アキとリョウの喧嘩のアドバイスまで、なんでも相談に乗ります。
容姿端麗、仕事ができ、男っぷりが良く、美音にはぞっこん。 なんだか出来すぎの気がします。 美音さん幸せで、羨ましいわ。
後半は2人のおのろけ話。 こんないい旦那さんは私の周りにはいなかったな。亭主関白ばかり。 時代が違うと言えばそれまでだけれど。
最近の旦那さんは皆優しくて、家事も子育ても一緒。 今の時代は専業主婦は少なくて、共働きでないと生活が大変だものね。協力しないとね。

馨と哲との結婚も決まり、アキとリョウも上手くまとまりそうだし、常連さんは元気で、美音と要には二世が誕生してと、近いうちにまた、ぼったくりの続編が読めそうな気がします。
日本酒とワインは苦手なので、紹介されたお酒は飲めませんでしたが、お料理はいろいろ参考になりました。
今回のお料理の新タマネギのマリネと丸ごと煮を作って、日本酒の梅と塩昆布割りを飲んでみましょう。 
また会う日まで。


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コメント (2)
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