ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「蹴りたい背中」 綿矢 りさ

2013-11-16 22:22:06 | 

  「蹴りたい背中」  綿矢 りさ

  
 
   2004年、芥川賞を史上最年少の19歳で受賞。

   高校一年生の長谷川初実と中学の友人絹代、
  ふとした事で話すことになったクラスメートの少年、にな川の三人。
  絹代は、高校生になってグループで友達と付き合っているが、
  長谷川とにな川はクラスで浮いている。

 
  「余り者」  理科実験の班づくりであぶれ、お弁当も一人、陸上部でも
  話し相手すらいない。 にな川はモデルのオリチャンに夢中。
  クラスの余り者同士の奇妙な関係。
  一緒にいても、いつも背中を向けているにな川。

 
  青春小説だが、恋愛や、友情、スポーツなどでなく
  インストール同様、彼女の書く小説の主人公は、
  ちょっと孤立して陰りがある。
  
 
  
 
  
  
  
  
        
  
  
  
  
 
 
コメント
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