アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

薬味について

2016-12-23 06:42:31 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
 わが家で夏の昼食時にそうめんを食べるとき、いつも母が薬味を添えてくれる。刻んだねぎとみょうがに青じそ、そしてすったしょうがである。もちろんチューブ入りのわさびも用意してある。

 さて、こうして薬味と一緒に食べると麺類はよりおいしくなるわけだが、薬味は麺類に添える以外に何か活用する手はないのかと思ったことがある。たまたまそのとき、NHKの「まる得マガジン」という5分番組で、「ワンランクアップ! 京料理人直伝の薬味術」というのを放送していた。見たのは1回きりだが、何回かのシリーズで、今となってはどれを見たのか思い出せないが、これだっ!と思って番組テキストを書店で買った。それが写真の一冊。

NHKテレビテキスト まる得マガジン
 ワンランクアップ! 京料理人直伝の薬味術 定価600円(税込)

 この本なんだけど、「まる得マガジン」2013年8月―9月放送の番組テキストで、全8回の放送だったらしい(もう昔のことなのですっかり忘れました)。

 で、この本を買って絶望してしまった。この本を読めばわかるんだけど、結局薬味は包丁でできるだけ細かく切る(あるいは千切りにする)というのに尽きるんですね。細かければ細かいほどいい。そしてそれを料理の上に乗せると。ただそれだけ。それが薬味の正しい使い方であり、薬味が最も引き立つという。

 がーん、こっちはプロの料理人じゃないんだから、そんなに細かく切れるか! というわけで薬味に凝ることは諦めました、私。っていうか無理でしょ、そんなにか細かく切るとか、千切りにするとか、っていうのは。

 ショックですよ、ショック。一生懸命練習すれば、そりゃ千切りにすることはできるでしょうが、かなり訓練しないとね。でも悔しいからやってみようかと思うときはあります。確かにねぎやみょうがはできるだけ細く切った方がいいものねえ。その方がおいしく麺類を食べることができる。

 うーむ、っていうか、こういう記事は夏に書かないといけない。また季節外れになってしまっている。反省。

 付)上記のNHKテキストは、今ではもう手に入らないでしょうが、それぞれの薬味の扱い方が簡潔に書かれていて便利です。具体的には、しょうが、青じそ、ねぎ、わさび、みょうが、みつば、すだち&ゆず、大根おろし、の8種類です。もし古本屋で見かけたら買ってみてはどうでしょうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿